時の化石

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「バレットジャーナル」は手帳難民のたどりついた最良のノート術だ

どーも、ShiShaです。 右ひざの痛みがひかず、奥さんに叱られて医者に行ってきました。
単なる関節炎で少し水がたまっているとの診断でした。
1日2回しか貼ってはいけない(なんか効きそう!)、ロコアテープという湿布薬を処方頂きました。
昨夜、風呂上りに貼って、朝起きるとかなり痛みが改善しました。
やっぱ、奥さんのいうとおりでした。
足を痛めた原因はいまだに分かりませんが。。。
ということで、スクワットはお休みです。

ShiShaは、10年くらい手書きの手帳を使っていますが、長年にわたり「手帳難民」をしてきました。
既製品はどれも良くできてるけど、日々の生活、研究開発、ビジネス、趣味など、何にでも使えるものはないものか?
そう考えた方、いらっしゃいませんか?

私が、昨年末に出会ったのが「バレットジャーナル」です。
今日は「バレットジャーナル」 の素晴らしさについてご紹介します。
このノート術は、実によく考えられたシステムです。
一つのノートで、あらゆることに対応することができます。
「バレットジャーナル」は、特に、エンジニア、ライターの皆さんにおすすめです。

バレットジャーナル

実は、昨年末ぎりぎりまで、新しい年の手帳をどうするか悩んでしました。
ちょうど仕事にも悩んでいた時期でもあり、鬱鬱とネット検索する日々でした。
そんな頃、出会ってしまったのが、「バレットジャーナル」でした。
早速、本屋に行き、本を買い求めました。

「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」 ダイヤモンド社

本を読んだ時、探していたのはこれだ!と思いました。
今日まで、約半年、「バレットジャーナル」を続けていますが、その気持ちは変わっていません。
ちなみに、この本には、目標を達成するコツ、問題を見直し状況を変える技術など、人生に役立ついろいろな記事が書かれているんです。
おすすめの本なので、興味を持たれた方は是非、ご一読ください。

「バレットジャーナル」は、アメリカ人のデジタルプロダクト・デザイナーであるライダー・キャロルさんが開発したノート術です。
調べてみたら、このノート術は、数年前から世界中のIT技術者などを中心に、盛り上がっていたのですね。
ライダーさんのwebsiteのアドレスは下記です。
よかったら、訪問してみてください。

https://bulletjournal.com/pages/about

日本国内でも、すでに「バレットジャーナル」を採り上げている人が多くいます。
手作りや絵の好きな女性が結構、食いついてますね。
僕はきれいな絵なんか書けないけどね。

このノート術ではラピッド・ロギングという、独特のノートの書き方を使います。
これは短時間に記録するためには非常に良い手法です。
日本語を記録するには、前置詞、接続詞、句読点の位置、文章の構造など、様々なことを考えながら書かなければならないので、時間がかかります。
ラピッド・ロギングの記録は実に早いです。

というこうとで、毎日使っています。

下にラピッドロギング記載例を示しました。
意味は、下記のとおりです。いかがですか?
「A社山田さんに、設計仕様の確認メールを送付済み」
「鎌田先生と、新宿とんかつ「あおば」でランチした。次回は8月にアポイントを取る必要がある。」
「娘のバースデーケーキを用意しなければならい。予約をして、ピックアップの方法を決めなければならない。チーズケーキはNGだ。 」
文の先頭の記号(バレット)が、メモなのか、タスクなのか、イベントなのかを示しています。

ラピッドロギングの例

「バレットジャーナル」は、インデックス、フューチャーログ、マンスリーログ、ディリーログ、コレクション、トラッカーなどから構成されます。
ページ番号付きのノートに書くのが特徴です。
フューチャーログは数ヶ月、半年後あたりのざくっとした計画を書くフォーマット。
これが意外と便利で、書いてみると、大体そのとおり実現するんですね。
計画はフューチャーログ → マンスリーログ → ディリーログという流れでブレイダウンして実行します。

コレクションは、分かりやすくいえば、特別のテーマについて書くところで、例えば、数ページを確保して「ハワイ旅行の計画」、「新しいブログの題材の調査」とか「製品開発の課題」などをテーマについて書くことができます。
整理するべき情報がなんであろうと、コレクションで対応することができます。
トラッカーは習慣づけたいことなどを、チェックするフォーマット。
例えば、毎日の日課のスクワットの実施をチェックするために使います。
どれも、考えられて良くできている。
そして、インデックスに、記事を書いたページを記入することで、いつでも情報にアクセスすることができます。

私は、手帳には日常のことも、仕事のことも全て同じディリーログに書きます。
その日にあったこと、その日に感じたこと、人と会って話したこと、顧客からの依頼、宿題、用意すべきこと、新しい発想・アィデイア、開発中製品の評価結果、食べたものの感想、本の感想などなど雑多。
また、研究開発などは、進行に応じて記述を増やしていく場所が欲しい。
そのページに、容易にたどり着きたい。
これを全てこのノート術で実現できるのです

「バレットジャーナル」は、世界中にネットコミュニティがあり、現在も進化を続けています。
ShinShaにとっては理想のノートシステムといえます。

私が使っているバレッジャーナルノート(ほぼ日カズンのカバーに入れている)

「バレットジャーナル」を実践してきて困ったこと

半年間、「バレットジャーナル」を使ってみて困っているのは次の2点です。
 (1) バレットジャーナル用ノートが重い
 (2) フューチャーログ、マンスリーログなど手作りの手間がかかる

「バレットジャーナル」が使える主なノートは現在のところ3種類です。
サイズはどれもA5サイズです。
どれも立派で高価なノートなんですが。。。重いのです。
これを夏場、毎日持ち歩くのはつらい。

品名 ページ数 重さ[g]
ロイヒトトゥルム1917 251 420
ロディアゴールブック 224 372
クオデバイス Life Journal infinite 224 450

もう一つは、フューチャーログ、マンスリーログなど手作りの手間がとてもかかるのです。
マンスリーログは毎月、定規で線を沢山引いてマス作って、作る必要があるのです。
ShiShaは図画が苦手で、おまけに老眼でノートのドットが見えず、これがきれいにできないのですね。
(絵について偉そうに評論させて頂いていますが、実は図画が苦手なんです。。)
しかも作成に時間がかかる。

そのような悩みの中で思いついたのが、「ほぼ日手帳、カズンday-free」を使うことです。
調べてみると、この手帳のスペックは、A5サイズ171ページ(マンスリーは除く)、重さ230gです!
素晴らしい。さすが、ほぼ日! 海外の有名どころに全然負けてない!
こうしてみると、ほぼ日の「トモエリバー」という用紙は画期的なんですね。
軽くて丈夫、しかもペンのスベリがいい。
しかも、「ほぼ日手帳、カズン、day-free」には、マンスリーカレンダーは印刷してあるし、白紙ページは方眼用紙になっている。
いうことないです。

ほぼ日カズンday-free これから使うので未開封

まとめ

今日は、画期的なノート術「バレットジャーナル」について、ご紹介しました。
このシステムは、非常によく考えられていて、様々な目的のために柔軟に使うことができるノート術です。
愛着あるノートはいつも持って歩きたいですよね。
しかし、これを使えるノートがとても重いのです。

ShiShaは長らくほぼ日手帳のユザーなので、来月から「ほぼ日手帳、カズンday-free」を使うことにしました。
ほぼ日さん、「バレットジャーナル」向けのノートを作ってもらえませんか。
ナンバードノートにして、マンスリーはそのままで、インデックスを印刷してください!
(実は、新宿マルイ出張販売でday-freeを購入した時に、社員の人にお願いしたら、「上に伝えまーす」と言ってくださいました。)

今日もお付き合いありがとうございました。
少しでもアクセスが増えるよう、勉強して行きたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。