時の化石

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『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』は、若さを維持するための、最強のメソッド。ダイエットにも。

SinShaです。
大雨でひどい被害が出ています。
九州地区の皆さんのご無事を祈ります。

日本の気象は、もう完全に亜熱帯化して、30年確率の雨が2−3年に1回来るような状況になっています。
これまでの治水、治山の常識が、役立たなくなりつつあります。
地球温暖化のしっぺ返しです。

さて、今日は、鎌田實(著)『70歳、医師の僕がたどりついた鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』についてご紹介します。
この最強のメソッド、読まないとソンですよ!

あっという間に歳を取った

何だか、あっという間に還暦を超えてしまった。。。
本当に50歳過ぎてからは、またたく間。
体のあちこち痛んできましたね。
腰も痛い、膝も痛い。
血圧も血糖値も気になる。
とにかく、できるだけ、長く元気でいたいものですね。
そして、頑張って働いて、毎日を健やかに過ごしたい。
毎日の生活をエンジョイしたい。
これは、すべての人の願いです。

今回、ご紹介する本は、長く元気に暮らしていくための、大きなヒントになると思います。
どうか最後まで読んで下さいね。

3年で9kgやせて若返った鎌田實先生

最初に、本の作者、鎌田實先生のプロフィールをご紹介しますね。
テレビ、ラジオで、先生のことをご存知の人も多いと思います。

(鎌田實先生のプロフィール )

東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけた病院を再生させた。 「地域包括ケア」の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導いた。   チェルノブイリ原発事故後の1991年より、ベラルーシ放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援(JCF)。
2004年からはイラクの4つの小児病院へ4億円を超える医療支援を実施、難民キャンプでの診察を続けている(JIM-NET)。  東北はもとより全国各地の被災地に足を運び、多方面で精力的に活動中。 ベストセラー「がんばらない」他、著書多数。

鎌田先生は60歳過ぎて、体重が増え度重なる骨折を経験した。
70歳から一念発起して、毎日「スクワット」と「かかと落とし」を実践して、3年で9kg体重が減少。

血圧、血糖値も下がり始め、この方法が健康にもよいことが分ってきた。
その後、独自の方法を考案するまで、いろいろ研究して、書かれたのがこの本です。

『70歳、医師の僕がたどりついた鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』

鎌田先生は、私が尊敬する偉い医師なのです。
つぶれかけた諏訪病院を再生したり、1965年脳卒中の死亡率が全国ワースト上位だった長野県を、長寿県に変えたキーパーソンとなったり。
それから、チェルノブイリイラクでの国際的人道支援活動をされています。
とにかく、他の人のために、東奔西走で活躍されている素晴らしい人物です。
これまでの鎌田先生の物語は、集英社文庫「がんばらない」に書かれています。

若さを保つ「筋活」

人間は加齢とともに、筋肉量が減少していきます。
「平成30年度高齢化社会白書」によると、65歳以上の人で、介護が必要になった原因の37%が、フレイル、骨折、店頭、関節の病気など、運動機能に関わる症状となっています。
だから、若さを保つためには、筋肉量を維持することが重要。
先生は、この本で、筋肉をふやす「筋活」、筋肉を維持するタンパク質を摂取するための「タン活」を提唱しています。

フレイル、僕も分からないので、ググりました。

フレイルとは、健常から要介護へ移行する中間の段階。 加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指す。

しかし、運動が苦手な人、たくさんいますよね。
また、ジムに行ったり、走ったりする時間なんて、とても取れない人も多いですよね。
コロナで外に行くことも怖いし。

だから、「スクワット」と「かかと落とし」なんですね。

この二つは、年が何歳でも、時間がなくとも、誰でも実践できる。
1セット実施するために、5分程度あれば十分。
器具も必要ない、着替える必要もない。 場所もどこでもできる。
だから、鎌田先生は、この2つのメソッドの普及を行っているのです。
実際に、イラクの難民キャンプでも普及活動されています。
彼が、世界中に広める若さと健康を維持するための「筋活」メソッド。

出典:『70歳、医師の僕がたどりついた鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』、鎌田實、PP.15、集英社

夢の若返りホルモン「マイオカイン」出すのは太もも勝負!

ところで、何故、「スクワット」が良いのでしょうか?
先ほど、書いた容易にできること意外にも理由があるはずです。

「スクワット」が良い理由は、太ももが体の中でもっとも筋肉量が多く、これが太ももの筋肉を手軽に鍛えられる方法だからです。

ここで本に書いてある「スクワット」の効能をまとめます。

<スクワットの効能>

基礎代謝が向上し、太りにくくなる
・ 太もも、ウェストが細くなる
・ 夢の若返りホルモン「マイオカイン」を効率よく分泌
・ 血糖値、血圧の低下
・ がん、脳卒中、糖尿病、認知症などのリスク低下
脂肪肝の改善

「マイオカイン」とは、何でしょうか。
おお、そんあホルモンがあるのですね!

「マイオカイン」は筋肉作動物質の一種で、運動によって筋肉から分泌されます。 筋肉量の多い太腿を鍛えるスクワットにより、効果的に分泌させることができます。
「マイオカイン」血糖値、血圧の低下,がん、脳卒中、糖尿病、認知症などのリスク低下の驚くべきデータが近年発表されており、夢の若返りホルモン、万能ホルモンとよばれています。

この本では、体力が無い人でも、体が弱っている人でもできるように「反動スクワット」、「イスありスクワット」、「スロースクワット」、「スーパースクワット」の4種類の方法が書いてあります。
まあ、私の文字ばっかり見てても、やり方わかりませんよね。
YouTubeの動画がありますので、是非ご覧ください。

鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」
これ、一番きつい「スーパースクワット」(笑)
www.youtube.com

骨密度改善、転倒防止、美肌効果もある「かかと落とし」

老化を防ぐためには、「筋活」も重要だが、当然、骨も重要です。
筋肉が、いくらついても、骨がスカスカではしょうがない。
だから「骨活」も大事。
「かかと落とし」については、先生が考案した、もっとも効果的な「骨活」法とのことです。
これも、簡単にできる方法ですね、
立って、かかとを上げて、力を吹いてトンと落とすだけ。
10年以上継続されてきた先生の骨密度は130%もあるそうです。

ここで「かかと落とし」の効能をまとめます。

<かかと落としの効能>
骨粗鬆症の予防
転倒・骨折防止
高血圧、糖尿病、動脈硬化、メタボ予防
認知症予防
美肌効果

私の母親(86歳)は、膝が弱く、よく転ぶんで心配しています。
今度、かかと落としを教えてあげよう。 いすに、つかまればできるんじゃないかな。
しかし、美肌効果まであるとは、恐るべし!

私の体験記

実は、私もスクワット2年ほど続けてやっています。
きっかけは、2年前、文化放送大竹まことのゴールデンラジオ」で、鎌田先生がスクワットで随分やせたことを話されたのを聞いたからです。
私はそれ以来、毎日スクワットやってます。
私がやってきたのは、普通のスクワット20回 x 2セットです。
昼ごはんには、好きなラーメンもよく食べます。
最近は、ブログネタのため、スタミナ焼きとか、巨大な揚げ物にも、無謀にも挑戦してます(もうじき書きます)。
それでも、何とかメタボぎりぎりのウェスト85cmをキープしてます(涙)。
私がやってきた、普通のスクワットでも効果は実証済みです。

今回、この本を読んで、鎌田式「スーパー・スクワット」をやってみたら、かなりキツイ。
だから、先生の方が効果が出てるんだな。
それで、即、鎌田式に変更しました(笑)。
もう少し、ウェスト絞りたいですからね。
効果は、どこかで、またご報告しますね。

まとめ

今回は、医師、鎌田先生が書かれた『70歳、医師の僕がたどりついた鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』をご紹介しました。
本の中では、イラスト付きの「スクワット」と「かかと落とし」の解説があります。
先生は誰れでも実践できるように、4種のスクワット、2種のかかと落としの方法が紹介されています。
また、筋活、骨活、タン活のための食事なども載っていますよ。

今日もこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ShinSha