どーも、ShinShaです。
東京は、今日も雨模様で、気温が低い1日でした。
昨日の「GOTOキャンペーン」の東京外し、東京の人は、皆怒ってますね。
うちの奥さんも、かなり怒っています。
しかし、このところの陽性率上昇はかなり危険な状況です。
どーせ、国は頼りにはならいないから。
皆さん、自分で防衛するしかないですね。
まあ、気分を変えて、素敵なジャズでもいかがでしょうか。
今回、紹介するのはスタンゲッツのアルバム、「ゲッツ・オー・ゴー・ゴー」です。
このアルバム、ボサノバの歌姫アストラッド・ジルべルトも参加しているんですね。
ボサノバの名曲も入っていて、初心者の皆さんにも、おすすめの名盤です!
スタン・ゲッツ、ボサノバ、アストラッド・ジルべルトという組み合わせでは、イパネマの娘が入っている「Getz/Gilberto」の方が有名です。
しかし、ShinShaは「Getz/Gilberto」のスタン・ゲッツのプレイが、いまいちボサノバに乗りきれていないと思うのです。
それで、このアルバムをご紹介することにました。
このライブアルバムでは、ゲッツも、ジルベルトもご機嫌のプレイしていますよ。
クルーテナーの巨匠 スタン・ゲッツ
スタン・ゲッツ(Stan Getz、1927年2月2日 - 1991年6月6日)
アメリカ合衆国出身の白人ジャズ・サクソフォーン奏者。本名はスタンリー・ゲイツキー(Stanley Gayetzky)。テナー・サックスの名手で、卓越したテクニックとクールなサウンドで人気を博した。
スタン・ゲッツはShinShaの大好きなジャズミュージシャン。
スタンゲッツのアルバムはどれを聴いてもハズレがない。
私生活では、すごいジャンキーだったらしいですが、天才アーティストなんですね。
私には、初期の[Dear Old Stockholm」から、最期のアルバムの「First Song」まで、好きな曲が、たくさんあります。
彼のテナーサックスは、饒舌でよく歌う。
そして、紡ぎ出すフレーズが、本当に美しいアーティストです。
バラードでの叙情的な美しいフレーズや、完璧なテクニックを持っている。
一時期、この人のアルバムを集めていた時期があったんですが、この人、一杯レコード出しているんですね。
結局、途中であきらめました。。。
しかし、今でも、代表作は大体もっています。
Getz Au Go Go
01 .コルコヴァード [feat. アストラッド・ジルベルト] 02.春の如く [feat. アストラッド・ジルベルト] 03.エウ・イ・ヴォセ [feat. アストラッド・ジルベルト] 04.サマータイム 05.オンリー・トラスト・ユア・ハート 06.ザ・シンギング・ソング 07.ザ・テレフォン・ソング [feat. アストラッド・ジルベルト] 08.ワン・ノート・サンバ [feat. アストラッド・ジルベルト] 09.雨の日に 10.シックス・ニックス・ピックス・フリックス
スタン・ゲッツ(ts) アストラッド・ジルベルト(vo) ゲイリー・バートン(vib) ケニー・バレル(g) ジーン・チェリコ、チャック・イスラエル(b) エリシオ・ミリト、ジョー・ハント(ds)
このアルバムは、1964年8月19日、ニューヨーク、カフェ・オー・ゴー・ゴーにてライヴ録音。
アルバムタイトルは、カフェの名前なんですね。
この前年にスタン・ゲッツの「Getz/Gilberto」が大ヒット。
本アルバムはその勢いにのって作られた作品です。
バンドメンバーは、ゲイリーバートン、ケニー・バレルですか、豪華なミュージシャン集まってますね。
いつものように何曲か感想をかいてみますね。 Apple Music Link
●コルコヴァード Corcovado (Quiet Nights Of Quiet Stars)
ブラジルのリオデジャネイロ市街を見下ろす丘、「コルコバード」のタイトルをもつ曲。
かのアントニオ・カルロス・ジョビン作詞・作曲のボサノバの名曲。
ロマンチックで美しい曲です。
ジルベルトの歌もロマンチックでいいですね。
バレルのギターのフレーズが、美しいです。
ゲッツのテナーが軽快に歌っています。
ちょっと曲が短くて残念ですね。
もう少し、聴いていたかったです。
●春の如く It Might As Well Be Spring
アメリカのミュージカル映画『ステート・フェア(State Fair)』の挿入歌。
ジャズのスタンダード曲。
ちょっと調べたら、この曲を最初に取り上げたのは、このアルバムかもしれませんね。
春の如く は、アルバムのベストチューンだと思います。
ジルベルトの可愛い、スキャットから始まります。
ボサノバのリズムに乗った美しい曲です。
ジルベルトの歌、ヘタウマでいいですね。
この人の歌は、ムード、雰囲気なんだよね。
とにかく、理由がわからないけど、いんだよね、
ゲッツのテナーも、原曲のメロディを崩さず、あちこちにみせるゲッツ節。
ご機嫌なボサノバチューンです。
●オンリー・トラスト・ユア・ハート Only Trust Your Heart
ベニーカーター作曲のスタンダード。
美しいバイブのイントロからスタート。
この曲も素敵ですね。
ジルベルトの歌、この曲もとても良いです。
なぜ良いんだろう(笑)。
めずらしく、ゲッツは大人しくプレイしています(笑)。
しかし、メロディアスで美しいテナーです。
この人のテナーはボーカル以上に歌うんですよね。
●雨の日に Here’s That A Rainy Day
これは、ゲッツのカルテットによる演奏。
久しぶりに聴いたら、この曲のゲッツのプレイが、めちゃくちゃいいのです。
最初は少しエモーショナルにプレイを始める。
美しいです。
そして途中からは、縦横無尽に歌っています。
ゲーリーバートンのバイブもリリカルなプレイで素晴らしいです。
このままずっと聴いていたいですね。

- アーティスト:ニュー・スタン・ゲッツ・カルテット
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: CD
まとめ
本日は、スタン・ゲッツの「ゲッツ・オー・ゴー・ゴー」のご紹介でした。
これから、夏に向かって、聴くのにとても良いアルバムです。
バックグラウンドミュージックとしてもいいアルバムです。
実は、アストラッド・ジルベルト、私の大好きなジャズボーカリストなんです。
近いうちに、彼女名義のアルバムも紹介してみたいです。
何十年聴いてて、いまだに、何故、彼女のボーカルが良いのか謎なんですが(笑)。
今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
美しい音楽や、アートについて、これからも書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha