時の化石

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わが永遠の歌姫アストッラド・ジルベルト。1964年、気だるいウィスパーボイスは世界中を虜にした。

どーも、ShinShaです。
今日は久しぶりに晴れ間が見えました。
散歩したら、結構暑かったですよ。
全国に被害をもたらした、この梅雨が早く明けてくれると良いですが。

今日は、気分を新たにして音楽の記事です (^^)
前回の音楽の記事に続いて、わが永遠の歌姫、アストッラド・ジルベルトのアルバムをご紹介します。

アストラッド・ジルベルト

アストラッド・ジルベルトの来歴 wikipediaより引用

アストラッドは、1940年、ブラジル・バイーア州でブラジル人の母とドイツ人の父親の間に生まれ、リオ・デ・ジャネイロで育った。
1959年にジョアン・ジルベルトと結婚。
1963年にアメリカ合衆国に移住し、同年3月、アルバム『ゲッツ/ジルベルト (Getz/Gilberto)』のレコーディングをジョアン・ジルベルトスタン・ゲッツアントニオ・カルロス・ジョビンと共に行った。
そのときまで彼女はプロの歌手として歌ったことはなかったが、彼女の歌声にプロデューサーのクリード・テイラーが目をつけ、彼女が英語で歌う「イパネマの娘」が作られ、これがアメリカを中心に大ヒットする。
しかし、ジョアンとアストラッドは1960年代の半ばに離婚する。
イパネマの娘」の大成功により、彼女は一躍ジャズスターとなり、その後すぐにソロ・デビューする。彼女はブラジルのボサノヴァと、アメリカのジャズ・スタンダードの架け橋的な役割を果たす。

彼女は、まさにシンデレラですね。
スタンゲッツと夫が作ったアルバム『ゲッツ/ジルベルト』に、プロデューサーのアイディアで、飛び入り参加で「イパネマの娘」を歌った。
プロデューサーは、ジョアンの歌もゲッツのソロも削って(笑笑)、3分以内に曲を編集したシングルをラジオ局に売り込んだ。
これが200万枚の大ヒット、彼女は一躍大スターに。

ネットで調べてみると、「イパネマの娘」は、ジャズではもっとも演奏された曲の一つとのことです。
前回の記事にも書きましたが、いまだに彼女の歌の魅力がどこにあるのか、私には謎のまま。(笑)
アマゾンのレビュー見ても、皆んなそんな感じですね。(笑)
しかし、何ていってもグラミー賞歌手ですからね!
良いものは良いんです。
  
YouTube調べてたら、アストラッド・ジルベルトのカラーのムービーあるんですね(^O^)/

やっぱり、美人です。 (^○^)
クリスマスパーティーで「イパネマの娘」💦

このムービーには、スタン・ゲッツも、ゲイリー・バートンも出てます。
ゲッツのテナーサックス、いいですね。

www.youtube.com

アストラッド・ジルベルト

アルバム 『いそしぎ』

0 1. いそしぎ 02. アルアンダ 03. カーニヴァルの朝 04. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 05. ジェントル・レイン 06. ノン・ストップ・トゥ・ブラジル 07. オ・ガンソ 08. フー・キャン・アイ・ターン・トゥ? 09. デイ・バイ・デイ 10. 悲しみよ、さようなら 11. ファニー・ワールド

アストラッド・ジルベルト『いそしぎ』1965年

レコード会社のアルバム説明

透明感溢れるヴォイスで魅了する“ボサノヴァの女王”アストラッド・ジルベルトのセカンド・アルバム。クラウス・オガーマン、ドン・セベスキーらがアレンジを手掛けたゴージャスなオーケストラをバックに清楚な色気を漂わせて優雅に歌う。

ファーストアルバムと、セカンドアルバムは、どちらも良いので迷いました。
今回は、好きな曲が多いセカンドアルバム「いそしぎ」を紹介することにします。
このアルバム、かなりの回数聴いていますが、聴き飽きません。
軽くて、おしゃれな曲が多いからBGMとしてもいいですね。

そうか魅力は「清楚な色気」だったのか(笑)
例によって何曲か感想を書きます。

Apple Music Link

●いそしき ”The Shadow of Your Smile”
映画『いそしぎ』の主題歌。
エリザベス・テイラーの映画らしいですが、残念ながら、僕は見たことはありません。
有名なスタンダード曲です。

アストラッド・ジルベルトの「いそしぎ」は、少し気だるくていいですね。
ボサノバのリズムと溶け合う、ストリングスアレンジが美しいです。

最後の、スキャットと、ピアノが印象的ですね。
すばらしいです。

●カーニバルの朝 "Manha de Carnaval"
ルイス・ボンファ作曲の映画『黒いオルフェ』主題歌。
これも有名なボサノバのスタンダード。
この曲は美しい曲ですね。

僕は、この曲が大好き。
サックスで聴いても、ギターで聴いても良い。

ジルベルトの歌は、曲にすごくマッチしています。
バックはギタがーメインのシンプルなアレンジ。 少し淋しくて胸が締め付けられるような気持ちになる。
美しい。

おいおい、もう終わって終わってしまうのか。
もう少し聴いていたかった。

●フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン "Fly Me To The Moon"
有名なジャズのスタンダード。
「私を月に連れて行って」、最近もどこかで聞いたことがあるような話の歌詞。
おしゃれなアストラッド・ジルベルトスキャットから始まります。

この曲は都会的なボサノバにアレンジされています。
ハイトーンのところは声が出るかどうか、心配になっちゃうのがいいですね。(笑)
ストリングスのアレンジが美しいです。

●ジェントル・レイン "Gentle Rain"
これもルイス・ボンファ作曲のボサノバの名曲。
美しいボサノバ 。
アストラッド・ジルベルトのジェントル・レインも素晴らしいです。
これも、淋しくて美しい曲です。
ストリングスのアレンジが良いですね。

どれも曲が短いので、何を書こうか考えているうちに終わってしまう。(笑)
これもプロデユーサーの戦略なのかな?

まとめ

やはり、アストラッド・ジルベルトの歌は、いいですね。
少し、おしゃれで気だるいボサノバの数々。
他にも良いアルバムたくさんありますよ。

今回紹介できませんでしたが、トロンボーンプレイヤー向井滋春の「SO-SO」という名盤があるんです。
あまり有名ではないですが、このアルバムの中のアストラッド・ジルベルト「シャンペインとキャビア」、「ホールド・ミー」は絶品です。
私はこのアルバム、ずっと聴いてきます。
今日も、ブログ書くために、好きな音楽を聞くことができて楽しかったです。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
少し懐かしくて美しい音楽や、アートについて、これからも書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha