時の化石

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山下達郎『IT'S A POPPIN'TIME』、1978年、奇跡のライブアルバム。坂本龍一(kb)、吉田美奈子(cho)、 村上“ポンタ”秀一(ds)が参加。

どーも、ShinShaです。
今日は、どこにも出かけず、家でデスクワークです。
たまっていたデスクワークが大分片付きました。
しかし、相変わらず、夕方までblogに何を書こうか迷っています。
それで、あわてて書いて、投稿するので、誤字があったり、いろいろ間違っていて、投稿後に修正。
皆様、ご迷惑お掛けします。
立て直しをしないといけないなぁ、戦略がなさすぎる。

今日から、ブログをリスト形式で表示しました。
トップの記事には1ヶ月ちょっと前に書いた『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展。「ひまわり」について知っておくべきこと。そして、ゴッホを有名にした女 ジョーの話。』を置きました。
ゴッホについて、あまり日本では知られないことが書いてあります。
よろしかったら、読んでくださいね。

今日は、1978年のライブアルバム、山下達郎『IT'S A POPPIN'TIME』のご紹介です。
このアルバム、何と、山下達郎坂本龍一が共演しているアルバムなのです。
おまけに、吉田美奈子(vo)、 村上“ポンタ”秀一(ds)も参加。
これは、良いアルバムに決まっています。

このアルバム、通の間では知られていますが、いまいち有名ではありません。
ネット調べてみると、山下達郎坂本龍一は、仲が良いみたいですね。
いくつか、共演しているアルバムがあります。

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山下達郎『IT'S A POPPIN'TIME』 1978年

山下達郎さんのこと

山下達郎は、大学生の時代から聴いています。
都会的で、外国のミュージシャンみたいなポップな曲。
初めて、彼のアルバム聞いたときにはびっくりしました。
それまでの、フォーク路線の人とは音楽が全く違う。
ソウルやロックをベースとしたアメリカンミュージックから出てきた音楽。
そして、マクセルCMで流れた『Ride On Time』、衝撃的だった。
しかし、山下達郎の作品は、40年くらい経っても、全く色あせないなぁ。
結局、曲、演奏、参加しているミュージシャン、全てのクオリティが違うんですね。

この数年は、山下達郎さんのライブ行っていないですが、彼のライブは圧巻ですね。
ほぼ3時間、歌いまくります。
最高のクオリティーのライブパフォーマンスをしてくれます。
以前はファンクラブに入っていた知人が、チケット取ってくれたんですが、最近はほとんど取れないとのこと。
達郎さんは、ライブ会場のホールにまでこだわっているアーティストなので、音響の良くない、ドームとか、でかい会場ではやらないんですね、

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『IT'S A POPPIN'TIME』

(Disc 1 ) 01. SPACE CRUSH 02. 雨の女王(RAIN QUEEN) 03. ピンク・シャドウ 04. 時よ 05. シルエット 06. WINDY LADY 07. 素敵な午後は 08. PAPER DOLL 09. CANDY
( Disc 2 ) 10. エスケイプ 11. HEY THERE LONELY GIRL 12. SOLID SLIDER 13. CIRCUS TOWN 14. MARIE
<Bonus Tracks> 15. LOVE SPACE(未発表) 16. YOU BETTER RUN(未発表)

村上“PONTA”秀一(Dr)、岡沢章(B)、松木恒秀(G)、坂本龍一(Kb)、土岐英史(Sax)、伊集加代子(Cho)、吉田美奈子(Cho)、尾形道子(Cho

1978年六本木ピットインでのライブアルバム。
土岐英史さんは土岐麻子さんのお父さんです。
坂本龍一は、このアルバムでは、シンセ風のキーボード、アコースティックぽいプレーを披露しています。
しかし、達郎さんは、今もこの頃とほとんど声は変わらないですね。
すごく、ストイックに鍛錬してるんだと思います。

●ピックシャドー
ブレッド&バターのカヴァー曲。
山下達郎さんのボーカルが素晴らしい。
一説によると、このライブの出来が良すぎて、本家のブレッド&バターは、この曲をあまり歌わなくなったらしいです。

●時よ
坂本龍一のキーボードから曲が始まります。
この曲は、このアルバムのベストチューンだと思います。
吉田美奈子作詞作曲の美しい曲です。
山下達郎のボーカルは素晴らしすぎます。
本当に、すばらしい。
坂本龍一のキーボードがリリカルで美しいです。
土岐さんのサックス、“PONTA”秀一のドラムスもカッコいいです。
ライブならでは、雰囲気が、曲のあちこちに感じられます。
あー、ずっと聴いていたいです。

●Paper Doll
山下達郎作詞作曲。
達郎さんらしいリズムの素晴らしい曲。
ずっと後の、街物語という曲も、この曲に似たリズムです。
wikipediaには、このライブの数か月前、シングル用にレコーディングされたが、レコード会社から「売れない」とボツになったと書いてある。
こんないい曲なのに。
この頃の彼は、世の中のより、何歩も先を走りすぎていたんですね。
ちょっと、無機質で乾いた愛の歌。
やっぱり、達郎さんの歌は最高だ。

●Candy
これも大好きなロマンティックで美しい曲です。
吉田美奈子作詞、山下達郎作曲。
達郎さんのボーカルと、溶け込むコーラスが美しい。
坂本龍一のキーボドはシンプルで、美しい演奏です。

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  • アーティスト:山下達郎
  • 発売日: 2020/12/11
  • メディア: CD

まとめ

今日は、山下達郎さん25歳の時に録音されたライブアルバムをご紹介しました。
ブログを書くために、久々に、アルバムを繰り返し聴きました。
『時よ』一曲でも、アルバムを聴く価値があります。
40年以上経って聴いても、素晴らしさは全く色あせていないです。
坂本龍一のキーボードも何だか、初々しいですね。
本当に楽しかったです。

話は変わりますが、新型コロナウィルスの感染状況が非常に心配です。
皆さん、どうかご自愛下さいね。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
少し懐かしくて美しい音楽や、アートについて、これからも書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha