どーも、ShinShaです。
今日は、午前中、ブログネタの仕込みのため外出。
午後は、自宅で、仕事したり音楽聴いたりです。
もちろん、ブログも書いてます。
昨日は、にゃあさ様からバトンが飛んできて、びっくりしました。
しかし、書いてて楽しかったです。
私から指名した3名の方には、誠にご迷惑をお掛けいたします。
なにとぞ、お許しください。
今日の新型コロナウィルス 感染に関する話題
今朝のTVで、都内の人出はかなり減っていると言っていました。
まあ、仕方ないことですね。
今は我慢するしかない。
ところで、24日テレ朝モーニングショー観ました。
この放送、とても良かったですね。
アメリカ、ニューヨーク州の新型コロナ感染対策をやっていました。
「徹底検査、隔離、追跡」で、確実な成果を納めています。
もう国はどうにもならないから、東京都に期待したいです。
アート・ペッパーというアーティスト
さて、気分変えます。
今日は、大好きなジャズアーティスト、アート・ペッパーに関する記事です。
学生時代から、20年くらいは、集中的にジャズを聴きました。
最近は、あまりジャズを聴く機会は少なくなってきました。
でも、ずっと長く聴いているのは、アート・ペッパーとスタン・ゲッツです。
二人とも、もちろんテクニックはすごいけど、歌うようなメロディアスな演奏をするアーティストなんですね。
そして、二人とも重度の麻薬中毒者。
というか、昔のジャズマンは皆そうですね。
彼らの演奏する一曲一曲に、人生が濃縮されてつまっているように感じるのですね。
ShiShaは、もちろん、麻薬反対派なので、皆様ご安心くださいね。
アートペッパーの経歴(wikipediaから引用)
1940年代よりスタン・ケントン楽団やベニー・カーター楽団で活動を開始。
1950年代には自己のコンボを結成し、ウエストコースト・ジャズの中心的な人物として活躍。
生涯を通じて、麻薬中毒によりしばしば音楽活動が中断されている。
1960年代後半を、ペッパーは薬物中毒者のためのリハビリテーション施設シナノンですごした。
1974年には音楽活動に復帰し、ふたたび精力的にライブやレコーディングをおこなった。
1977年に初の日本公演をおこなう。
このときの日本のファンの熱狂的な歓迎にペッパー自身が非常に感動した様子が、3番目の妻ローリー・ペッパーによって筆記された自伝「ストレート・ライフ」(1980年)に記されている。
それがきっかけなのか親日家であり、1980年には石黒ケイの「アドリブ」に参加した。
1982年6月15日、死去。
『アート・パッペー ミーツ・ザ・リズムセクション』
01.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ 02.レッド・ペッパー・ブルース 03.イマジネーション 04.ワルツ・ミー・ブルース 05.ストレート・ライフ 06.ジャズ・ミー・ブルース 07.ティン・ティン・デオ 08.スター・アイズ 09.バークス・ワークス 10.ザ・マン・アイラブ
アート・ペッパー(as)、レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
このアルバムは、ウエストコーストの名手、アート・ペッパーが、イーストコースト、マイルス・ディビスの、当時全米ナンバーワンのリズムセクションとの初対面セッションなんですね。
このアルバムには、いろんなエピソードが残されています。
同時の奥さんダイアンは、イーストコーストの一流プレイヤーとの初体面にペッパーが極度に緊張する事を恐れて、当日の朝まで予定を知らせていなかったそうです。
しかも、ペッパーは、サックスの調子が悪く、2週間前から演奏から遠ざかっていた。
このわずか1日だけのセッションから、歴史に残る名盤が生まれたのです。
素晴らしいストリーですね。
例によって、何曲か感想を書きますね。
下手な解説はいらないって?
まあまあ。これが味の一つなんだから、我慢してくださいね。
●ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
You'd Be So Nice To Come Home To
コール・ポーター作曲、有名なジャズスタンダード。
ボーカルでは、ヘレン・メリル with クリフォード・ブラウンが超有名ですね。
これこそが、アート・ペッパーですね。
このよく歌うサックス、メロディアスなフレーズ。
ポール・チェンバースのベース、フィリー・ジョー・ジョーンズドラムスも素晴らしいプレイです。
このバンド、1日きりのバンドなのに一体感のある良い演奏です。
●ストレート・ライフ Straight Life
アートペッパー作曲のスタンダード。
これは、すごい演奏です。
ペッパーはくるくる回る小刻みなフレーズの連発で、すさまじいテクニックを披露しています。
ペッパー、無茶苦茶責めています。
触発されて、リズムセクションの皆さん、必死に勝負しています。
ガチンコ対決です。
ポール・チェンバースのベースも素晴らしいプレイです。
レッドガーランドの細かいフレーズを重ねるピアノも素晴らしい。
だからジャズは面白いんです。
マイルスのバンドでは、こんな、のびのびした演奏なかなか無いかも。
マイルス怖そうだもんね。 (笑)
とにかく、最高の曲です!
●ティン・ティン・デオ Tin Tin Deo
チャノ・ポゾ、ディジー・ガレスピー共作のスタンダード。
ラテンフリズムのなかなかカッコいいアレンジです。
ペッパーのアルトが、自由に美しく歌っていますね。
ポール・チェンバースのベースも素晴らしいプレイです。
心に残るメロディです。
良い演奏です。
●バークス・ワークス Birks Works
ディジー・ガレスピーの本名、ジョン・バークス・ガレスピーのミドル・ネームを曲名に使った作品。
「チュニジアの夜」と並ぶ、ディジー・ガレスピーの代表作。
ベースとシンバルのイントロから始まる、これもカッコイイアレンジですね。
ペッパーのアルトが、のびのび美しいメロディを奏でます。
素晴らしい演奏です。
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あとがき
実は、この1957年にはアートペッパー何作も、録音を残しています。
出所明けで、お金もないし、一気に録音したんでしょう。
しかし、そのどれもが名作といわれています。
中でも、今回ご紹介した、このアルバムは、ジャズの歴史に残る名盤と言われています。
このアルバムはジャズ初心者の皆様にもおすすめの名盤です。
「ストレート・ライフ」、「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」、「ティン・ティン・デオ」などメロディも美しく素晴らしい演奏です。
アートペッパーは、虹の彼方へ(オーバー・ザ・レインボー)、ベサメ・ムーチョ、サマー・タイムなど、有名な歌ものスタンダードでも、数々の名演奏を残しています。
私もペッパーのこういう曲が大好きです。
アート・ペッパーのこういう曲を探して、聴いてみるのもジャズの楽しみです。
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一番上のリンクです。12枚のアルバムが入って、2205円!。
今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
最近数日は、久々にアート・ペッパーを聴いています。
これも、ブログを書く楽しみの一つになってきました。
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今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
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