どーも、ShinShaです。
今日も暑かったですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。なかなか外に出る勇気が出ませんが、私は、夕方、散髪にいってきました。日傘差して行ったのですが、なかなかの暑さでした。
今日は、ブログに何を書こうかと迷いましたが、書評というか、読書感想文に致します。ちょっと短めですが、お許しください。
ブログを書くようになってから、新しめのベストセラー本を買って読むようになりました。前は、新刊ベストセラーなど、ほとんど目もくれなかったのですが。アクセス数を気にかける、さもしい心に負けています💦
ということで、最近は、時々、書店に出かけて、店頭でパラパラ立ち読みして、共感できたり為になりそうだなという本を選んで買っています。本屋さんは昔から大好きな場所なので、行くのも楽しいです。
作者 出口治明氏について
本日採り上げる、出口治明 著『還暦からの底力』、非常に良い本です。私には、共感できる部分が多いです。若い人たちにも参考になることが、たくさん書いてあります。40代、50代の人にも、おすすめですね。
出口さんのご経歴、wikipediaで調べました。ライフネット生命保険の創業者で、今は大学の学長なんですね。
出口 治明(でぐち はるあき、1948年〈昭和23年〉4月18日 - )は、ライフネット生命保険株式会社創業者。現在は立命館アジア太平洋大学学長。三重県生まれ。
1948年(昭和23年)三重県生まれ。三重県立上野高等学校を経て、京都大学法学部を卒業。
卒業後の1972年(昭和47年)に日本生命保険相互会社に入社[1]。経営企画を担当として企画部や財務企画部に所属し、また生命保険協会で財務企画委員の初代委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事[3]。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、2006年(平成18年)58歳の時に同社を退職[2]。
同年、生命保険準備会社であるライフネット企画株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長。
2017年に取締役を退く。著作も多く『人生を面白くする 本物の教養』はベストセラーとなった。
2018年(平成30年)1月に立命館アジア太平洋大学第四代学長に就任した[8]。同大学初の民間出の学長となる。
引用:wikipedia
老後資金問題について
さて、私も、そろそろ気になる老後資金問題です。60歳過ぎてて、こんなことで良いのか?と時々思いますが。。。この本には、老後資金問題について、こんなことが書いてあります。重要な部分を引用しますね。
メディアには「老後までに◯千万円残しなさい」と不安をあおる記事がたくさん出ていますから、心配になるのかもしれません。しかし現代の日本では、働けばお金は入ってくるので、生活はできると思います。なぜなら、現在の日本は団塊世代600万人が退場しつつある一方で、新社会人は年100万人弱。誰が考えても構造的な労働力不足社会です。年齢に関わりなく意欲・体力・能力が普通にあれば誰でも働けます。本当は老後の資金などそれほど必要ないのです。
老後の資金を貯めようという発想は、定年という戦後のガラパゴス的な労働慣行に原因があります。日本の一括採用、終身雇用、年功序列、定年というワンセットの労働慣行は、戦後の高度成長で人口が急増した社会だからこそ、成立した独特のものです。世界に目を向けるとアメリカや連合王国(イギリス)をはじめ、ほとんどの国では定年がありません。
私もこの考え方に、強く共感します。私が知っている大手企業では、アラセブンティ(こんな言葉あるのかな。。。笑)や70歳台のエンジニアさん、時々、いらっしゃいます。皆さん、給料半分以下だと、ぶつぶつ言っていますが、お元気ですね。記憶力や、思考能力は多少落ちていきますが、長年にわたって蓄積した経験値は誰よりもある訳ですからね。企業が離してくれないのです。AIなんかクソくらえですね(笑)。
実は、私は、今年から二つの会社で働いています。将来をいろいろ考えての選択です。これができるのは、40歳くらいから3年間、必死に勉強して、ある資格を取得したからです。私の計画では、75歳過ぎまで頑張って働いて、3日間、ブログの更新が無くなったら、亡くなっていたというのが理想ですね(笑)。PPH(ピンピンヒラリ)で、この世を去っていきたい。より長く、楽しみながら働ければ、老後はどんどん短くなっていくんです。
私は、未だ未だ若輩者で、偉そうなことは言えないですが、人生を有意義に送るためには、より長く好条件で働くことができように、武器となるスキルを身に付けることが、重要だと考えます。もちろん、皆さんが書かれているように、投資、資産形成も非常に重要だと思います。
"St. Patrick's Day Party at Nursing Home" by Pictures by Ann is licensed under CC BY 2.0
人間は猪八戒
もう一つ、この本で共感をもったのは、「人間は猪八戒のようなもの。つい怠けるし、異性にはすぐ心が動くし、美味しいものには目がなくていっぱい食べてしまう。」という人間感です。
実は、私も真面目に、「60歳になっても、まだ自分は何もなし得ていない」と思う時もあるのです。この本では、「人間は猪八戒のような存在だと思って、そんなことでいちいち気に病むことはありません。60歳は人生100年の折り返し地点だと考えれば、もっと楽しいことにチャレンジできるでしょう。」と書いてくれています。出口さんのような人に言ってもらって、少し楽になりました。
私は、今、二つの目標に向かってチャレンジしています。この数年で、その目標を達成して、後は、少しゆっくり、若い世代のために働き続けていきたいと思います。以前、ご紹介した、敬愛する鎌田實先生のような生き方が理想です。
まとめ
今日は、出口治明 著『還暦からの底力』を読んで、主に、老後資金問題について考えたことを書きました。今日の記事が、皆様のご参考になれば幸いに思います。
ブログを読ませて頂くと、多くの人が将来設計や、老後のことを一所懸命に考えています。最近の若い人達は、立派だなと思います。私が、40歳くらいの頃には、何も考えていませんでした💦 皆さんには、きっと充実した未来が来ると思います。
今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
この本には、60歳が折り返しだと考えると、明るく楽しく恋だってできると書いてあり、少しドキッとしました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
ついに私もブログ村、60代部門にエントリーしました。
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