時の化石

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ザ・ビートルズ『ヘルプ!』1965年。「涙の乗車券」、「イエスタディ」、メンバーの一体感を感じる名盤。

どーも、ShinShaです。
さて、今日はザ・ビートルズの音楽の記事です。
『ヘルプ!』は、1965年リリースのザ・ビートルズの5作目のアルバム。
位置付けとしては、アイドル時代最後の作品というべきかな。
ビートルズの曲で、最もカバーされた曲「イエスタデイ」はこのアルバムに入っているんですね。

1965年頃のビートルズ 

ビートルズに関する私のバイブル、映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYA S A WEEK』を今日も見直してみました。
この映画、ビートルズファンには絶対オススメです。Amazon Primeなら無料で観られますよ。

1965年、映画『ヘルプ!4人はアイドル』の撮影。
このアルバムの半分は映画音楽のために作られました。
映画の中で、ポール・マッカトニーは、あの映画ではほとんどラリっていた、と語っています。
彼らは、マスコミやファンに一日中追い回され、精神的にかなり追い詰めれらていた。
そして、できた曲が『ヘルプ!』。
これは、当時のジョンとメンバーの偽らざる気持ちだった。

不平等な契約のせいで、レコードがいくら売れてもメンバーにはあまりお金が入ってこない。
彼らは積極的に、世界中にライブツアーに出かけるようになる。
彼らがツアーで稼ぎ出す金額は、これまでに無いとんでもないものだったそうです。
そして、集まる聴衆は増え続け、アメリカでは1965年8月から世界初の巨大スタジアムツアーが始まります。

そして、彼らは1966年に日本武道館でライブ。
フィリピンでは散々な目に合い、再びアメリカ公演へ。
アメリカ公演でも様々なトラブルに巻き込まれ、前のブログに書いた1966年8月、サンフランシスで囚人護送車の中でライブツアーを断念するまで続けられます。

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映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』

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"beatles help" by SixtiesGirl1964 is licensed under CC BY 2.0

 アルバム ザ・ビートルズ『ヘルプ!』1965年

\01. ヘルプ Help! 02. ザ・ナイト・ビフォア The Night Before 03. 悲しみはぶっとばせ You've Got To Hide Your Love Away 04.アイ・ニード・ユー I Need You  05. アナザー・ガール Another Girl 06. 恋のアドバイス You're Gonna Lose That Girl 07. 涙の乗車券 Ticket To Ride  08. アクト・ナチュラリー Act Naturally 09. イッツ・オンリー・ラヴ It's Only Love 10. ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ You Like Me Too Much  11. テル・ミー・ホワット・ユー・シー Tell Me What You See 12. 夢の人 I've Just Seen a Face  13. イエスタデイYesterday  14. ディジー・ミス・リジー Dizzy Miss Lizzie  

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ザ・ビートルズ『ヘルプ!』1965年

『ヘルプ!』 Help!は、1965年リリースのザ・ビートルズの5作目のアルバム。
また、映画『ヘルプ!4人はアイドル』のサウンドトラック盤でもあります。
wikipediaによると、アメリカ国内で発売されたアルバムは、Billboard 200では9週連続第1位を獲得しました。
また『キャッシュボックス』誌では、10週連続第1位を獲得。
300万枚以上のセールスを記録しています。

このアルバム、僕はかなり好きです。
名曲がたくさん入っています。
「Help!」「Ticket To Ride」「You've Got To Hide Your Love Away」「I've Just Seen a Face」 「Yesterday」。
このアルバムの次にリリースされたのは『ラバー・ソウル』なので、位置付けとしては、アイドル時代最後の作品というべきかな。
ビートルズの曲で最もカバーされた曲、「イエスタデイYesterday」はこのアルバムに入っているんですね。

Apple Music Link

ヘルプ Help!

ジョン・レノン のすばらしい曲です。
ボーカルもジョンが担当。
’ Help!‘ ボーカルから、いきなり曲はスタート。
アップビートのリズムにのって、ジョンがのびびと歌います。
コーラスも素晴らしい。
ギターにリフもカッコいいですね。
なんとか鑑定団のテーマ・ミュージックになっているので、若い人達も知ってるかな。

歌詞はこんな感じですね。

Help me if you can, I’m feeling down

And I do appreciate you being ‘round

Help me get my feet back on the ground

Won’t you please, please help me?

どうか助けて 僕は参っているんだ 

君がそばにいてくれて、本当に感謝している

僕が元に戻るまで どうか、どうか僕を助けて 

ShinSha 訳

涙の乗車券 Ticket To Ride

ジョン・レノンの楽曲で、ボーカルもジョンが担当しています。
ジョンのボーカルも素晴らしいし、ポールのバックコーラスと調和して美しい。
この二人で歌う曲は本当にゴージャスですね。

wikipediaによると、曲のタイトルはイギリス・ワイト島にライド(Ryde)というフェリー港があり、"Ticket to Ride"はそのフェリー港までの切符 "Ticket to Ryde"にかけた洒落だそうです。

夢の人 I've Just Seen a Face

これはポールの名曲ですね、
曲はカントリー調のアップテンポで楽しい曲です。
曲のアレンジはかなりアコースティック。ギターの演奏が主です。
中盤のギターソロも実に美し楽しい。
この曲は隠れた超名曲で、私の周りにもこの曲を愛する人がたくさんいます。

エスタデイYesterday

ポールマッカートニーの超名曲。
wikipediaで調べてみました。
ギネスに登録してあるが、正確なカバー数は何と把握困難!!!
そりゃそうだ。
日本人も韓国人もいっぱい歌っているもんね。
曲ができた時の様子を知ると、まさに、天の啓示から生まれた曲なんですね。

弦楽四重奏をバックにしたアコースティック・バラードをビートルズ名義で初めて発売した曲であり、数あるビートルズ・ナンバーの中でも人気の高い作品のひとつである。
世界中のミュージシャンに数多くカヴァーされており、ビートルズ活動時点で既に1,000を超えるカヴァー音源が存在し、正確なカバー数は把握困難である。
「世界で最も多くカヴァーされた曲」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されている。


ポール及びビートルズの伝記によれば、当時のガールフレンドであるジェーン・アッシャーと家族が暮らすウェンポール・ストリートにあるポールの部屋で、家で睡眠中に夢の中で流れたメロディを基に作曲したという。
ポールは起床後、メロディを忘れないようにするために急いでコードを探してスタジオで完成させた。
この時のことをポールは、「あまりに自然に浮かんできたものだから、誰かの曲のメロディなんじゃないかと思って皆に聞かせて回ったけど、誰もこのメロディを知らないみたいだったから、僕のオリジナル曲だと認識した。」と述べている。

引用:wikipedia

イントロのギターが美しい。
ストリングスが入ってくると、もうたまらないですね。
ただただ、曲に聴き入ってしまう。
思わず一緒に歌詞を口ずさんでいます。
' Why she had to go? I don't know, she wouldn't say ' 、別れの切ない歌。
ああ、美しい曲ですね。

ヘルプ!

ヘルプ!

まとめ

今日は、ビートルズの1965年作品『ヘルプ!』の記事を書かせて頂きました。
繰り返し曲を聴いたり、映画のシーンを観ました。
楽しかったです。
メンバーが仲良くて、楽曲から全てに一体感を感じるのですね。
ある意味では、この頃のビートルズが一番ご機嫌かもしれません。
しかし、このアルバム名曲揃いですね。
やぱり、ビートルズは偉大だ!

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
これからも、少し懐かしくて美しい音楽の記事を書いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha

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