どーもShiShaです。
今回はビリー・ジョエル 『ストレンジャー』の記事です。
昔、SONYのCMで曲が使われてました。初めて聴いた時は衝撃でした。
あれは誰の?何という曲?必死に情報を探しました。
アルバム『ストレンジャー』はビリー・ジョエルの出世作です。
この2日間、久しぶりに聴きましたが、やっぱりビリー・ジョエル、すごいね。
なかでも「 素顔のままで」「エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム」は、何度聞いても飽きることがないです。
ビリー・ジョエルについて
ビリー・ジョエルを聴き始めたのは、SONYのCMが流れた頃です。
それ以後、彼のファンになって『リバー・オブ・ドリームズ』ぐらいまでのアルバムは。ほとんどを聴きました。
検索すると、ソニーミュージックに日本向けフィシャルサイトがあります。
最近では、コロナウィルス で打撃を受けたNY市民のためのチャリティコンサートに出演したり、ビリーはまだまだお元気ですね。
ビリー・ジョエルの音楽はジャズ、ベースボール、ボクシングなど、アメリカの文化がバックグラウンドにあるんですね。
ベトナム戦争を歌った「グッドナイト・サイゴン」、ニューヨークを歌った「ニューヨークの想い」など数々の名曲があります。
ウィリアム・マーティン・ジョエル(英語: William Martin Joel、1949年5月9日 - )は、アメリカのニューヨーク州サウス・ブロンクス出身のシンガーソングライター、歌手、ピアニスト、作曲家。ポップなメロディと、都会的なアダルト・コンテンポラリー・サウンドで、1970年代後半から1990年代前半にかけてヒットを連発した。
全世界で1億5000万枚以上のレコード・セールスを記録している。
代表曲に、「ピアノ・マン」「素顔のままで」「アップタウン・ガール」「ストレンジャー」、「オネスティ」などがある。『ストレンジャー』の成功
1977年に発表された5枚目のアルバム『ストレンジャー』によって、ビリーは一躍スターダムにのし上がる大きな成功を収めた。
フィル・ラモーンをプロデューサーに起用して制作されたこのアルバムは、全米2位まで上昇する大ヒットを記録。
アメリカでは、2003年に各フォーマット総合で1,000万枚以上も売り上げ、ダイアモンドディスクに認定された。出世作となった『ストレンジャー』にも収められていたのが、全米3位を記録した「素顔のままで」である。
この曲は、1978年度のグラミー賞で最優秀楽曲賞と最優秀レコード賞を受賞し、彼にとって30年以上のキャリアの中で最大級のヒット曲となっている。引用:wikipedia
『ストレンジャー』1977年
01 ムーヴィン・アウト Movin' Out (Anthony's Song) 02 ストレンジャー The Stranger 03 素顔のままで Just The Way You Are 04 イタリアン・レストランで Scenes From An Italian Restaurant 05 ウィーン Vienna 06 若死にするのは善人だけ Only The Good Die Young 07 シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン She's Always A Woman 08 最初が肝心 Get It Right The First Time 09 エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム Everybody Has A Dream
アルバムの中の名曲をあげれば、「ムーヴィン・アウト」 「ストレンジャー」「 素顔のままで」 「イタリアン・レストランで」 「若死にするのは善人だけ」「エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム」など。
長くヒットに恵まれなかったビリーの渾身の作品だけあって良い曲が多いです。
いつもように3曲、曲の感想を書いてみます。
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ストレンジャー The Stranger
この曲は、アレンジの勝利ですね。
イントロは美しいピアノソロで始まります。口笛の演奏が続き、エレキギターがスパーク。
そしてビリーのボーカルが入ってくる。引き締まったボーカルがすばらしい。
都会の深い哀愁と孤独感から、いきなり転調してロックビートが吹き込まれる。
これがニューヨークそのもののイメージなんだろうね。
繰り返しになりますが、初めてこの曲を聴いた時はかなりの衝撃を受けました。
日本では、SONYのCMからビリージョエルは大スターになりました。
この後のCM曲『オネスティ』も大ヒットしました。
ビリーのアルバムをカセットテープに録音して、繰り返し聞いてましたね。
この曲その後も何度もCMに使われています。とにかくカッコいいんですね。
今聞いてもすばらしい曲ですね。
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素顔のままで Just The Way You Are
この曲はいろんなアーティストにカバーされている名曲です。
サックスの演奏は、ジャズミュージシャンのフィル・ウッズ。胸が熱くなるようなプレイです。
調べたら、キーボードはリチャード・ティなんですね。
どおりでご機嫌な訳です。
リチャード・ティは渡辺貞夫さんともたくさん共演しているミュージシャンです。
アルバム『ニューヨーク52番街』の『Zanzibar』では、フレディ・ハバートがめちゃくちゃカッコいいトランペットを吹いています。
超一流のジャズミュージシャンを起用して、音楽を作っているビリーが大好きでした。
この曲には思い出があります。
若い頃、シンガポールで仕事していた時、カラオケでチャイニーズのおじさんが歌っているのが、すごくカッコよかったんですね。
それからしばらく後にカラオケの十八番になりました。
歌詞を少し引用します。
「ありままの君が好きだよ」
シンプルで良い歌詞ですね。
Don’t go changing, to try and please me
You never let me down before
僕を楽しまそうとして変わらなくてもいいんだ
君に失望したことなんか一度もない
Don’t imagine you’re too familiar
And I don’t see you anymore
慣れすぎたなんて考えなくてもいいよ
君と別れることなんてありえない
I wouldn’t leave you in times of trouble
We never could have come this far
I took the good times, I’ll take the bad times
I’ll take you just the way you are
どんなトラブルが起きても君を離さない
僕らは、まだまだ遠くに歩いていくんだ
いい時もつらい時も
僕は有りのままの君を受けとめる
"Just the Way You Are" by Pascal Maramis is licensed under CC BY 2.0
エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム Everybody Has A Dream
アルバムラストの曲。
あまり有名な曲ではないけれど、この少し内省的でストレートなラブソングが大好きです。
この曲はビリーのボーカルがすばらしいですね。
聴いていると胸が熱くなる。
"Everybody has a dream, Everybody has a dream"、思わず口ずさみたくなります。
歌詞はアーティストとして、成功を求めて、イマジネーションを求めて、苦しんできた自分自身を歌ったものでしょう。
このアルバムは、彼がデビューして9年目に出した大ヒット作。
ビリーはうつ病になったり、死にたいと考えていた時期もあったそうです。
「みんな、愛する人とゆっくり家で暮らしたい。それが何よりもすばらしい。」このシンプルなメッセージは、今新型コロナウィルス が蔓延する世界で本当に大きな意味をもつと思います。
心に染みる曲です。
While in these days of quiet desperation
As I wander through the world
in which I live
I search everywhere
for some new inspiration
But it's more than cold reality can give
静かな絶望の日々
僕はこの世界で迷っている
新しいインスピレーションを探して
あちこち探している
でもそれは現実を超える厳しさだった
If I need a cause for celebration
Or a comfort I can use to ease my mind
I rely on my imagination
And I dream of an imaginary time
何かを祝う理由が必要な時
自分を慰めたい時
僕は、想像力に頼り
すばらしい未来の夢を見る
I know that everybody has a dream
Everybody has a dream
And this is my dream, my own
Just to be at home
And to be all alone...with you
誰もが夢がある
誰もが夢を持っている
これは僕だけの夢
君と二人だけでくつろいで過ごすこと
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このビリージョエルのプレイリストも名曲ぞろいです。
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ストレンジャー 40周年記念デラックス・エディション(完全生産限定盤)
- アーティスト:ビリー・ジョエル
- 発売日: 2018/12/26
- メディア: CD
あとがき
本ブログ「時の化石」は懐かしく、美しいものを書くのがコンセプトです。
だから、古いミュージックの記事ばかりです。ビートルズ 、ボブ・ディラン、伊勢正三、井上陽水など。
このアルバムも出てから43年か。。。歳を取るわけだ。
本当に久しぶりにビリー・ジョエル を聴きました。
音楽を聞くと何十年も昔が鮮やかによみがえります。
ラストの曲「エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム」は、40年前と同じように胸にこみあげる思いがありました。
今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
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