時の化石

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ジョンレノン 『ギミ・サム・トゥルース』2020年 あらためてジョンのすごさを感じるベストアルバム

どうもShinShaです。
今回はジョンレノンの生誕80歳を記念アルバムの記事です。
「イマジン」の歌詞を訳してみて彼の先見性と考えの深さに驚きました。
彼が亡くなってから世界は1ミリも進んでいない。
あらためてジョンの偉大さを感じました。

久しぶりに彼の音楽を聴いて、心が洗われたような気分です。

『ギミ・サム・トゥルース』 2020年

このアルバムは、ジョン・レノン生誕80周年記念のニュー・ベスト・アルバムです。
楽曲の多くがオリジナル・マルチ・トラックからのリミックスです。

じっさい聴いてみると、音質が非常によくなっています。
ジョン・レノンのソロ作品で最も重要で、最も愛された楽曲が36曲入っています。

これを聴いてれば、ビートルズ解散以降のジョンレンの代表曲はすべてカバーできますね。

『ギミ・サム・トゥルース』では、ジョン・レノンビートルズ後のキャリアを辿り、『ジョンの魂』(1970年)、『イマジン』(1971年)、『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』(1972年)、『マインド・ゲームス(ヌートピア宣言)』(1973年)、『心の壁、愛の橋』(1974年)、『ロックン・ロール』(1975年)、『ダブル・ファンタジー』(1980年)、そして彼の死後の1984年に発売された『ミルク・アンド・ハニー』まで、彼の有名なソロ・アルバムのすべてを網羅した選曲となっている。

「Come together」カム・トゥゲザー

このアルバムすごいな。
ビートルズの名曲Come togetherのライブ音源が入ってるんですね。

演奏はビートルズ時代のアレンジに忠実。
聴いてみたら、すごくカッコいいですね。

"Come together right now over me"
さあいっしょに行くぜ いま 俺と

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セントラルパークのストロベリー・フィールズ
"John Lennon- Imagine" by jeffpearce is licensed under CC BY 2.0
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「imagine」イマジン

あまりにも有名なジョンの名曲。
「Love&Peace」の原点ともいう曲です。

この曲がすごいのは「想像する力」を歌っていることです。
たとえ今、どんな問題やトラブルがあろうと、想像することはできる。
想像することで、少しずつでも世界が変わっていく。

ジョンはきっとそう考えていた。
ここには東洋的な思想が反映されていると感じます。

歌詞を引用します。
世界の状況は、彼が亡くなってからも少しも変わっていません。
歌詞をじっくり読むと、ジョンの先見性と考えの深さに、あらためて驚きます。

Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace

想像してごらん 国なんかないって
そんなにむずかしいことじゃない
殺すことも殺されることもない
宗教もない
想像してごらん みんな平和に暮らすんだ
You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will be as one

僕を夢想家というかもしれない
でも僕一人じゃない
いつか君が加わってくれたら
世界はきっと一つになる

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people sharing all the world

想像してごらん 独り占めなんかないって
君にできるかなぁ
物欲も飢えもなくなって
人々は兄弟のようになる
想像してごらん みんなが世界をシェアするんだ

「imagine」

www.youtube.com

「Whatever get you Through Night」真夜中を突っ走れ

エルトンジョンと一緒に歌ったロックン・ロール。
ご機嫌なナンバーです。

wikipediaにすごいエピソードが書いてありました。
こんなぶっとぶようなことがあったんだ。
驚きです!

ジョンは『イマジン』でビルボードのアルバムチャート1位になった事があるが、シングルは最高3位であったため、これが初の1位シングル曲である。
ジョンはこの曲が1位になったお礼に、1974年11月29日にエルトン・ジョンマディソン・スクエア・ガーデンでのコンサートに参加し、「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を演奏した。

また、これには逸話があり、ジョンは「何万年かかったって、売れなさそうなもんさ。1位になんてなれない」と読み、冗談でこの約束を取り交わしたところ、予想に反し1位になってしまった。
このコンサートには別居中のオノ・ヨーコエルトン・ジョンの手引きで観に来ており終了後楽屋で再会、「失われた週末」に終止符を打ったのである。

なお、この曲が1位になったお礼として、今度はエルトンの録音にジョンが参加し、またも1位になった。
それが「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」である。

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John Lennon Wall 1993
"Praha John Lennon Wall 1993" by Infrogmation is licensed under CC BY 2.0

「Stand by me」 スタンド・バイ・ミー

ジョンが歌う、大好きなロックンロールの名曲です。
原曲は、Ben E Kingの1961年のヒット曲。

歌詞がシンプルなロックンロール、いいですね。
この曲はとても有名で、これまで映画の主題歌かCMにも何回も使われています。
でも僕はジョンの曲が一番好きです。

この曲は大好きなので、これまで数え切れないほど聴いています。
しかし、聴くたびにすばらしいと思うんですよね。

If the sky that we look upon should
tumble and fall
Or the mountain should crumble to
the sea
I won’t cry, I won’t cry, no, I won’t
shed a tear
Just as long as you stand,
Stand by me

たとえ空が転げ落ちてきて
山が崩れて海に流れても
僕は泣かない 僕は泣かないよ
涙なんてを流さない
君がそばにいてくれたら

「Stand by me」

www.youtube.com

『Grow Old Along With Me』グロー・オールド・アロング・ウイズ・ミー

この曲はジョンの死後、発見された曲です。
1980年にデモ音源が録音され、レノンの死後にオノ・ヨーコの共同名義で1984年に発売されたアルバム『ミルク・アンド・ハニー』に収録された。
このアルバムのバージョンにはストリングスがミックスされています。

僕はなんとなくこの曲を、彼の最後のメッセージのように感じます。
シンプルで美しいラブソングです。

Grow old along with me
Two branches of one tree
Face the setting sun
When the day is done
God bless our love
God bless our love

一緒に歳を重ねよう
一本の木の二つの枝のように
一日が終わるときには
夕陽に顔を向けて
神は僕らの愛を祝福してくれる
神は僕らの愛を祝福してくれる

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あとがき

今回は5曲も感想を書きました。
あらまあ、ジョンの後期の名曲「Starting Over」「Woman」「Watching The Wheels」なんかにはぜんぜん触れなかった💦
このアルバム、全部が名曲なので仕方ないですね。
みなさん、楽しんで全曲聴いてください!

今日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ShinSha

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