どーも、ShinShaです。
今回は2000年頃から世界的流行となっているシティポップの記事です。
日本版AOR、シティポップの流行には、インターネットの普及が大きく関係しています。
『真夜中のドア』『プラスティック・ラブ』『君は天然色』...
どの曲も、僕がリアルタイムで聴いてきたヒット曲ばかり。
60代でもここは誇れるなぁ(笑)
日本のアーティストが、こだわって音楽を作ってきた結果が、世界的評価につながった。
本当は今回きちっと調べるまで、シティ・ポップの意味を知らなかったが💦
シティ・ポップとは
ここしばらく、世界中でシティ・ポップが流行っているそうです。
シティ・ポップって一体、何なのでしょうか?
wikipediaで調べてみました。
シティ・ポップ (city pop) は、1970年代後半から1980年代にかけて日本でリリースされ流行した、ニューミュージックの中でも特に都会的に洗練され、洋楽志向のメロディや歌詞を持ったポピュラー音楽。
ロックとフォークの日本版ハイブリッドといえるニューミュージックを母胎とする点で、シティ・ポップは洋楽(特にアメリカ音楽)の日本独自なアレンジという側面を持つが、決まったスタイルのサウンドは無く、「明確な定義は無い」「定義は曖昧」「ジャンルよりもムードを指す」とされることもある。
主要なアーティストの多くがシンガーソングライターであり、専ら日本語で歌っていた点も特色にあげられる。
なるほど「明確な定義はない」か。
しかし1970-1980年代といえば、僕の主戦場ではないか。
これは書かずにはいられない(笑)
そうそう、AORはAdult-Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)、大人向けのロックという意味です。
"Yokohama Wheel" by Sprengben is licensed under CC BY-NC-SA 2.0
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最近の動向について、もう少し調べてみました。
世界的なヒットにはやはり、インターネットの普及が関係しているようです。
2000年代に入ってネット環境が普及し、ストリーミングや動画配信サイト (YouTube) で音楽を聴くという新しいリスニング・スタイルが生まれ、誰もがどこからでも手軽に様々な音楽へアクセスできる環境が整った。
そして日本国内の閉じたムーブメントに過ぎなかった日本のシティ・ポップを、AORを再評価していた米国の音楽マニアたちがネットで「再発見」するに至った。
彼らにとってシティ・ポップは「AOR の秘境」であり、それまで存在が波及していなかった分、インパクトも大きかった。
アメリカの音楽マニアが、AORの秘境(笑)、日本の音楽を再発見。
相変わらず日本はFAR EAST💦
おお、なんて素晴らしいことだ!
今まで、ぜんぜん意味を理解していなかった💦
2010年代にはシティ・ポップは欧米圏のみならずアジア圏でも再評価が進んで多数のファンを獲得するようになり、2017年頃からはネット配信されていないレコードを買い求めようと来日する外国人が多くみられるようになった。
また2018年には YouTube にアップロードされた竹内まりやの「プラスティック・ラヴ」(1984年)が、そのリコメンデーション・アルゴリズムと相まって、世界中から何百万回もの再生数を記録するほど大きく注目された。
2020年には、松原みきの「真夜中のドア〜Stay With Me」(1979年)がSpotifyグローバルバイラルチャート15日連続世界1位を記録、Apple MusicのJ-POPランキングでは12カ国で1位を獲得するヒットとなり、同作のレコード盤がポニーキャニオンから復刻されることとなった。
引用:wikipedia
"Hipster" by Joel Bedford is licensed under CC BY-ND 2.0
竹内まりや「プラスティック・ラヴ」、アレンジは達郎さんですが、最高の曲ですからね。
そして、松原みきの『真夜中のドア〜Stay With Me』
松原みきさんは、既に亡くなられているんですね。
でも、亡くなってからのトップチャートというのも、最高に素晴らしいです。
シティ・ポップの代表的アーティスト
シティポップの代表的なアーティストをリストアップしました。
多くのアーティストを本ブログでもご紹介していますね。
シティ・ポップの名曲を聴こう
シティポップの数々のチューンを、Apple Musicのプレイリストからご紹介します。
Apple Music リンク
大滝詠一『君は天然色』
きっとこの曲を知らない人はいないでしょう。
Wikipediaを見ると1981年以来、CM・TVなどとのタイアップはなんと10回。
2020年にもタイアップ4件。
何というすごい曲なんだろう。
ボリューム上げて、繰り返し曲を聴いてみました。
イントロにチューニングが入っています。
それから、フルオーケストラが、いきなりリズムを刻む。
イントロに勝負かけてますね(笑)。
迫力あるサウンドがすばらしいです。
大瀧さんのハイトーンのボーカルが美しい。
本当に楽しい楽曲です。
しかし、この曲の歌詞にこんな物語があったとは、今日まで知りませんでした。
曲の歌詞は松本隆へ依頼したが、松本は仲の良かった妹を病気で亡くし、スランプに陥っていたため製作が遅れていた。
松本は大瀧に他の作詞家を探してくれるよう頼んだが、大瀧は松本に、君の詞じゃないとだめだから半年でも1年でも待つと言い、松本の詞を待つことにし、結局アルバムの発売は半年遅れた。
その時松本は、妹を失ったどん底の精神状況で見た街の色から「想い出はモノクローム」というフレーズを思いついた。
それに続く「色を点けてくれ」という詞も「人が死ぬと風景は色を失う。
だから何色でもいい。染めてほしいとの願いだった」という。
引用:Wikipedia
歌詞を引用します。
これを知るとじーんときますね。
「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」
涙が出てきそうです。
くちびるつんと尖らせて
何かたくらむ表情は
別れの気配を
ポケットに隠していたから
机の端のポラロイド
写真に話しかけてたら
過ぎ去った過去
しゃくだけど
今より眩しい
想い出はモノクローム
色を点けてくれ
もう一度そばに来て
はなやいで美しのcolor Girl
松原みき『真夜中のドア』
1979年リリースのデビュー曲が世界的ヒット。
彼女は2004年に他界されています。
2020年Spotifyグローバルバイラルチャート15日連続世界1位。
さらにApple MusicのJ-POPランキングでは12カ国で1位を獲得。
信じられないような快挙ですね。
クレイのジャケットに
見覚えのあるコーヒーのしみ
相変わらずなのね
ショーウィンドウに二人映れば
歌詞を聴いていると、なつかしい20代の日々が蘇ってきます。
あの頃は、青春のど真ん中だった💦
竹内まりあ『プラスティック・ラブ」
シティポップの中の名曲中の名曲です。
1984年にこの曲が出た時には、何とカッコいい曲なのかと思いました。
その印象はいまでも変わりません。
無機質なビート、美しいストリングス。ブラスのアレンジが最高です。
ラジオで達郎さんが、この曲は海外ですごく人気があると話してましたがうなずけます。
この曲をカセットテープに入れて、アジア、四国、九州など出張の時に持ち歩いていました。
しんどいプロジェクトをしているときに聴いていた記憶があります。
思い出がつまっています。
荒井由美『中央フリーウェイ』
この曲もなつかしいですね。
1976年の大ヒット曲です。
中央高速走る時によく掛けていましたね。
「町の灯が やがてまたたきだす」という歌詞は、いかにもユーミンらしい。
町の灯が やがてまたたきだす
二人して 流星になったみたい
中央フリーウェイ
右に見える競馬場 左はビール工場
この道は まるで滑走路
夜空に続く
数年前に、この曲を聴きながら、山梨県立美術館に行きました。
幸せなドライブだったなぁ。
寺尾聡『ルビーの指輪』
1981年の大ヒット。
歌詞は松本隆なんですね。
これもちょっと切ない大人の恋の別れの歌詞です。
何となくトレンチコートを連想してしまう💦
くもり硝子の向うは風の街
さめた紅茶が残ったテーブルで
襟を合わせて日暮れの人波に
紛れる貴女を見てた
そして二年の月日が流れ去り
街でベージュのコートを見かけると
指にルビーのリングを探すのさ
貴女を失ってから
オリジナル・ラブ『接吻』
オリジナル・ラブ1993年の楽曲。
これはシティポップのムードがいっぱいです。
歌詞も都会の大人の恋。
だいたいタイトルがkissですからね。
長く甘い口づけを交わそう
夜がすべて忘れさせる前に
fall in love きつく抱きしめるたびに
痩せた色の無い夢を見る
無機質で都会のクールな愛。
確かにキスは、以降の展開より、大切な気がします💦
プラトニックとセクシャルの間のコミュニケーション。
このYouTubeムービーは今年作られたものです。
完全にシティポップを意識した絵ですね(笑)
Apple Music おすすめです!
Apple Musicでは シティ・ポップの数々の名曲をサブスクで聴くことができます。
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あとがき
シティ・ポップの曲を聴きこむと、大まかな特徴が分かってきました。
歌詞は青くない、大人のクールな恋に関するものが多く、わりとスローでスムーズなブラスを使った曲が多いですね。
けっしてロックンロールではいけない(笑)
今回のプレイリストにも、サザン・オールスターズ『EMAMON』という曲が入っています。
この曲が、まさにこういった特徴です。
しかし、自分がリアルタイムで聴いていた音楽が世界中でヒットするなんて、こんな時代が来るとは思わなかった。
さまざま分野で世界的ヒットを獲るチャンスが来ています。
これは素晴らしいことですね。
今日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
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