時の化石

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ビートルズの名曲について語ろう(4) 今回は名盤『ラバー・ソウル』から

どーも、ShinShaです。
久しぶりにビートルズの記事です。

今回は1965年発売、中期の超名盤『ラバー・ソール』から4曲。
今も聴きながら書いてますが、このアルバム、全曲がすばらしい。

よりすぐりの名曲を紹介します。
「ひとりぼっちのあいつ」「ミッシェル」「ガール」「イン・マイ・ライフ」

とはいっても、前回このアルバムからすでに2曲選曲済みだった。
どれだけすごいんだ『ラバー・ソール』💦
歌詞の訳もちらっと読むと、曲への理解が深まりますよ。

ビートルズの名曲を語る(4)

ビートルズの活動期間は1963-1970年のわずか8年しかないんですね。
公式の楽曲数は278曲。
これなら余裕で全曲聴けます。

今回ご紹介するのは、1965年リリース 中期のアルバム『ラバー・ソウル』から4曲選曲しました。

今回ご紹介する曲は、「ひとりぼっちのあいつ」「ミッシェル」「ガール」「イン・マイ・ライフ」の4曲。
どの曲も素晴らしい名曲ですね!

しかし、日本語のタイトル 「ひとりぼっちのあいつ」はひどい。
曲の世界観が... 💦

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Beatles ad 1965 just the beatles crop
EMI., Public domain, via Wikimedia Commons

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名盤『ラバー・ソウル』について

ビートルズには名盤がたくさんあります。
『ヘルプ!』『ホワイトアルバム』『アビーロード』『レットイットビー』etc。
しかし、僕が一番好きなアルバムは『ラバー・ソウル』です。

このアルバムは、彼らの音楽が進化してリアル・ビートルズになっていく変貌を始めた作品なのです。

このアルバムには、明らかにカウンターカルチャーボブ・ディラン の影響を感じます。
歌詞も文学的になり、創造性にあふれている。
何より素晴らしい曲がいっぱい入っています。

ビートルズが新境地を開いた傑作「Rubber Soul」には、シタールを取り入れた"Norwegian Wood"、ハープシコード風の間奏が印象的な"In My Life"、ジョン・レノンの自叙的な歌詞の"Nowhere Man"などを収録。」
当時世界中で急成長を遂げていたフォークロックシーンや、カウンターカルチャーに対する彼らからの回答とも解釈できるアルバム。

1965年には、デビュー以来日増しに増大するファンや、彼等を取り巻く世界からの避難、そして沸き上がるイマジネーションを形にするため、バンドはスタジオでの作業に没頭するようになる。
その結果、洗練された音楽的深みを持つ名作を完成させた。
引用:Apple Music

ラバー・ソウル

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「ひとりぼっちのあいつ」 Nowhere Man

ジョン・レノンが書いた楽曲です。
曲ができたエピソードがwikipediaに書かれていました。

1980年のPLAYBOY誌のインタビューで、レノンは「ある朝、僕は5時間ほど曲の構想を練っていた。意味のある良い歌を作ろうとして思ったんだ。
だけどいつまで経ってもできなくて、ついに諦めて横になった。

そしたら突然『Nowhere Man』という言葉とメロディが思いうかんできた」と語っている。

意味のある良い歌を作ろうとして、諦めたらシュールな名曲ができた。
神の与えるインスピレーションは神秘的だ。

歌詞の一部を下に訳します。
シュール、哲学的で良いです。
特に引用した最後の部分の詞はグッときますね。

He’s a real nowhere Man
Sitting in his Nowhere Land,
Making all his nowhere plans
For nobody

彼は本当のノーウェア・マン
所在ない土地に座り
誰のためでもない 当てないプランを練る

Doesn’t have a point of view
Knows not where he’s going to,
Isn’t he a bit like you and me?

世の中を見る術ももたず
行くあてもない
でも、ちょっと君や僕に似ていないかい?

Nowhere Man, please listen,
You don’t know what you’re missing,
Nowhere Man, the world is at your command

ノーウェア・マン、どうか聞いておくれ
君は何を無くしたのか分からないだろう
ノーウェア・マン、世界は君の思いどおりなんだよ

www.youtube.com

「ミッシェル」 Michelle

ポール・マッカートニがシャンソンのアイディアを取り入れて書いた名曲。
イントロのギターのメロデイ、美しいですね。

冒頭にフランス語の歌詞は「ミッシェル、ぼくの可愛い人」という意味。
この曲は、アメリカでは『ラバー・ソウル』の曲の中で最も人気がある曲です。
ポールは、ライブでこの曲、必ず歌っていますね。

Michelle, ma belle
These are words that go together well
My Michelle

ミシェル、"ma belle"(僕の可愛い人)
君にとても似合う言葉
僕のミシェル

Michelle, ma belle
Sont des mots qui vont très bien ensemble
Très bien ensemble

ミシェル、"ma belle"(可愛い人)
"Sont des mots qui vont très bien ensemble "
(君にとても似合う言葉)
本当にピッタリだ

I love you, I love you, I love you
That’s all I want to say
Until I find a way
I will say the only words I know that you’ll understand

愛してる x 3
それが僕の伝えたい言葉
君が分かってくれる方法が見つかるまで
僕はその言葉だけを言い続ける

www.youtube.com

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Beatles at the George Washington Hotel,September 1964
Vern Barchard, CC0, via Wikimedia Commons

『ガール』 Girl

ボーカルは、ジョン・レノン
僕はロマンチックなこの曲が大好き。
ジョンの少しかすれたボーカルもすごくいい。

演奏はシンプルでアコースティックなアレンジ。
ジョンは、まだ見ぬ理想の女性を歌詞で表現したそうです。

この曲に入っている呼吸音は麻薬を吸引する音では?という噂がありました。
後のジョンの発言によると、この噂は正解のようです。

中盤のバックコーラスは ”tit tit tit tit...” と歌ってる。
"tit" を訳すと"おっぱい"💦
まあ、若いから色々とやらかしています(笑)

歌詞の一部を訳しますね。
魔性の美少女に振り回される男の歌詞ですね💦

これがジョンの理想だったのか?
うむ....確かに振り回し系女子が好きだな💦

Is there anybody going to listen to my story
All about the girl who came to stay?
She’s the kind of girl you want so much,
it makes you sorry
Still, you don’t regret a single day

僕の話を聞いてくれる人はいないかい?
それは忘れらない女の子の話だ
誰もが求めるような女の子だけど
恋したら皆んな惨めな気持ちにもなる
でも1日も後悔することはないんだ

Ah, girl
Girl, girl

When I think of all the times
I’ve tried so hard to leave her
She will turn to me and start to cry
And she promises the Earth to me and I believe her
After all this time I don’t know why

何とか別れようと思っていると
いつも彼女は僕をふり返って泣く
できもしない約束を また信じてしまう
そして今回も
どうしていいのか分からない

Ah, girl
Girl, girl

www.youtube.com

『イン・マイ・ライフ』 In My Life

ジョンが書いた名曲です。
ビートルズの楽曲の中で、Apple Misicの上位にランクされています。
センチメンタルな良い歌詞ですね。

Wikipediaから引用します。

「イン・マイ・ライフ」は、レノンが故郷のリヴァプールでの思い出の場所や人々について綴った楽曲で、オリジナルの歌詞には故郷にある通り「ペニー・レイン」やレノンが幼少期に遊んでいた救世軍の孤児院「ストロベリー・フィールド」に対する言及も含まれていた。

その後、レノンはオリジナルの歌詞について「馬鹿げている」と考えて、現行のものに書き直した。

最初は「ペニー・レイン」「ストロベリー・フィールド」も歌詞に入っていた!
これはすごい。
最初の歌詞で聴きたかったかも。

メロディもリリカルで胸に染みますね。
間奏のプシコードが印象的です。

There are places I remember
All my life though some have changed

Some forever not for better
Some have gone and some remain

All these places have their moments
With lovers and friends I still can recall

Some are dead and some are living
In my life I've loved them all

僕の人生の中で 思い出す場所がある
いくつかは変わり

いくつかは良くもないが続いている
いくつかは消え いくつかは残っている

すべての場所に   恋人や友と過ごした 思い出がある

亡くなった人も 生きている人もいる
皆んな 僕が愛してきた人たち

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あとがき

本当にビートルズを聴いたのは久しぶり。
ラバー・ソウル』最高ですね。

シャンソン風、フォークロック、ロックンロール。
ずっとループして聴いていられる。
曲のテーマもバラエティ豊かで、歌詞もじつに楽しい。

このところ、先日ブログに書いた『The 伊勢正三』、昨年出たブルース・スプリングスティーン "Letter To You" なんかをずっと聴いていました。

70歳を超えたブルースとEストリート・バンドの骨太のロックンロールには驚きでした。
僕もまだまだ頑張らねば。
音楽は最高だ!