どうも、ShinShaです。
今回の記事は、PCオーディオライフ関連2回目の記事です。
いよいよPCオーディオシステムとDAC(ダック)について紹介します。
僕はインターネットが始まった時から、ずっと技術の進化を見てきています。
「電話を再発明した」
スティーブ・ジョブスの初代 iphone発表のプレゼンも鮮明に記憶しています。
思えば遠くまで来たもんだ🎶
Video On Demandはとっくに実現したし、こんなに安価にハイレゾの音楽を聴けることもできるようになりました。
そして、アナログに固執したみたいに、その頃から日本は成長が止まって凋落し続けています。
まあ、愚痴っていてもしょうがない。
時代の波に遅れないで、僕らは最高のコスパでハイレゾ音楽を聴きましょう!
デジタル・サブスクの壁
前回の記事では、ハイレゾ対応サブスクリプションをオススメしました。
しかし、サブスクに抵抗がある人も多いのですね。
“サブスクって、何もないから買った気がしない”
“お金を払うのをやめたら、何も残らない悪魔のシステム”💦
気に入ったアーティストのCDやアナログ盤を買って、ジャケットを眺め、音楽を楽しむ。
慣れ親しんだ、音楽を楽しむ方法です。
そこにはモノがあります。
確かにその気持ちはよく分かるのです。
しかし、「悪魔」呼ばわりはなぁ💦
デジタル・サブクスの壁というのは、つまりはアナログ vs デジタルの戦いなのだと痛感しました。
でも、好きな時にPCやスマートフォンで、さっと良い音質の音楽を聴けるって素晴らしい。
棚に何にも置かなくたって、良い音で1億曲が聴ける。
これは、一つの快感です。
最近はCDが売れないので、多くのアーティストが新作を、CD発売と同時にサブスクリプションに公開しています。
アルバムの一部の曲を、プレリリースするアーティトもいます。
また、Apple Music、Amazon Musicは、会員向けのライブ動画を生で配信したり、独自のコンテンツもたくさん制作しています。
このへんもサブスクミュージックの楽しさです。
PCオーディオシステムはこう組む
さあ、ここからです。
下の図がPCオーディオシステムの例。
べつに何も難しくないです。
上のイラストがPCを使ったハイレゾPCオーディオのシステム例です。
システムのキモとなるのがUSB-DAC。
ハイレゾ・サブスクのデータをWi-Fiを通じてPCに取り込み、USB-DACを通じてイヤホンで音を聴く。
USB-DAC内蔵アンプとアクティブ・スピーカーをつなげば、コンパクトなシステムで、スピーカーから音を聞くこともできます。
スピーカーが必要ない人は、イヤホン・ヘッドホンだけで音楽を聴けば良いです。
ちなみにアクティブ・スピーカーとはパワーアンプ内蔵型のスピーカーのことです。
下の図がスマートフォンを使ったシステムです。
USB-Cまたは Lightningコネクターで、スマートフォンとスティックDACとを接続、これにイヤホンを差し込んで音楽を聴く。
PCオーディオのシステムって簡単なのです。
DACを購入しよう
システムのキモはDAC(ダック)です。
DACは Digital to Analog Converter、デジタルアナログ変換器の意味です。
Wi-Fiから送られるデジタルデータを、アナログ(電圧の変化)に変換します。
PCやスマホでも音は再生できるので、じつは内部にDACが入っています。
しかし、小型化するため、内蔵しているDACの性能が低いのです。
だから、通常はハイレゾ音質の再生はできないし、音が悪い。
(最近はハイレゾ再生ができるスマートフォンが出てきましたが、音質はあまり期待できそうにないと思います。).
ハイレゾ対応サブスクから高音質な音楽を聴くために、性能のよいDACを購入しましょう。
DACは音声を大きくできるアンプ機能付きの製品を選んだ方が良いです。
DACの価格は、約1万円〜数百万です (^◇^;).
安心しましょう!
デジタルオーディオの世界は、1万円程度から良い音を再生できる、性能が良いDAC製品がたくさんあるのです。
僕は1年ほど前からDAC、イヤホンの情報をYouTube、Webを通じていろいろ調べました。
驚いたことに、デジタルオーディオの世界には経済性、性能ともに優れた中国製品が山ほどあるのです。
メーカーを調べてみると、創業から10年以内のところも多い。
そういうメーカーが、欧米マーケットに製品を輸出し、高評価を受けて急成長を続けている。
日本の若い世代も、自由にコスパと音が良い製品を見つけて使っています。
数年前、King Gnuが大ヒット”白日”のMVの中で、中国製イヤホンを使っているのが話題になりました。
いかん、本題以外の話が長くなりました💦
それでは、DACのオススメを紹介します。
コストパフォーマンスが良い製品を選ぶとほとんどが海外製品。
アナログオーディオで、お馴染みのメーカーはあまり出てきませんねぇ。
この分野でも日本のメーカーは凋落してしまったようです(涙)
⚫️ステックDAC
小型で持ち運びができる利点があります。
コネクターを変換すれば、スマートフォンもUSBーDACに接続できるので、自宅でゆっくり音楽を聴く人は、スティック型以外の選択もできます。
僕はスティックDAC持っていませんが、下記のメーカの製品は自信をもっておススメできます。
FiiOはデジタルオーディオでは有名な中国メーカー。
iFi audioはイギリスのヘッドフォン・オーディオメーカです。
Astell&Kernは、デザイン・性能とも高い評価がある韓国メーカーです。
iFi Audio、Astell&Kernの製品って、評判いんだよね。
一度使ってみたいなぁ。
⚫️USB-DAC
USB-DACのオススメはたくさんあります。
僕はFiiOのDACを使っています。
FiiOのUSB-DACはキレが良く、素晴らしいサウンドを供給してくれます。
Fiio K7は僕が今使っているDACです。
時々ライブにも行きますが、FiiOが生み出すサウンドはプロ音響機材に負けません。
最高のデジタルオーディオ技術をもつ、イギリスのChord Electronics社のMojo2は、独特なデザインとインターフェイスをもっています。
先代Mojoは高額なポータブルDAPより音質が上との評価で大ヒットしました。
その後継機がMojo2。
Mojo2、いいなぁ...使ってみたいなぁ。
MOTUはプロ用オーディオ機材メーカー、アメリカMark of the Unicorn社製が作った、コストパフォーマンス最高の製品です。
ハイレゾ音源の再生のみではなく、動画撮影に使用できる。
YouTuberユーザーも多い製品です。
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日本のシンセサイザー、電子ピアノメーカである、KORGの製品も評価が高いです。
このDACはフォノ入力端子を装備で、アナログプレイヤーを接続できるスグレモノ。
ここで少し補足です。
次回、記事に書きますが、イヤホン・ヘッドホン接続端子の大きさは、色々あります。
とりあえず、3.5mm、6.3mmのイヤホン端子が付いていれば、普通のイヤホンで使用することができます(変換プラグを使えば良い)。
また、さらに音を掘り下げてやろうという人は、4.4mm、2.5mm (バランス接続)端子がついたものを選ぶと良いと思います。
はい、僕のPCオーディオを見せちゃいます。
iMacが母艦で、それにFiiO USB-DAC K7、イヤホン、小型のアクティブ・スピーカーの構成です。
このシステムで、十分に素晴らしい音が再生できます。
スピーカーはほとんど使っていないので、買わなくてもよかったかなと思ってます。
このシステムではイヤホンで音楽を聴くほか、iMacのスピーカ、アクティブ・スピーカーでも音は鳴らせます。
イヤホンおすすめ
ハイレゾ音楽を聴くためには、有線イヤホンを使いましょう。
Bruetooth 接続の無線イヤホンは、一般的に音質が劣ります。
(最近ではハイレゾ仕様のBruetooth イヤホン製品も出てきていますが…).
イヤホンについては、次回、記事を書く予定ですが、せっかくDACを選んだので、5,000円以下のおススメ製品を一つ紹介します。
今回ご紹介する製品は、final E3000です。
finalはイヤホン、ヘッドホンの日本ブランド。
国内オーディオ関係の賞を多数。受賞しています。
final E3000 はバランスが良く、軽くて使いやすい製品です。
僕はYouTune、Radikoなんかを聴く時は、このイヤホンを使っています。
軽くてイヤーピースの品質も良く、もっていて後悔しない製品です。
あとがき
PCオーディオシステムでは、プレイヤー、アンプ類を省略することができ、数万円の機器をそろえるだけで、ハイレゾ音質の音楽を聴くことができます。
スマートフォンで音楽を聴いている人は、スティックDACを外につけるだけで、音質が良くなります。
DACを使うと、YouTubeの音楽だって、音質が良くなります。
良い音で好きな音楽を聴くと、身体がいつのまにかリズムを取っている。
足が勝手に動いてしまう。
きっと脳が快楽を感じているんです。
どんなに仕事が忙しくても、週に何回かは、こういう時間が必要ですね.
ということで、後は、良いイヤホンをそろえるだけですね。
次回のイヤホンの記事もよろしくお願いいたします。
しかし、イヤホンの世界がまたトンデモの沼なのです。
僕はこの沼にハマってしまい、毎晩、次はどのイヤホンを買おうかと考えています。
もっと多くの仲間を引きずりこむように、毎晩、沼から指令がくる。
この記事を読んだ皆さんも、きっとイヤホン・ゾンビになるでしょう (^◇^;).
ShinSha