どうもShinShaです。毎年恒例のポタフェス冬秋葉原に出かけてきました。例年のようにオープン少し前に出かけたのですが今年は既にすごい人。このイベントどんどん参加者が増えてるなぁ。
かなり長い列に並びましたが、入場はスムーズ。オープンすぐ後に地下ブースに入場できました。このイベントはとても1日や2日で回れるようなボリュームではないので個人的に興味があるブースの展示を駆け足でご紹介致します。今回も結局2日間会場に足を運びました。おかげで念願のあのブースにも座って試聴することができましたよ。



intime & Maestrasudio
このフェスに来るたびに真っ先に訪問するのは、群馬県に本社があるオーツェイド(株)が展開する2つのブランドintime & Maestrasudioのブース。個人的に応援しているブランドです。
じつは春のポタフェスではMaestrasudioのブースは予約制となっていて、新製品の試聴ができなかった。今回は真っ先に整理券を定手に入れました。今回の展示品、MAPro1000Ⅱ、MAPro1000 Drop、STAGEARは新製品です。このうちDropとSTAGEARを視聴しました。Dropは低域の量感がある製品でロック、EDM、アニソンなんかにピッタリ。ビートルズを2曲聴きましたがとても良いです。STAGEARはFitearと共同制作した製品とのことでまだ発売になっていないモデル。これまでのチューニングとは異なる新しさを感じました。Maaestrasudioは新しい方向に進んでるなぁ。



続いて訪問したのがintime(アンティーム)のブース。視聴まで待ち時間20分。intimeもどんどん人気が出てきていますね。今回視聴したのは碧2バランス4.4。以前このモデルをもっていたのですが、今回バランス接続で聴いてみます。高域の音の美しさとバランスが良い音。やはりこのイヤホン素晴らしいなぁ。碧2が欲しくなっちゃった。このほか良質なケーブルと一体となったUSBC DACを視聴しました。



FOSTEX
FOSTEXは東京都昭島市に本社をもつ国産オーディオブランド。じつは少し前にFOSTEXのヘッドホンを買って、最近はそのサウンドに夢中なのです。ということで早速ブースへ。ユーザーであることを話すと、スタッフの方は熱く自社技術について説明してくれました。

FOSTEXのRPシリーズのヘッドホンは平面振動板RPドライバーを搭載した製品です。同社の製品の特に優れた点は解像度の高さと音場の広さです。初めて聴いた時は驚きでした。一番下の写真が同社のRP平面ドライバーです。この振動板があの音を生み出すのですね。今回初めて実物を見ました。こういう体験ができるのがポタフェスの良さですね。
ブースではRPシリーズの上位モデルT60RPmk2aiとTH1000RPmk2を視聴しました。T60RPmk2aiはイヤーパッドを交換、内部の配線材料までこだわって音質を追求したモデル、TH1000RPmk2は同社の最上級の平面振動板RPを搭載したモデル。いやぁ素晴らしい。もうこれ以上聴くと買ってしまいそう (^^;;


ASHIDAVOX
続いてASHIDAVOX。東京都品川区に本社があるアシダ音響が展開する国産ブランドです。僕のブログでもいくつか製品レビューを書いています。今回は新製品を視聴しました。
最初にヘッドホンHA-ST12を試聴。僕が以前持っていたST90シリーズはオンイヤー型ヘッドホンでしたが、このモデルはイヤーカップが少し大きくなり、耳を覆うオーバーイヤー型です。しかも小さくて軽くて携帯性が良い。ビートルズを聴くといつものASHIDAサウンドが聴こえてくる。これが定価70k以下とは何というコスパ。気軽に音楽を楽しむのに良い製品ですね。
続いてHA-SX12。こちらは和紙の振動板をもつダイナミックドライバーを積んでいます。この製品の価格はST12の約2倍。さらに低域は豊かになり音質が向上してます。このモデルはリケーブル可能。これも魅力の一つです。リケーブルしてバランス接続で音楽を聴くと解像度が向上しました。今後、7N(9が7つの純度)無酸素銅のバランスケーブル価格20k円を発売予定とのこと。本体より高いケーブルなんて売れるのかな?興味津々。




CHORD
ブースの前を通るとポータブルDAP、Mojo2が置いてあった。これは視聴できそうだな。じつはこのDAPをかなり前から聴いてみたかったのです。CHORDは英国のオーディオメーカー。CHORDのDAPのどこが凄いかというと、DA変換を独自のコードで行なっていることなのです。一般的なDAP製品はESS、AKM、CSなどDACチップ(LSI)を搭載してDA変換を行っている。だからMojo2には大きな魅力を感じるのです。


今回は最近アップデートされたMojo2が展示してありました。入力端子にUSBCが追加され、出力は3.5mm端子に加え4.4mm接続端子が可能になった。話を聞くと4.4mmはバランス接続ではないようですが、さらに使いやすくなりましたね。
操作方法が分からないけど表示の+ー記号をたよりに操作をしてみる。ボリュームコントロールでランプの色が変化します。慣れるとランプの色で設定条件が分かるというユニークなインターフェース。そして初めて聴いた音は驚きだった。解像度が高くウォームで力強い音。それでいながらピアノの再生音には繊細な美しさもある。すごく良い音!何度も聴いてきた楽曲から新鮮な感動がありました。
mojo2は出力も高くイコライザー機能もある。今の据え置きDACを下取りに出してこれ買おうか?....よこしまな思いが思わず頭をよぎる。いかんいかん。もう少し我慢。それほどMojo2の視聴体験は素晴らしかったです。



水月雨(Moondrop)
ポタフェス2日目午後、どうも水月雨ブースが空いている。女性スタッフに声を掛けると「整理券いかがですか?可愛いデザインです」と整理券をくれた。カードをみると女性アニメ。おっカワイイ。しかも待ち時間なし(笑)ポタフェス参戦3年目にして初めて水月雨ブース視聴席に座ることができました。



初めて水月雨のヘッドホンHORIZON、SKYLANDを聴きました。以前”楽園”というヘッドホンを聴いたことがあります。若い人中心に結構売れたみたいだけど、個人的には印象に残っていない。装着感も良くなかった記憶がある。
新しいヘッドホンはどんな感じだろうか?興味がありました。eイヤホンwebを見ると、HORIZOは9月末発売、SKYLANDはまだ販売されていない新製品のようです。2製品ともビルドクオリティはかなり良好。試聴をしてみて特にSKYLANDの音質に驚きました。解像度が優れ音場もかなり広く、高級ヘッドホンの条件を備えています。水月雨の技術レベルが高いのは知っていましたが驚きでした。わずか3年でヘッドホン開発もこのレベルに達したのか。SKYLANDはゴールドの平ケーブルを採用していますが、これもユニークで面白い。ただし使いにくそうだなとも感じました。


10分の視聴時間が迫ってきたので、最後にイヤホンを1本視聴。少し前に発売された “Harmon-SP TAGO STUDIOxMOONDROP”、日本のTAGO STUDIOとのコラボモデルです。”端正な音”という表現が当てはまるだろうか。ピアノの響きがとても美しい、クラシックによく合う音でした。ダブルネームに相応しいクオリティです。
水月雨は近年もどんどん新製品を出し、高級イヤホン、有線ヘッドホン、Bluetoothイヤホン、ポータブルCDプレーヤー、そしてスマートホンまで作っているようだ。中国には恵まれた投資環境があるのしょうが、ある種の危うさを感じるは僕だけだろうか。

GARADO
GARADOは米国、ニューヨーク・ブルックリンに工房があるブランド。アメリカらしい温かくダイナミックなサウンドが特徴です。そしてクラフトシップあふれるデザインも独特の魅力がある。木を使ったデザインが良いんですね。


今回はGARADOの代表的モデル Signature S750、S950の2本を視聴させて頂いた。 Signature S750は12月に発売されたばかりの新製品です。まず2本ともデザインがカッコいい!本当はロックを聴きたかったけど音源がなかったので、ノラ・ジョーンズとダイアナ・クラールのジャズボーカルを。キレの良い乾いたアメリカンサウンドの響き。音の広がりも最高!このヘッドホンで大音量でビートルズや60’s/70’s ポップスを聴いてみたい!思わずそう考えたのでした。しかし価格は300〜400K。高市政権は応援してるけど、円安をなんとかしてくれ。


おわりに
ということでポタフェス2025冬展示の中で個人的に気になったブースの製品を紹介いたしました。ポタフェスには新しい企業がどんどん出展してきていますし、世界のハイエンドブランドも新製品のPRや開発品のモニターに利用しています。素晴らしいイベントだと思います。参加者も増えているのであちこちで待ち時間が必要になります。とても1日や2日で回りきれません。
最近はヘッドホンやDAPにどんどん興味が傾いています。考えてみればイヤホンはほとんど試聴しなかったな。逆にヘッドホンは何本試聴しただろうか。ヘッドホンの技術はとても興味深いです。50年もドライバー技術を改良し続けている企業があり、ユニークな発想で新製品を生み出す企業もある。同じ音源を聴いても、どうしてこんなに違うのだろうと感じることが度々。そこが面白いです。

齢を重ねたからいろんなことに対する欲が落ち着いてきたなぁ。オレ仙人になれるかもな。最近はそう思っていました。しかしこうして数々のオーディオ名機を実際に触って音を聞くと...。いけませんね。物欲でくらくら (^^;;
ShinSha