どーも、ShinShaです。
新型コロナウィルスワクチンの最新情報です。
数分で国内海外の情勢を把握できる記事です。
海外ではイスラエル、英国、米国で感染者数が急増。
ワクチンによる新型コロナ制圧は真夏の夜の夢と化した。
果たしてブースター接種はどれほど有効なのか?
重症化がどれだけ防げるか?が今後の鍵となる。
国内のワクチン接種回数は引き続き減少中。
感染者が減ってきたら直ぐに規制緩和を語り出す。
猿より学習能力のない政府・専門分科会にはもうウンザリ。
ワクチン一本槍の政府のコロナ感染対策は世界の周回遅れです💦
ワクチンによる勝利は真夏の夜の夢と消えた
まず、世界でもっともワクチン接種が早かったイスラエルで感染爆発。
なんと最近の感染者数は世界一。
このニュースはショックでした。
ワクチンが感染防止に効果がないことは理解していましたが、これほどの状況になるとは💦
さらに、アメリカでも急速な感染拡大が続いています。
ワシントン(AP)— COVID-19からのアメリカの独立を記念するはずだった夏は、ウイルスに強く支配された米国に逆戻り、1日あたりの死亡者数は3月の時点まで戻っています。
デルタ変異は病院を埋め尽くし、驚くべき数の子供たちを病気にし、一部の場所でコロナウイルスによる死亡者数を過去の最悪レベルにまで押し上げています。 引用:https://apnews.com/
apnews.com
スポンサーリンク
世界の最近の感染者数グラフを下に示します。
感染者数は
イスラエル>英国>米国>フランス。
ワクチン接種率が高い国で軒並み感染増加。
このことは何を意味するか。
ワクチンではぜんぜん感染が防げない。
このテータをみると重症化防止効果についても懐疑的にならざるを得ません。
今後もこれらの国の動向に注目していくしかないですね。
日本の感染者数はグラフでは少なく見えていますが、ぜんぜん検査数が足りていません。
最近の陽性者率からみても、見かけの感染者数の5倍以上感染者がいると考えるのが妥当です。
となると米国並みの感染者数が発生していることになる。
日本のワクチン接種は今後どうなる?
世界の接種データにグラフを掲示しましたが、日本のワクチン接種回数はあと少しでアメリカに追いつきそうです。
しかし依然として接種回数は低下し続けている。
日経新聞による最新のワクチン接種データです。
河野大臣は7月上旬に「継続的に接種を進めるためには1日あたり全国で120万回のペースで進めてほしい」と言っていました。
しかし最近では「1日あたり60万回のペース 」と半分の数字を口に出しています。
最近のデータを落ち込みをみると60万回キープも怪しくなってきています。
若者ワクチン接種会場で長蛇の列ができたように、若い世代も接種を切望しているのです。
政府は若い人たちに向けて、誠実に接種の見通しを明らかにすべきです。
9月8日の河野大臣の発言は下のとおりです。
新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、記者団に対し、10月上旬までに、12歳以上の人の9割が2回接種するのに必要なワクチンを供給できる見通しになったとして、自治体に対し、効果的に接種を進めるよう呼びかけました。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/
7月の政府発表では9月中に2億2000万回分を供給としていました。
今回の発言は10月上旬に2億回分ということです。
さすがですね。
彼の発言は毎回微妙に表現が違います。
「90%、10月上旬」という言葉で、3000-4000万回分のウソをうまく修復している(笑)
まあ、とにかくこのとおりに進めばいいですが。
Agência Brasília, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons
世界のワクチン接種状況、感染状況
世界のワクチン接種状況です。
covid-19ワクチン接種完了した人の割合は
スペイン>英国>イタリア>イスラエル>フランス。
EU諸国、イスラエルでワクチン接種が加速しています。
米国は接種回数が少しづつ伸びています。
日本の接種率は50%となり、あと少しで米国に追いつきます。
日本はスペインに並ぶ接種スピードとなっていることは間違いない。
先週はガースーが退陣に追い込まれました。
なぜ評価がこれほど低かったのか?
答えは ①誠実でない ②嘘をつく から。
スピーチライター雇って原稿を作らせても直ぐに国民に見抜かれてしまう。
"Lt. Wade Miller treats a patient aboard USNS Mercy (T-AH 19), April 4, 2020." by Official U.S. Navy Imagery is licensed under CC BY 2.0
世界のワクチン関連ニュース
それでは、この1週間の新型コロナワクチン に関する世界の動きを見ていきましょう。
EUでは経済緊急措置の解除を進めつつあります。
フランス、ドイツなどで順調に経済が回復しつつある。
なぜ日本だけがダメなのか?
モデルナが新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン を一回で済ませられる新しいワクチンを開発中。
日本ではワクチン2回接種者に限定して「帰国者や入国者に求めていた自宅待機期間を、現行の14日間から10日間に短縮」。
これ経団連の要請らしいが、どこまでアホなのか。
世界の動向をまったく理解していません(泣)
おまけにゴミ分科会では緊急事態宣言下の中、規制緩和について発表。
感染者数が減ってきたら、すぐこのザマ。
どれだけの人がまだ入院できずにいるか。
分科会会長以下全員を解任すべき。
日本サッカー協会は政府より明らかに賢い。
12月のクラブワールドカップ(W杯)の日本開催を断念。
PCR検査もいち早く導入して感染防止に努めてきています。
武田薬品がノババックスの新型コロナウイルスワクチンを製造。
国産ワクチンはいつ市場に出せるのか?
[フランクフルト 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は9日の理事会で、新型コロナ対応の債券買い入れプログラムの買い入れ規模縮小を決定し、緊急措置の解除に向けた一歩を踏み出した。
[9日 ロイター] - 米モデルナは9日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)と季節性インフルエンザワクチンの接種が1回で済むワクチンの開発に着手していることを明らかにした。
[9日 共同通信] -政府は新型コロナウイルスの水際対策として帰国者や入国者に求めていた自宅待機期間を、現行の14日間から10日間に短縮する方向で調整に入った。
早ければ今月末にも適用する。
[9日 共同通信] -日本サッカー協会は9日、12月のクラブワールドカップ(W杯)の日本開催を断念すると発表した。
国際サッカー連盟(FIFA)と協議した上で決定した。
創立100周年記念事業の一環として開催に向けて準備を進めていたが、新型コロナウイルスの感染状況や観客制限による採算の見通しがつかなかった。
[8日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は8日、低所得国には新型コロナウイルスワクチンの接種を本格的に実施する準備ができており、公衆衛生の格差を是正する上で、製薬会社や富裕国が約束した量を提供することに懸かっていると指摘した。
[パリ 7日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)は7日、2021年の経済成長率見通しを従来の6%から6.25%に引き上げた。
フランスは新型コロナウイルス感染第4波に直面しており、先月からレストランや映画館、電車など多くの公共の場でワクチン接種証明書が求められるようになったが、INSEEによれば、関連セクターに与える影響は「中程度」に過ぎず、年末までの経済活動はパンデミック前の水準から0.1%しか低下しないとした。
[東京 7日 ロイター] - 武田薬品工業は7日、同社が日本で生産する予定の米バイオ医薬品企業ノババックスの新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省が1億5000万回分を購入する契約を締結したと発表した。
Arne Müseler / www.arne-mueseler.com, CC BY-SA 3.0 DE https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/de/deed.en, via Wikimedia Commons
バイデン大統領が「デルタ株」の拡大抑制に向けたコロナ対策を9日に発表。
連邦政府職員や大企業の従業員などのワクチンの義務化を発表したが猛反発。
新型コロナワクチンのファイザーワクチンのブースター接種を承認する方向。
米食品医薬品局(FDA)、米疾病対策センター(CDC)からデータが集まらないので、規模を縮小して実施するよう提言。
モデルナワクチンのブースター接種については遅れている。
EUは新型コロナワクチンのブースター接種に向けてデータ評価を進める。
追加接種は16歳以上、2回目接種から6ヶ月後。
英国では12─15歳に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨しない方針。
まれな副反応として心筋炎の発症のため。
欧州委員会とアストラゼネカがワクチン供給遅延問題について和解。
インドでは再度感染拡大のおそれ。
現状は日本より感染者が少ない。
[ワシントン/大統領専用機 7日 ロイター] - バイデン米大統領は、感染力の強い新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の拡大抑制やワクチン接種の加速に向けた6項目のコロナ対策を9日に発表する。
この計画に詳しいホワイトハウス当局者によると、ワクチン義務化、検査、および学校における対策などが焦点になる。
[6日 ロイター] - 新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を巡って、米ファイザーと独ビオンテックが欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)に対して承認申請を行ったことを受け、EMAは6日、データ評価を迅速に進めると表明した。
追加接種は16歳以上を対象に2回目の投与から6カ月後をめどに行うもの。
先週3日には米モデルナも追加接種を巡り、EMAに条件付き承認申請を行ったばかり。
[ワシントン 5日 ロイター] - バイデン米政権の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は5日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)について、規制当局が近くファイザー製の使用を認める公算が大きいとの見方を示した。
一方、モデルナ製についてはもうしばらく時間がかかる可能性があるとした。
[ワシントン 3日 ロイター] - 米保健当局のトップらは、今月下旬までに新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を広く一般に推奨するには十分なデータが集まらない恐れがあるとして、政府に対し追加接種計画の縮小を提案した。
提案したのは米食品医薬品局(FDA)のウッドコック長官代行と米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長で、ホワイトハウスの新型コロナ対策調整官を務めるザイエンツ氏に伝えられたという。
[ロンドン 3日 ロイター] - 英政府の諮問機関であるワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)は3日、12─15歳に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨しない方針を示した。
接種後に若い世代を中心にまれな副反応として心筋炎の発症が報告されているためとしている。
[3日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカが欧州連合(EU)に対する新型コロナウイルスワクチンの供給契約を守っていないとして、欧州委員会が法的措置を講じていた問題で3日、両者が和解に達した。
[ベンガルール 2日 ロイター] - インドで2日に発表された新型コロナウイルス新規感染者数は、2カ月ぶり高水準の4万7092人となり、政府が警戒を強めている。
特に、感染が深刻な南部ケララ州からのウイルス拡散、学校再開、祝祭シーズンの開始が懸念されている。
以上のニュースヘッドラインはすべてロイターから引用しました。
https://jp.reuters.com
NIH Image Gallery from Bethesda, Maryland, USA, Public domain, via Wikimedia Commons
あとがき
国内では、引き続きデルタ株の急速な感染拡大が起きています。
今回のデータを見ると、日本は米国並みの感染状況だと言えそうです。
世界ではすでにワクチン摂取を完了した国で感染爆発。
日本では、ワクチン摂取後の規制緩和について見通しを発表。
どう考えても周回遅れとしか思えない。
今回のデータを見ると、新型コロナ感染があと何年続くのかと考えてしまいます💦
繰り返し、思い出すのは分子生物学者 福岡伸一先生の言葉です。
いつになったら動的平衡に達するのか?
明日にでも、ワクチンや特効薬が開発され、ウィルスに打ち克ち、祝祭的な開放感に包まれるような未来がくるかといえば、くるわけがないことは明らかである。
長い時間軸をもって、リスクを需要しつつ、ウィルスとの動的平衡を目指すしかない。
今日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
ブログ村、ライフスタイル部門にエントリーしました。
お手数ですが、下のバナーをプチッとクリックして頂くと大変嬉しいです 🙇♂️