時の化石

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小さな秋を探して九品仏浄眞寺 閻魔堂で大王様から告げられたことば 💦

どーも、ShinShaです。

気温も下がってきて、いよいよ秋本番です。今日は、仕事の合間に世田谷区の九品仏浄眞寺に行ってきました。平日の午前中なのにすごい人。皆、都会の秋を探しに来ています。

九品仏浄眞寺(くほんぶつじょうしんじ)は、自由が丘から東急大井町線で一駅。都会の真ん中にありますが、自然豊かで静かな雰囲気に囲まれています。何だか、ここの空気感は清浄なんですね。今年の春は、新型コロナウィルスのおかげで来ていませんので、10ヶ月ぶりの訪問です。

昨年までは、かなり外国人観光客が多かったです。しかし、今日の平均年齢は70歳超えているな(笑)。来ていた女性の多くは、一眼レフカメラを持っている。しかし、写真撮ろうとするアングルって重なるのよね。すみません、私、邪魔ですか?

九品仏浄眞寺(くほんぶつじょうしんじ)

この寺は、九躰(きゅうたい)の阿弥陀佛をご安置している事から「九品仏」と呼ばれています。創建は江戸時代、浄土宗のお寺です。仏教文化や自然を楽しめるコンパクトで良いところです。

九品仏浄眞寺は、「おめんかぶり」「阿弥陀如来二十五菩薩来迎会」が有名です。これは、阿弥陀如来が二十五の菩薩をしたがえて西方極楽浄土よりご来迎になるという、浄土の教えを具現化した行事で、当日は三仏堂(上品堂)から龍護殿(本堂)へ懸橋がかかり、その橋を信者の方々が菩薩のお面をかぶって行列で歩く行事です。

九品仏」の名で親しまれております当山の正式名称は「九品山唯在念佛院淨眞寺」と号し、浄土宗に属する寺院でございます。 開山は江戸時代初期の高僧「珂碩上人」で、四代将軍徳川家綱公の治世延宝六年(1678)に奥沢城跡であったこの地を賜り、浄土宗所依の経典「観無量寿経」の説相によって諸堂宇を配置し、九躰(九品)の阿弥陀佛像を安置し創建されました。

引用:九品仏浄眞寺website https://kuhombutsu.jp/about/history/

  • 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7丁目41-3
    Tel. 03-3701-2029 (9:00~16:00)

  • 開門時間 当分の間 開門時間 6:00~16:30(新型コロナ対策 のため)

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二十五菩薩来迎会の様子 引用:九品仏浄眞寺website https://kuhombutsu.jp/about/history/

境内風景

東門から山門へ。今年の大みそかは、コロナ対策のため閉鎖と立て看板がありました。

山門は創建当時のまま残っています。両側に仁王像があり、楼上には、二十五菩薩が安置されています。お正月の三が日だけ、扉が開けられて、参道から見ることがでいます。

今回は、来るのが少し早かったかな。わりと暖かい日があったからかな。紅葉はまだまだでした。しかし、色づいた木の葉が、緑とまだらに混じり合って、これはこれで美しいです。

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九品仏浄眞寺東門

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山門(仁王門)

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少し色づいた木葉

九品仏浄眞寺といえば、イチョウの木が有名です。この木は都指定天然記念物となっており、高さ約18メートル。イチョウは中国原産。日本には観音像とともに持ち込まれたという説があります。

イチョウの木はしっかり色づいてきれいでした。歩いている間にも、銀杏が時々落ちてきます。そして銀杏あの匂いもします。今日は、拾っている人はいませんでしたね。

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東京都指定天然記念物 九品仏イチョウ

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イチョウの葉、銀杏

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イチョウの木の下 落ち葉と銀杏

龍護殿(本殿)

龍護殿には、大きな釈迦如来像が安置されています。この仏像は釈迦如来像は東京都指定有形文化財です。浄眞寺では、釈迦如来像と九体の阿弥陀如来像が向き合うように配置されています。

訪問した時には、ちょうど、七五三の御祈祷が行われていました。ここの釈迦如来像のやわらかなお顔、結構好きですね。畳に座って眺めていると、安らかな気持ちになってきます。

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龍護殿(本殿)外観

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釈迦如来像とご祈祷

釈迦如来像の裏側には、普賢菩薩文殊菩薩のかなり古い絵があります。絵を見ていると普賢菩薩の頭の部分にいくつもの、黄金の光が見えた。何かいいことあるかなぁ。どうも欄間から光が抜けています。

そういえば、みうらじゅん氏、いとうせいこう氏が、アフロ像と読んでいる五劫思惟(ごこうしゆい)像、ここにもありましたね。

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普賢菩薩

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五劫思惟像

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御朱印

上品(じょうぼん)堂、中品(ちゅうぼん)堂、下品(げぼん)堂

龍護殿(本殿)に向き合うように、阿弥陀像を置く上品堂、中品堂、下品堂が建てられている。この中に、上生・中生・下生(じょうしょう・ちゅうしょう・げしょう)の阿弥陀如来像各3体が安置されています。この計9体の阿弥陀仏(東京都指定有形文化財)が九品仏の名の由来となっています。

これがこの地域の地名にもなっています。

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美しい木々の色彩カクテル

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上品堂外観

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上品堂阿弥陀仏

閻魔堂

そして、最後に閻魔堂に。この建物、建て替えられていて今回初めて見ました。

閻魔堂の対面には小さなお地蔵さんがいくつも。昔からある場所です。亡くった子供たちの供養のために建てられのでしょうか。ここには、何百年も前から漂う雰囲気が感じられます。

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たくさんのお地蔵様

問題は閻魔堂です。前より大きくなった。お堂の前に三途の川があり、入り口の両側に「うそをつくな」、「わるいことをするな」の真っ赤なノボリが立っている。これは、やる気十分だ(笑)。

スピーカーから「悪ことをするな。うそをつくな。」と聞こえてくる。どうやら、お祈りしている人に向かって音声が流れている。お賽銭を入れると、閻魔大王からのお告げがある仕組みとなっている。

お堂の中に入ると、迫力満点の閻魔様と対面。そして、左右に奪衣婆(だつえば)、懸衣翁(けんねおう)。どっちも恐ろしい。

三途の川辺には、奪衣婆(だつえば)、懸衣翁(けんねおう)という二人の鬼がいて、奪衣婆が亡者の衣服を脱がし、懸衣翁がその衣服を枝にかけ、枝の垂れ具合によって罪の重さが計られる。つぎに、素っ裸にされて閻魔大王の前に行くことになる。

閻魔王は「閻魔帳」を見ながら、私たちの生前の行いをすべてチェックする。
閻魔王はすべてをお見通しだ。そして、閻魔大王の前でウソをつくと舌を抜かれてしまう。

引用:九品仏浄眞寺、閻魔堂説明資料から。一部改変。

最近は、ウソもついていないし、悪いこともしていないけどな。前にお祈りしていた人みたいに、閻魔様にお説教をくらうのか??? こわごわ、賽銭を投げ入れる。

そしてお告げの声が。「あなたは、いつも笑顔で楽しくしなさい。あなたの光は周りの人を幸せにする。」 お説教ではなかった。何と閻魔大王様に励まされてしまった(汗)。分かりました、今日から仰せのとおり致します。

ところで皆さん、お地蔵さんは坊主頭だから霊力なさそうとか、なめてはいけませんよ。
実は、閻魔大王地蔵菩薩の変化(へんげ)なんです。地獄の鬼から救ってくれるのはお地蔵さん=閻魔大王なのです。

地獄まで来て、我々を救ってくれる仏は、お地蔵さんしかいないのです。

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新しくなった閻魔堂

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閻魔大王

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奪衣婆と懸衣翁

あとがき

今日は久しぶりの九品仏浄眞寺で、少し秋を楽しんできました。その後、仕事もばりばり、笑顔でやりました(笑)。
浄眞寺は、仏教文化や自然を楽しめる、ちょっとした異界なのです。今回、行くまで閻魔堂があったことをすっかり忘れていて、焦りました。

皆さんも、お時間がありましたら、ぜひ。

そいえば、ブログを書いている間に、みうらじゅん氏が、地獄に行くことは決定だから、地獄の研究をしていることを思い出しました。僕もそろそろ、勉強はじめなくちゃね。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ShinSha

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