どーも、ShinShaです。
僕は文房具オタク。
とくに細字ボールペンが大好物です。
今回の記事では5種類の細字ボールペンを紹介します。
選んだ5種の製品は基本性能が十分で甲乙つけがたい。
本当に迷ってしまいます💦
時間がない人は、総合評価を読んでくださいね。
ボールペンのコスト、高級感、書き味などの評価から選んでもらうのが良いと思います。
この中から必ずお気に入りが見つかりますよ。
ほぼ日手帳に適するボールペンを求めて
元々、ほぼ日手帳に適したペンを探すのが、細字ペン探求のきっけでした。 文具好きに火がつきました💦
ほぼ日の方眼は 3.7 x 3.7mmなんです。
このへんが、ほぼ日がほぼ日たる所以(ゆえん)だと思うんです。
デザイナーの発想から、こんな中途半端な大きさは思いつかないですね。
長い間、書きやすい大きさを追求してこのフォーマットが決まった。
また、ほぼ日手帳は使っている紙、トモエリバーがすごい。
別のブログにも書きましたが、この紙は薄くて丈夫なので手帳、ノートが劇的に軽い。
海外の有名メーカー製品の重さの50-60%程度なのです。
ほぼ日手帳は世界に誇るべき製品だと思います。
さて、僕はエンジニアなので、たまに数式とか化学式とかを、ほぼ日手帳に書くのです。
3.7 x 3.7mmのマスの中に、上付き文字とか下付き文字とかも書く。
それで、どうしても細字のペンが必要になるのです。
ボールペンについて知ろう
最初に皆さんが大好きなボールペンについて知りましょう。
ボールペンには油性ボールペン、水性ボールペン、ゲルインキボールペンがあります。
それぞれの特徴は下の表のとおりです。
インクには着色をするための染料か顔料が含まれています。
染料は植物や貝などの動物から取った天然染料や合成染料、顔料は天然岩石の粉末や金属酸化物、染料と金属を合成したもの。
染料は水などに溶けますが、顔料は水に溶けない。
色の鮮やかさは顔料の方が優れています。
しかし顔料では溶媒の中に顔料の微粒子を均質に分散させる必要があります。
いかんいつものクセが...このへんでやめときます💦
細字ボールペンにはゲルインク、油性インクが使われています。
細字ペンでは、インクを0.3〜0.5mmという、とても細いペン先から目詰まりなく供給して紙の上に固定する。
しかも長期間使用できる性能も求められます。
考えてみると、ものすごい技術ですね。
ペンが細いから、ペンの構造、インクの調合など高い技術が必要になる。
今回紹介するボールペンは、すべて独自技術で作られたものです。
おすすめボールペンのご紹介
今回は5種類の細字ボールペンをご紹介します。
三菱UNIの製品が多いですが、回し者ではないです。
じっさい三菱UNIのペン、筆記具はすばらしいです。
三菱uni ジェットストリーム
ジェットストリームは、超低摩擦インク(油性)を使用したボールペン。
この商品は大ヒット商品です。
大ヒット商品なので、幅広い製品バリエーションがあります。
ボール径は0.28〜1.0mm。
さらに、プラスチック軸の100円/本から、金属軸のprimeシリーズ 13,000円/本まで💦
なめらかさを出すため低粘性インクを採用。
粘性の低いインクは細字ペンにも応用できます。
インク漏れを防ぐためにペン先を二重ボール構造とした。
素晴らしい技術が採用されています。
油性で極細に対応しているのは、基本的にはこのジェットストリームだけ。
ジェットストリームは油性インクなので、紙へのにじみが発生しません。
このためゲルボールペンより細く見ます。
ほぼ日ストアで手帳を買うと、毎年、ジェットストリーム 0.5mmの3色ボールペンが、付録でついてきます。
ほぼ日ユーザーには、絵やイラストを書く人が多い。
だから、水性のカラーペンにも、にじまない油性インクのジェットストリームを推すのでしょう。
シリーズにはジェットストリームエッジ0.28mmという製品があります。
これは正直、細すぎて書き味がかなり悪い。
売れてないのでしょう。
三菱uniはすぐに0.38mmを発売してきた。
細字ペンとしては0.38mmがベストです。
最近、ひさしぶりにジェットストリームを使っています。
ほぼ日手帳にはやはり最適なペンですね。
再評価すると、実に良い。
これ以上、何もいらいない感じさえする。
しばらくジェットストリームを使ってみることにします。
三菱uni ユニボールシグノ
三菱uniユニボールシグノは水性顔料を使ったゲルインキボールペンです。
ボール径は0.28〜1.0mmのサイズがある。
細字ボールペンの探求で、最初に出会ったのは、ユニボールシグノ極細0.28mm。
このボールペンの性能はすごいです。
ボール径0.28mmでインクを使い切るまで、書けるのです。
極細でここまで使えるボールペンは、シグノ以前には無かった。
僕は2年以上、シグノ0.28mm、0.38mmを使っていた時期がありました。
シグノは新しいゲルインキの開発で細字に対応ができるようになった。
顔料を使っているためインクの発色が美しくで耐光性も高い。
このためアート、デザインにも使えるようになった。
シグノは細字ペンとしての性能は極めて高くコスパも最高に良い。
唯一の欠点は、高級グレードがないこと。
客先などで使うには100円のプラスティック軸製品では...という人もいるはず。
同社から発売されているスタイルフィットシリーズも同じインクを使っています。
ネット情報では全部で31色あります。
三菱uni ユニボール ワン
このボールペンは、2020年2月発売のゲルインキボールペン。
ボール径は0.38、0.5mmの2サイズがあります。
文具店で試し書きすると、なかなかの書き味とインクの発色が素晴らしい。
即、買い上げです。
この製品、何が新しいのでしょうか?
ユニボール ワンは独自開発のビーズパック顔料インクを採用。
このインクは紙に浸透しないから発色が良い。
なるほど、これは新しい技術ですね。
この製品は、色のバリエーションもいっぱいある。
これは、ほぼ日手帳ユーザにはオススメのペンだ。
ユニボールワンには最近オシャレなクリップを付けた「ユニボールワンF」という商品ができました。
これは少し高級感があります。
三菱uni パワータンク
三菱uniポワータンクは加圧型の油性ボールペン。
ボール径は0.5〜1.0mmのサイズがあります。
このボールペン、圧力でインクを押し出すので上向きにも横向きにも文字が書けます。
氷点下でも、湿った紙にも書ける。
素晴らしい技術です。
このボールペンは書き味が素晴らしい。
細字ペンではないですが、とくにボール径1.0mmの製品の書き味は最高。
中太字を好む人にはオススメです。
パワータンクには高級路線の製品はありません。
三菱UNI モルツボールペンシリーズのリフィルに、パワータンクが使われている製品があります。
これがパワータンクの数少ない高級バージョンです。
ぺんてる エナージェル
エナージェルは顔料ゲルインクのボールペン。
ボール径は0.3〜1.0mmのサイズ。
エナージェルには比較的高級な商品もあります。
また書き味はすばらしくなめらかです。
ぺんてるエナージェルにはボール径0.3mmがあります。
これは書き味がなめらかでオススメです。
昨年末まで2年間、僕が使用してきたのはエナージェルフィログラフィ0.3mmです。
エナージェルフィログラフィは金属軸で、ちょっと高そうに見える。
このボールペンのインクは発色が良く美しい。
書き味もすごくなめらかで快いです。
5本のペンでほぼ日メモに書いてみた
僕の手持ちの細字ボールペンの写真をご紹介します。
これ以外にもまだ山ほど💦
この中から下記の5本を選んで、実際に、ほぼ日のメモ用紙(紙質はトモエーリバ)に書いてみました。
- 三菱UNI ジェットストリームエッジ 0.38mm
- 三菱UNI ユニボールシグノ 0.38mm
- 三菱UNI ユニボール ワンF 0.38mm
- 三菱UNI パワータンク 0.5mm
- ぺんてるエナージェルインフリー 0.4mm
試し書きは、比較のためボール径サイズを同一としました。
ただし、パワータンクは0.4mm製品はないので、ボール径0.5mmとしました。
試し書きの裏表の写真を紹介しますね。
書いた用紙は、ほぼ日手帳メモ3.7mm方眼。
字が下手なのは勘弁してください💦
各製品の特徴が出ていますね。
書いたあとの線の太さ、色の濃さなどがよく分かります。
パワータンク0.5mmとユニボール ワン0.4mm、エナージェル 0.4mmの紙に書いた太さはほぼ同じ。
紙に書いた線が細いのはジェットストリームとシグノ。
ユニボールワン、エナージェルは色が鮮やかですね。
今回評価したペンでは、どれも紙への裏抜けはありませんでした。
総合評価
今回は5種のボールペンを紹介しましたが、どれも優れた製品です。
甲乙つけがたく選択に迷ってしまいます。
下の表に、各製品の特徴と2項目の評価をまとめました。
この中の「S」「A」の項目を見て、個人の好みでペンの購入検討をされると良いでしょう。
最近1年以上、エナージェルを使ってきましたが、これからジェットストリームを使おうと思っています。
また、最近、他社からも細字ペンが発売されるようになりました。
何本か買って使ってみましたが、個人的な見解では今ひとつかな。
細字ボールペンのオススメが変わることはなかったです。
オススメのペンの商品リンクです
あとがき
毎日、細字ペンで、ほぼ日手帳にバレットジャーナル を書いています。
同じペンを使うのでインクが消耗するのです。
だから、時々、大型文房具ショップでボールペンのリフィルを買います。
大型文具店で、ボールペンのリフィルを買い求めると、かなりの確率で微妙な空気に💦
店員さんはメーカのカタログを必死で調べ、店内の在庫をあちこちを小走りで探す。
そして、僕が支払う代金は100〜200円💦
先日、知人に「安いボールペンの替え芯変える奴なんていないだろ。普通はボールペンごと買うもんだ」といわれました。
やっぱり、僕は変人なんですかね 💦
冷たい世間の空気にめげず、細字ボールペン探究の道はつづく。
今日もこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、変わり者の目線で書いていきます!
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha