時の化石

ブログ「時の化石」は、アート、ミュージック、ライフハックなどを中心に数々の楽しい話題を提供します。

パット・メセニー『シークレット・ストーリー』1992年。稀代のギタリスト、メセニーの魂を揺さぶる最高傑作。

どーも、ShinShaです。
さて、今日は、ジャズ・ギタリスト パット・メセニーの大傑作『シークレット・ストーリー』をご紹介します。
このアルバムは、ギターミュージックが好きな人にはすごく有名です。
稀代のギタリスト、メセニーの魂を揺さぶる最高傑作。
ぜひ多くの人に聴いて頂きたい美しい作品です。

パット・メセニーについて

パットメセニーについてWwikipediaから引用しました。

1954年8月12日、ミズーリ州リーズ・サミット生まれ。
13歳でギターを独学で始める。

1972年、ゲイリー・バートンのコンサートの際、メセニーは彼の楽屋に行き、自身の演奏を披露しバートンのグループの加入を願う。
バートンはメセニーの実力を認め、彼の推薦により18歳でバークリー音楽大学の講師を務めた。

1974年、ゲイリー・バートンのアルバム『リング』でレコーディング・デビュー。
1975年にジャコ・パストリアスを迎えて発表した初リーダー作『ブライト・サイズ・ライフ』をECMで発表しソロ・キャリアをスタートさせた。

1977年にバートンのグループを離れセカンド・アルバム『ウォーターカラーズ』を発表。キーボディストのライル・メイズらとパット・メセニー・グループを結成、1978年に『パット・メセニー・グループ』を発表。
以後『アメリカン・ガレージ』(1979年)、『オフランプ)』(1981年)、『ファースト・サークル』(1984年)を発表する。
(略)

18歳でバークリー音楽大学の講師とは、メセニーやはり天才なのですね。

僕は、メセニーを90年くらいから聴き始めて、彼のアルバムをほとんど聴いています。
彼はたくさん作品を出していて良いアルバムがいっぱいあります。
メセニーだけで、ブログ10以上、書けると思います。
困った時にまた書こう(笑)

今日は、その中から、選りすぐりの一枚を紹介致します。

f:id:tokinokaseki:20201021144828j:plain
"Pat Metheny - Firenze - 16/03/2010" by Riccardo A. is licensed under CC BY 2.0


スポンサーリンク

マイニングベース


『Secret Story / シークレット・ストーリー』

[DISC1]01.Above the Treetops / アバヴ・ザ・トゥリートップス
02.Facing West / フェイシング・ウエス
03.Cathedral in a Suitcase / カシードラル・イン・ア・スーツケース
04.Finding and Believing / ファインディング・アンド・ビリーヴィング
05.The Longest Summer / ザ・ロンゲスト・サマー
06.Sunlight / サンライト
07.Rain River / レイン・リヴァー
08.Always and Forever / オールウェイズ・アンド・フォーエヴァ
09.See the World / シー・ザ・ワールド
10.As a Flower Blossoms (I Am Running to You) / アズ・ア・フラワー・ブロッサムズ
11.Antonia / アントニア
12.The Truth Will Always Be / ザ・トゥルース・ウィル・オールウェイズ・ビ
13.Tell Her You Saw Me / テル・ハー・ユー・ソー・ミー
14.Not to Be Forgotten (Our Final Hour) / ノット・トゥ・ビー・フォーガトゥン
[DISC2]01.Back In Time / バック・イン・タイム
02.Look Ahead (F Csus) / ルック・アヘッド
03.Understanding / アンダースタンディング
04.A Change In Circumstance / ア・チェンジ・イン・サーカムスタンス
05.Et Si C'etait La Fin (As If It Were The End) / アズ・イフ・イット・ワー・ジ・エンド

f:id:tokinokaseki:20200728212135j:plain
『Secret Story / シークレット・ストーリー』1992年

このアルバムは、 1992年に発表されたグラミー獲得作品。
プレイヤーとして、チャーリー・ヘイデン、ナナ・ヴァスコンセロス、トゥーツ・シールマンス、ダニー・ゴットリブ、ライアン・カイザー、スティーヴ・フェローン、ライル・メイズ、そして矢野顕子が参加。
ちょっとだけ「As a Flower Blossoms」の中で矢野顕子のボーカルが収録されています。
1992年に発売されたアルバムでは、DISC2の曲は入ってなかったです。

僕はこのアルバムはリアルタイムの1992年に購入して聴きました。
28年忘れたことがない、大好きな作品です。

例によって何曲か感想を書いてみます。

Apple Music リンク

Above the Treetops/ アバヴ・ザ・トゥリートップス

カンボジアの音楽にヒントを得たという、民族的な不思議なボーカルから曲はスタートします。
すぐにアコースティックなギターが入り込んできます。
僕はこのギターのやわらかいトーンが大すきです。
この音は頭の中から消えない。
美しいメロディが奏でられていきます。
素晴らしいアルバムのはじめにふさわしい美しい曲です。

www.youtube.com

Antonia / アントニア

アコディオンの演奏から始まる。
美しいメロディの曲です。

アコーディオンとギターが、ヂュエットでメロディを演奏します。
柔らかなストリングスが入ってきます。
そして、曲の半ばから、メセニーのギターソロが始まります。
印象的な美しい演奏です。

ちょっとジャズっぽいメセニー節のフレーズもあちこち混じってきます。
そして、再びアコーデイオンが戻ってきてエンディング。
ああ、なんて素晴らしい音楽だ。

The Truth Will Always Be / ザ・トゥルース・ウィル・オールウェイズ・ビ

9分に及ぶ作品、すごい名曲です。
始めて聴いてから28年間、この曲の素晴らしさが頭の中から消えたことがありません。

マリンバと、ドラムスだけで、曲は始まります。
次に、パーカッションとストリングスが、入ってきます。
静かで美しいメロディーが、進んでいきます。
なんて美しい曲なんだ。

開始3分頃から、ブラスが曲に入ってきます。
ゆったりした美しいメロディが繰り返し演奏されます。
ラベルのボレロみたいに。


曲は進んでいき、メロディの中で、ドラムスの存在が大きくなっていく。
4分20秒過ぎからドラムの大きな打音が入ってくる。
ゆったりした美しい曲に、どんどん緊張感があふれてくる。


そして、5分44秒、メセニーのギターシンセサイザーが乱入。
音楽の全てが、ギターに支配される。
メセニーのギターは、歌う、そして激しく鳴く。
心が強く揺さぶられ、僕の感情が爆発する。
本当にすごい...感情移入しすぎて、もうこれ以上は書くことはできません。

曲のタイトルから想像するに、メセニーは、何かへの強い悲しみや怒りを表現したのだろうか。
これほどドラマチックな音楽は他ではそうそう聴くことができません。

www.youtube.com

Tell Her You Saw Me / テル・ハー・ユー・ソー・ミー

ドラマチックな前曲に続くカタルシスの曲。
美しいストリングスと、ギターの音。心が洗われていく。
すごく心地よいメロディ。
ずっと聴いていたい。

Apple Music おすすめです!

Apple Musicでは、パット・メセニーすべてのアルバムをサブスクで聴くことができます。
ムービーも各種もそろっています。
しかも、3ヶ月無料トライアル付き。
この機会に、ぜひお試しください。

● 利用料金  一般 月額980円 / 学生 月額480円 /ファミリー 月額480円(最大6人)
Appple Music の無料トライアル期間は3ヶ月間。
トライアル期間中解約をすれば、一銭も費用はかかりません。

● 支払い方法
クレジットカード/キャリア決済(電話料金と一緒に支払い)/Itunes ギフトカード/Apple Pay

● 無料トライアル
下のアイコンクリックしてくださいね。

Listen on Apple Music

商品リンク


スポンサーリンク

マイニングベース


 あとがき

今日は、パットメセニーの最高傑作、Secret Story / シークレット・ストーリーをご紹介しました。
久しぶりに「The Truth Will Always Be」を4回連続して聴いたので、まだ感情が高ぶっています。
やはり、音楽には、無限の力がありますね。

このところ、インプットが足らないので、ブログネタ倉庫は空っぽです。
今日は、仕事の合間に、ブログ取材に行ってきました。

また、少し前から食堂レポートの準備を始めました。
学生街の食堂のランチを食べるのは、かなりキツくて逡巡してました。
しかし、食レポを楽しんで頂ける人がいらっしゃるかもしれませんので、意を決して再開しました。

先週末から、たくさんの皆さんに読者登録して頂きました。
誠にありがとうございます。
まだ、対応が追いついておりませんが、皆様のブログにも必ず訪問させて頂きます。
本当にありがとうございます。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha