時の化石

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鎌田實 著『コロナ時代を生きるヒント』を読みながら、「豊かな死」について考えてみる。

どーも、ShinShaです。
このところ、多くの方に、このブログを読んで頂き感激しています。私ができる恩返しは、一所懸命に記事を書いて、楽しい情報、感動する音楽やアートの情報、少し役に立つ情報を提供することです。もっと、「年の功」ならではの情報にフォーカスしていかなければいけませんね。

さて、今、新型コロナウィルス感染が、日本中で急速に拡大しています。還暦をすぎた世代には、これから感染、重症化するリスクが十分にあります。最近、私は、時々死を意識するようになりました。

今日は、敬愛する 鎌田實先生の著作『コロナ時代を生きるヒント』を読みながら、死について考えたことを書きたいと思います。鎌田先生が書かれたように、ウィズコロナのこれからは、遠ざけてきた死を、誰しも身近に感じなければならない時代になってきたと思います。皆さんも、死について忌み嫌うのではなく、少しずつ考えていかれてはいかがしょうか。

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鎌田實 著『コロナ時代を生きるヒント』

新型コロナウィルスの感染状況

絶望と光

新型コロナウィルスは、一気に、感染拡大してきています。この責任の多くは、未だに何一つ有効な対策を実施てきていない政府と厚労省にあります。今、日本中が、無策な政府と厚労省に対して怒っています。

まあ、もともと厚労省というお役所は立派なところなのだ。期待するだけ、馬鹿をみますよ。

国民が苦労して払ってきた年金記録を5000万件も消失したり、健康保険、年金の原資で、日本中に「サンピア」、「グリンピア」、「ペアーレ」などの、年金福祉施設とやらを大量に建設して、経営できなくなって、全ての施設を金額1円で売却したり、譲渡した。どれだけのお金をドブに捨てたか。

www.nikkei.com

ja.wikipedia.org

しかし、最近、東京都医師会や、世田谷区など、医療関係者や自治体の中で、独自の対策を進める動きが出てきましたね。これは、大変嬉しいことです。きっと、これが感染拡大を止める最後のチャンスです。私たちは、地域のこうした動きを支持し、全力で協力して行きましょう。

コロナウィルス 感染防止に関するちょっとした知識

鎌田先生の本を読んで、仕入れた知識をいくつかご紹介します。下記の内容は、大阪大学免疫学フロンティアセンター宮坂昌之招聘教授をインタビューされて、書かれた内容です。

●大量にウィルスを浴びない限り感染しない
人間には自然免疫があるため、免疫学では100万個レベルのウィルスが体内に侵入しない限り、発病しないとされています。つまり、大量にウィルスを浴びない限り感染しない。 こういった正しい知識、リテラシーを身に着けることは重要ですね。

感染防止には、先ず、大量にウィルスを浴びる機会を無くすることが重要。となると、やはりソーシャル・ディスタンスと飛沫対策が有効ですね。人が喋ったり、歌ったりする場所は、当然要注意。当分、居酒屋には行けないなぁ。酔っぱらうと歯止めきかなくなるから。また、公衆トイレも気になりますね。あまり、行かない方がよさそうだ。

●集団免疫獲得は感染率30−40%説
免疫には自然免疫と後天免疫の2種があります。こえまでの多くのインフルエンザが30−40%で感染が終息するため、新型コロナウィルスの集団免疫について感染率30−40%程度だと免疫学者は予想しています。もしそれが正しいとすると、ニューヨークの一部の地域では、既に集団免疫ができあがったのかもしれませんね。

●インフルエンザ ワクチンの効果
ファクターXが、少し前に話題となっていました。医学的には、未だ立証されてないものの、BCGやインフルエンザワクチンには、自然免疫を高めるアジュバントという免疫増強物質が入ってる。これが新型コロナウィルス感染対策に有効だとする説があります。皆さん、今年は、インフルエンザワクチンを打ちましょう。

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200730/k10012541591000.htmlから転載

メメント・モリ 死を意識する

10年以上前、藤原新也氏著作『メメント・モリ』を読みました。インドのガンジス川のほとりで、人間の死体を野焼きし、野犬がそれを食べる様子が写真に撮られていました。死はすぐ横にある。思い出した。「人間は犬に喰われるほど自由だ」というこの本の言葉を。そういえば、Mr,Childrenにも同名の曲がありましたね。

wikipediaの引用です

メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘るなかれ」という意味の警句。芸術作品のモチーフとして広く使われる。

新型コロナウィルス の感染拡大によって、私は、確実に、死を意識するようになりました。決して怖がっているわけではありませんが、少しずつ心の準備を始めています。

昨今の経済事情で、実用化が遅れている開発技術を、少しでも早く世に出したい。世の中の役に立ってから、死にたいと強く思います。ブログで、何十年も前に感動したものを、一つ一つ書き始めたのも、その影響かもしれませんね。

死を意識することは、決してネガティブなことではないと感じています。おかげで毎日が充実してきています。いや、これはネタに毎日困り、必死になってブログを書いているせいかもしれませんが。💦

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藤原新也さん Instagram Postsから転載

「豊かな死」を選びたい

人任せの死ではいけない

鎌田實 著『コロナ時代を生きるヒント』には、日本は「多死時代」に突入しつつあると書いてあります。高齢化によって、日本の死者数は 1995年95万人 → 2020年135万人 → 2035年165万人と増加しつつあります。日本人は、生については熱心に考えるが、死については、やみくもにも恐れてなるべく遠ざけようとする。そして、いざ、死に向き合わなければならなくなると、人任せにしてしまう。

厚労省のデータでは、2017年に病院、診療所、施設で亡くなった人が全体の85%、自宅で亡くなった人は13%。高度成長期、日本人は終末期の家族を、どんどん病院などに預けるようになってきました。

この本は、死という「宝の体験」を、人任せにしていないかという問題提起をしています。単純に、自宅で亡くなるということを推奨している訳ではありません。死という「宝の体験」を豊かにするために、いろいろな選択肢があると教えてくれます。

愛犬の豊かな死

実は、この5月に、我が家では18年一緒に暮らした愛犬が亡くなったのです。家族自慢の、可愛い女の子、長生き犬でした。その愛犬が、原因不明の急病で、わずか1日で亡くなってしまったんです。今でも、私たちはこのショックから十分に癒ていません。彼女は、突然いなくなった。

愛犬が危篤状態になったと、夜、お医者さんから連絡があり、家族全員で病院に向かいました。彼女には、酸素呼吸器と、心電モニターが取り付けてあり、すごく苦しんでしました。家族みんなが、体を撫で声をかけ、励ましました。お医者さんが、もう今夜が山だから、家に連れて帰っても良いですよ、と声をかけて下さいました。私たちは、酸素ボンベを借りて、彼女を抱いて家に連れて帰りました。

病院であれほど苦しんでいた彼女は、家に帰ったら、本当に安らかな表情に変わりました。お母さんや、お父さんの声、懐かしい匂いに安心したのでしょう。柔らかい幸せそうな表情のまま、深夜、消えるように亡くなりました。この愛犬の死は、家族にとって、きっと彼女にとっても美しい物語となりました。また、涙が出そうになってくる。

鎌田先生の本を読んでいて、豊かな死とはこういうものかなと考えました。私の場合は、奥さんが愛犬と同様に私を扱ってくれるかが、大問題ですが(笑)。

自分の意思で決定する

そして、この本を読んで、もう一つ大事だと思ったのは、死について自分の意思で決定するということです。時期が来たら、覚悟して、治療についても家族と話し合って結論を出す。見込みのない無理な治療や、延命治療をしないで、死を受容する。そして、ヒラリと世の中から消えていく。それが理想の死に方だと思います。

鎌田先生は、ピンピンコロリ(PPK)はゴキブリみたいで嫌だ(笑)。ピンピンヒラリ(PPH)が良い、と書かれていますが、大賛成です。皆さん、今度はPPHですよ!

まとめ

今日は、鎌田實 著『コロナ時代を生きるヒント』を読みながら、死に関する記事を書きました。皆さんのご参考になれば、幸いです。

まだ、本を全部読み終えていません。自分の死については、これから、さらに深く考えていかなければならないと思っています。このテーマについては、今後もまた、ブログに書いていきたいと思います。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。 今後ともよろしくお願いします。
ShinSha