時の化石

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我が家の十月桜に花芽が付きました。瀕死の状態から咲いた可憐な花に、励まされてきました。

どーも、ShinShaです。

今日は日曜日です。今日のブログは、身の回りのことを書いてみます。こういう記事は、これが初めてなのかな? 休日モードで、字数は少なくなくなるかもしれません。

僕のブログは、テーマを決めて、それについて調査して、これまでに分かっている情報を書いて、そして自分のコンテンツを加えていくという形で書いてます。いわば理系のレポートの形式ですね。だから、日常をうまく書いていらっしゃるブログを読むと、僕には本当に羨ましいのです。

今日は、我が家の アイドル「十月桜」について、ブログを書きます。

十月桜

この項の情報は、website「みんなの花図鑑」から引用します。このサイトには初めて行きましたが、素晴らしいですね。

十月桜の特徴について表を引用します。

花の特徴 秋から冬にかけて花が咲くので、はっと人目を引く。 開花時期は10月から4月にかけてで、断続的に小さい花を咲かせる。 春の花のほうが少し大きい。 花の色は白ないし淡い紅色である。 花径は25~35ミリくらいあり、花弁数は10~20枚である。 萼筒は太い壷型で、雌しべが長く突き出る。
葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。 ただし、結実するのは稀である。
その他 江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜(マメザクラ)の交雑種といわれる小彼岸桜(コヒガンザクラ)の園芸品種である。 江戸時代の後期から広く栽培されてきた。

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みんなの花図鑑から引用 https://minhana.net/wiki/ジュウガツザクラ/ 

十月桜の可憐な花に、いつも励まされてきた

枯れ木のような先住民

我が家には、かなり広い、残念ながら西向きのバルコニーがあります。我が家の十月桜は、前の住民が残していったもので、僕らより前から住んでいたのです。

引っ越してきた春には、十月桜は、花が咲くこともなく葉もほんど無く、枯れ木のようになって、バルコニーの端っこに置かれていました。僕らは、「きっとあの木はダメだね。時間があるときに植え替えたほうがいいね。」と話していました。

そして、季節は夏になり、先住民は、ますます勢いが細って、瀕死に近い状態になっていきました。あまりに不憫に思った奥さんが、熱心に水やりをするようになりました。しかし、十月桜は、西日の勢いに押されて回復する様子もなく、バルコニーの端に、ただひっそりと存在していました。

夏の終わりのある日、小さく可憐な花が咲いた

お盆が過ぎて気温が下がってくると、十月桜は少し生気を取り戻したように見えました。しかし、回復する様子は見られませんでした。

ところが、夏の終わりに、十月桜に花が咲いたのです。奥さんから、話を聞いた僕は、走ってバルコニーに行きました。そこには、白い可憐な小さな花が咲いていたのです。本当に美しい一輪でした。あんな瀕死の状態から花が咲いた十月桜から、僕らは大きな感動をプレゼントされました。

人生には様々な事が起きます。僕は、様々な世の中の嵐に巻き込まれて、悩みを抱えていました。いつしか、自分をこの桜に投影するような心境になっていました。その桜が小さな花をつけた。十月桜の可憐な花は、この日からいつも僕を励まして続けてくれるのです。

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2019年8月30日小さな可憐な花が咲いた(1)

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2019年8月30日小さな可憐な花が咲いた(2)

秋には美しいピンクの花が咲いた

秋になると十月桜は生気を取り戻し、美しいピンクの蕾をつけるようになりました。春の様子からはとても想像ができないような、美しいピンクです。生物には素晴らしい力があるのですね。この蕾を見て、僕はさらに勇気づけられました。

そして、昨年の秋、我が家の十月桜は、3ヶ月以上にわたって、枝という枝に小さな花が咲き続け、僕らを楽しませてくれました。奇跡のような復活でした。その頃から、十月桜は、我が家のアイドルになりました。

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2019年10月1日

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2019年11月4日(1)

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2019年11月4日(2)

今年の夏も十月桜に花芽がついた

そして、我が家のアイドル、十月桜は、冬から勢いを取り戻し、幹や枝にも色つやが戻ってきました。今年の春には、枝という枝に花を咲かせて、素晴らしい春を楽しませてくれました。

心配なのは、夏の西日をどう乗り切るかです。6月末には、夏に備えて彼女を軒下まで移動しました。そして、肥料を与えたり、十分なケアをするようになりました。おかげで、今年の夏は、西日に負ける事なく、青々した葉をつけたまま、もう少しで夏を越すことができます。彼女、少し痩せていますけどね。

しばらく前に、害虫が発生して、奥さんは現在、害虫と格闘しています。虫を見てみると、尺取虫です。我が家は、中層階のマンションなので、シャクガ科の蛾が卵を生みつけたんですね。自然界とはよくできたもので、ボロボロの昨年には、虫も寄り付かなかったのに、アイドルになった途端、虫がいっぱい湧いてくる。あ、人間社会も同じだ(笑)。

そして、今朝、十月桜に花芽がついたのを、奥さんが教えてくれました。今年も美しい秋がやってきます。僕も、彼女に負けないよう、頑張って仕事に花を咲かせたいと思っています。 今日撮った写真を載せます。もう、小さな花が咲き始めていますね。

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2020年8月23日(1)

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2020年8月23日(2)

植物は美しくいつも心を和ませてくれますね。十月桜は年に2回も咲いてくれる、しかし花は可憐で美しいです。

あとがき

今日は我が家のアイドル、十月桜のお話を書かせて頂きました。小さな苗木にも大きな生命力が宿っていることを気付かせてくれました。何だか、花の写真だらけの、いつもとは全然違うブログになってしまいました💦 

僕は、いとうせいこう氏のベランダーシリーズの大ファンなのです。しかし、奥さんの許しがもらえず、ベランダ園芸には、まだ手が出せません。もっとも当面は、仕事とブログに忙しくて無理そうですけどね。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
今日は身の回りの記事書いてみましたが、結局、いつもと同じ形式になってしまったようです💦
まあ、いいか。
今後ともよろしくお願いします。

ShinSha

ブログ村、60代部門にエントリーしました。
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