どーも、ShinShaです。
今日は久しぶりに、音楽のブログです。 ザ・ビートルズ 『マジカル ミステリーツアー』(1967年) について記事を書きます。 このアルバム、すごい名曲揃いです。
「愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)」 「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー 」「ハロー・グッドバイ」「フール・オン・ザ・ヒル 」などなど。
ビートルズについて、ほとんどブログに書いてしまったと思っていました。
先日、ライブラリーを見てびっくりました。
なぜ、このアルバムのこと忘れていたのだろう。
こんな、名曲揃いのアルバムを紹介していないなんて!
ビートルズはすごいですね。
まだまだ、名盤があります。
『マジカル・ミステリー・ツアー』をめぐる物語
前作の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の頃から、ビートルズはライブができない、スタジオミュージシャンになっていました。
客が集まりすぎ、いろんな政治団体からも敵視され、さまざまなトラブルが起きました。
もはやライブが開催できなくなってしまったのです。
詳しい内容は、以前のブログをご覧ください。
ビートルズは、アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』制作後、新しい映画を作ったのです。
その映画のタイトルが『マジカル ミステリーツアー』。
企画は、観光バスで旅行する人が、予測できない「マジカル」な冒険をするというストリー。
この映画のロケにはファンが押し寄せ、撮影は困難を極めた。
そして、映画は大失敗する。
イギリスでは1967年のクリスマス休日頃に、テレビで2放送されたが非難が集まった。
アメリカでは公開が見送られてしまった。
しばらく映画はお蔵入りとなってしまったのです。
このアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』は、元々、映画のサントラ版として制作されました。
映画の不評にかかわらず、このアルバムは高い評価を得ました。
やはり、素晴らしい曲が揃っていますからね。
ザ・ビートルズ 『マジカルミステリーツアー』
\01. マジカル・ミステリー・ツアー MAGICAL MYSTERY TOUR 02.フール・オン・ザ・ヒル THE FOOL ON THE HILL 03.フライング FLYING 04. ブルー・ジェイ・ウェイ BLUE JAY WAY 05.ユア・マザー・シュッド・ノウ YOUR MOTHER SHOULD KNOW 06.アイ・アム・ザ・ウォルラス I AM THE WALRUS 07.ハロー・グッドバイ HELLO, GOODBYE 08. ストロベリー・フィールズ・フォーエバー STRAWBERRY FIELDS FOREVER 09. ペニー・レイン PENNY LANE 10. ベイビー・ユーアー・ア・リッチマン BABY, YOU'RE A RICH MAN 11. 愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ) ALL YOU NEED IS LOVE
まあ、前作から続いてなんというアルバムカバーでしょうか。
どこにもメンバーの顔が写っていない(笑)。
しかし、このアルバム下に書くように、名曲が揃っているんです。
カバーにだまされたらダメですよ。
例によって何曲か感想やら解説を書きます。
Apple Music Link
ハロー・グッドバイ HELLO, GOODBYE
ポールマッカトニーの楽曲です。
この曲はポップスの名曲です。
今聴いても、楽しくて素晴らしい。
その後の、ロックミュージックの見本となるような名曲です。
この曲ができたきっかけについて、wikipediaでは以下のように説明しています。
ポールマッカートニーの後の『エボニー・アンド・アイボリー』も同じ発想から出てきてますね。
ビートルズのマネージャーの部下、テイラーはマッカートニーの自宅を訪問し、ビートルズの楽曲の歌詞の書き方を尋ねた。
すると、マッカートニーはハーモニウムを演奏しながら「この世に存在する相対するものを叫んでみて」と要求。
テイラーが「black and white, yes and no, stop and go, hello and goodbye」と答えたことから本作が生まれた。引用:wikipedia
日本のロックグループ、「チューリップ」は、この楽曲にインスパイヤーされ、このティストの音楽を日本で展開していったのだと思います。
「チューリップ」懐かしいですね。
ストロベリー フィールズ フォレバー Strawberry Fields Forever
これは、ジョンレノンの楽曲です。
ジョンらしい素晴らしい曲ですね。
1980年のレノンの死後、ニューヨークのセントラル・パーク内に作られた記念碑は「ストロベリー・フィールズ」と名付けられました。
詞は文学的で、少し幻想的なイメージもあります。
この曲は、ジョンが子供の頃遊んでいた孤児院「ストロベリー・フィールド」をモチーフにしたものです。
本作は、リヴァプール郊外にあるジョンが幼少期に暮らしていた家の近くにあった救世軍が運営する戦争孤児院「ストロベリー・フィールド」をモチーフにしており、レノンは幼少期に友人と共にストロベリー・フィールドにある樹木が生い茂った庭園で遊んでいた。
当時のレノンにとって愉しみの一つとなっていたのが、夏毎にストロベリー・フィールドの地所で開かれる庭園パーティーだった。引用:Wikipedia
歌詞の一部を紹介します。幻想的なイメージの世界です。
Let me take you down
‘Cause I’m going to Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever
一緒に行こう、
僕はストロベリーフィールズに行くところだ。
そこには現実はなく、
楽しいこともない。
ストロベリーフィールズよ永遠に。
Living is easy with eyes closed
Misunderstanding all you see
It’s getting hard to be someone
But it all works out
It doesn’t matter much to me
目を閉じれば、生きのるは簡単だ。
見るものが誤解を生む。
一人前になるのは難しいけど
でも、うまくやれるさ。
僕には、そんなこと大して意味はないけどね。
愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ) ALL YOU NEED IS LOVE
僕は、この曲は『イマジン』と並ぶ、ジョンレノンの名曲だと思っています。
イントロを聴いただけで、涙が出そうになる時があります。
本当にジョンらしい素晴らしい曲です。
この曲を最初に聞いた時、なんて大げさなイントロと思ったのですが、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」なんですね。 ジョンのアィデアでイントロが決まったといわれていますが、フランス国家を皮肉っているんですね。
この曲は1967年、通信衛星で世界で同時配信されたそうです。
wikipedaiに記載がありました。
1967年5月18日にビートルズは、世界初の試みとなる通信衛星を使って24ヵ国で同時放送された宇宙中継特別番組『OUR WORLD ~われらの世界~』(6月25日放送)にイギリス代表として出演する契約に署名した。
番組では『ALL You Need Is Love』が採用され、同番組内でレコーディング風景が世界中継された。
当時のマネージャーであるブライアン・エプスタインは、この時のパフォーマンスを「グループにとって最高の瞬間」と語っている。
曲の歌詞をご紹介します。
訳には少し悩みました。
二重否定の文が続いてかなりひねくれてますね。
どこかで、ジョンが笑っているのが見えるようです。
あらためて、この詞の意味について考えると、ジョンの深い知恵を感じてすごく感動します。
ジョンは「できなかったことはできなくて良いんだ。
歌えなかった歌は歌わなくても良いんだ。」と言っているんですね。
きっと、ここには東洋的な思想が反映されています。
つづいて、「今こそ愛が必要だ。愛がすべてだ。」と彼は歌っています。
できなかったことも、歌えなかった歌も、守れなかったものも、愛があればすべてが変わっていくんだ。
ジョンらしい感動的なメッセージです。
愛、愛こそががすべてだと。
There’s nothing you can do that can’t be done
Nothing you can sing that can’t be sung
Nothing you can say, but you can learn how to play the game
It’s easy
できなかったことは、もうできない。
歌えなった歌は歌えないんだ。
いうことがなくなっても、ゲームのやり方は学べるだろう。
簡単だ。
All you need is love, all you need is love
All you need is love, love, love is all you need
All you need is love
All you need is love, love, love is all you need
必要なのは愛だ。必要なのは愛だ。
必要なのは愛だ。愛、愛こそが全て。
必要なのは愛だ。
必要なのは愛だ。愛、愛こそが全て。
アメリカは、今、ブラック ライブズ マター で揺れている。
中国は、香港やチベットやウィグルの人たちへの弾圧を止めない。
世界中で紛争は絶えない。
そして、今、世界中がコロナの影響で苦しんでいる。
僕は、今こそ、この歌が歌われるべきだと思います。
- アーティスト:ザ・ビートルズ
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: CD
まとめ
やはり、音楽の記事書いてる時は楽しいですね。今回は、ジョンレノンの歌詞の一部を訳してみましたが、あらためて、彼の才能の素晴らしさに感動しました、このアルバムも名盤ですね。若いみなさんも、是非、聴いてみてください。
そして、困難な今こそ、『愛こそはすべて(オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ) ALL YOU NEED IS LOVE』を歌おう!
今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
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