時の化石

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令和二年にさようなら 等々力不動に初詣 等々力渓谷にも行きました

どーも、ShinShaです。

今年は新型コロナウィルス に振り回された1年でした。仕事にもいろいろ影響がありました。いまわしい令和二年と訣別するために、早々と初詣に行ってきました。

参詣した等々力(とどろき)不動尊では、12月15日から新年用のグッズの提供を始めていました。寺社詣りというのは、気分の問題ですからね。初詣に行ったおかげで、ずいぶん気分がすっきりしました。おまけに美しい紅葉も楽しむことができました。

等々力不動尊の歴史

しばらく前に、世田谷区等々力に住んでいた時期がありました。この付近は、今年亡くなった愛犬を連れて、あちこちを散歩した思い出があります。そのようなことで、今回はなじみ深い等々力不動尊に初詣をしてきました。

歴史を調べてみると、結構、歴史が古いんですね。等々力不動尊は、近くにある満願寺の別院で、正式名称は瀧轟山(りゅうごうさん)明王院というんですね。伝承によれば平安時代末期の創建だとか。

本尊は不動明王。寺に残る言い伝えによれば不動像は1300年前の作で、そして800年前に興教大師が夢を見て、武蔵国不動明王像を安置する場所を探し続け、当時の豊富な水量を流す当地の滝を見て、霊地と悟り、この地に不動堂を創建したのが始まりであると言われている。

本堂は江戸時代末期の建築で、拝殿は1952年に山門は1968年に満願寺より移築したものである

不動尊には隣接して等々力渓谷があり、23区内では貴重な自然湧水による滝や豊かな動植物が見られるスポットになっている。また、茶屋や休憩処もある。

引用:Wikipedia

等々力不動尊

〒158-0082 東京都世田谷区等々力1丁目22ー47 TEL: 03-3701-5405

等々力不動尊に初詣

初詣にお邪魔した等々力不動をご紹介します。

ここの山門は小さい門ですが、この風情が好きです。良い雰囲気が出ているでしょう。山門の右には「師走」、左には立て看板が、何やら書いてあります。

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等々力不動尊山門

おお、12月15日から破魔矢、お守、干支のグッズ、絵馬、おみくじなど、新年のグッズをお授け開始と書いてある。ずいぶん、早い初詣かと思っていたがお寺に公認して頂いた(笑)。

とうことで気分転換に来てよかったです。看板には参拝順路も書いてあります。まさに、コロナ時代の対応ですね。

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門に掲示された案内

拝礼して、山門をくぐります。正式名称の瀧轟山(りゅうごうさん)が掲げてあります。滝の音がひびく山という意味かな。山門から懐かしい境内が見えてきます。

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山門から境内を臨む

ここの境内は割と奥行きがあるのです。正面に見えるのが本殿。本殿前には紅葉が残っていますね。左手には銀杏が色づいています。

手前左は矢倉が組んであります。その奥の赤い灯籠の所を左に抜けると、傾斜地になり、下には渓谷があるのです。等々力不動は、等々力渓谷に隣接する山の上にあるのです。

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等々力不動尊の境内


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本殿付近にはボチボチ人の姿が。大きな赤い提灯が下がっているでしょう。本殿前には、ドラがあるのですが、感染防止のために綱は巻き取って上で留めてあります。

本殿でお参りをしてきました。家族の健康、新型コロナウィルス禍が早く鎮まるようにお祈りしました。少し気分がすっきりしてきた。

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本殿

参拝を終えて、矢倉の下から谷の方向を見ると目を奪われました。まだ、美しい紅葉が残っている。紅葉をバックに写真を撮っている女性たちもいます。すばらしい。すごく得をした気分になったのです。

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境内から渓谷方向を臨む

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美しい紅葉!

斜面を下っていく山腹には、小さいお不動さんの石像があります。この古くて素朴で少しユーモアを感じる石像が昔から好きでした。少し斜面を登って、お賽銭を置いてお祈り。近くには役行者(えんのぎょうじゃ)の石像もあります。

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山腹にある小さな不動石像

そこから、さらに降ると小さな滝があります。この滝は不動滝と呼ばれています。興教大師が夢を見たという伝承があるのはこの滝です。昔はもっと水量が豊かだったんでしょうね。

滝の吐き出し口は竜の頭。左手上には不動明王の像が立っています。滝の付近で、ずっと真言を唱えている老婦人が一人。ノーマク サラマンダー。。。さっきからもう10分以上。信者さんには、パワースポットなのでしょうね。

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不動滝

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滝の上に立つ不動明王、二童子


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等々力渓谷

等々力渓谷は、東京23区にある豊かな自然を楽しめる渓谷として有名です。場所は渋谷から20分。東急大井線等々力駅から歩くこと3分。成城石井の裏手の赤いゴルフ橋の左岸を降りると、もうそこは渓谷です。

この渓谷、都内の人気スポットで、例年は大勢の人が訪れます。雑木林があり、野鳥が多く、途中には古墳があったり、等々力不動さんの不動滝もあったり、およそ1kmの楽しいウォーキングコースです。

等々力渓谷

武蔵野台地は、水を通さない海成の粘土質層の上に水を通しやすい礫層が互層となった関東ロームに覆われた台地であり、台地上をはじめ多摩川に削られてできた崖線には多くの湧水がある。
等々力渓谷はこの大量の湧水が台地を侵食してできた渓谷である。
渓谷の谷底は等々力駅付近から下流の脇を遊歩道が整備されている。
10mほどの急峻な両崖には武蔵野の雑木林が残って陰鬱として夏でも冷涼である。
また、南側は戦国時代に深沢から移ってきたとされる満願寺の境内に隣接し、その別院の等々力不動尊霊場として、湧水が流れ落ちる不動の滝に打たれる修行者が時折見られ、冬季を除いて茶屋も建ち、都内でも有数の憩いの場となっている。

等々力(とどろき)はその名の由来を、こうした湧水の流れ落ちる音写の「轟く」にちなむという説が有名であるが、元の満願寺の場所の兎々呂(とどろ)城からなど諸説ある。
歴史上の記録よりもさかのぼった古来からこの渓谷は存在しており、渓谷崖には7世紀頃のものと考えられる横穴式の古墳なども見つかっている。

引用:Wikipedia

今回は、等々力渓谷のすべては歩いていないので、昔撮った写真も加えて記事を書きます。

赤い「ゴルフ橋」の上から見た渓谷。こうやって写真を見ると、けっこうジャングル(笑)。左岸側に歩道があります。

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「ゴルフ橋」から渓谷を臨む

ここは多摩川がすぐ近くなので、いろいろな水鳥や野鳥がやってきます。水量が少ないので水質は?ですが、自然はかなり豊かです。

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等々力渓谷の水鳥

渓谷の護岸は石積みでできています。少し苔がついたり味わいがあります。とても都心の真ん中にある場所とは思えません。

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等々力渓谷風景

そして、先ほどの等々力不動さんの山の下にある不動滝付近に戻ります。この付近も風情がありますね。

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等々力渓谷 不動滝付近の風景

あとがき

今回は12月中旬に、初詣に出かけた記事でした。令和2年は、世界中が、新型コロナウィルスのおかげでひどい年でしたね。

僕は神も仏もパワースポットも信じていませんが、自分のパワーが落ちるのは困るのです。悪いイメージを断ち切って、精神のパワーを回復したかった。といいながら、結構真面目に祈ったりして。

いずれにしても、とても良い気分転換になりました。久しぶりに等々力渓谷にも行けたしね。やはり等々力は都内で最も自然に恵まれた、魅力がある地域です。今日は良い1日になりました。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ShinSha

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