時の化石

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ビリージョエル 『ニューヨーク52番街』胸を打つ名曲「オネスティ♬」

どーもShinShaです。
久々にこのアルバムを聴きました。
ああビリージョエルの世界だ。
40年前にタイムスリップ。
この作品は1978年グラミー賞最優秀アルバム。
「オネスティ」「マイライフ」ヒット曲も入っています。

ビリー・ジョエル のマストアルバムです。

ビリージョエル 『52nd Street』1978年

ニューヨーク52番街(期間生産限定盤)

ニューヨーク52番街(期間生産限定盤)

\01. ビッグ・ショット Big Shot
\02. オネスティ Honesty
\03. マイ・ライフ My Life
\04. ザンジバル Zanzibar
\05. 恋の切れ味(スティレット) Stiletto
\06. ロザリンダの瞳 Rosalinda's Eyes
\07. 自由への半マイル Half a Mile Away
\08. アンティル・ザ・ナイト Until the Night
\09. ニューヨーク52番街 52nd Street

前作『ストレンジャー』の大ヒット後に、ビリーが制作した名盤です。
のびのびと多彩なテイストの曲を作っています。
ビリーの才能が発揮されていますね。
「オネスティ」 「マイ・ライフ」 「 ザンジバル」「 自由への半マイル」「アンティル・ザ・ナイト」など、名曲ぞろいです。
この作品は1978年グラミー賞最優秀アルバムと、男性ポップ・ボーカル部門の2部門を受賞しました。

下にHMVのこの作品のアルバム解説を掲載しました。

名うてのバックミュージシャンって、さらりと書いてありますがすごいのです。 フレディ・ハバード、スティーブ・カーン、エリック・ゲイル、ディヴ・グルーシン。
ジャズファンにはびっくりするメンバーです。

前作にあたる『ストレンジャー』に引き続きグラミーを再び受賞した通算6作目のアルバムで人気の高い一枚(1978年発表)。
一時期TVCMやBGMによく使われていた"オネスティ"など収録。 前作で一躍スーパースターとなったビリー・ジョエルだが、ここでも名うてのバック・ミュージシャンの好サポートを得て、彼自身の個性であるストーリーテラー的な資質を守り実直に歌っている。

引用:HMV https://www.hmv.co.jp/artist_Billy-Joel_000000000004486/item_52nd-Street-ニューヨーク-52番街_1396640

オネスティ Honesty

日本で大ヒットしたバラードです。
アメリカでは、さほど売れなかったようです。

この曲は、ビリーのボーカルが本当にすばらしいですね。
「オーネスティー♬」、ロングトーンが美しい。
胸を打つ熱唱です。
ソニーのCMにも使われていましたね。

歌詞の一部を訳しました。
見かけの優しさ、愛情は誰もが示してくれる。
でも世の中には誠実さはない。
だけど君と僕は、もっと誠実な関係でいたい、そんな意味なんですね。

If you search for tenderness
It isn't hard to find
You can have the love you need to live
But if you look for truthfulness
You might just as well be blind
It always seems to be so hard to give

君が愛情を求めているなら
見つけるのは難しくない
生きるための愛くらいなら手に入る
でも君が誠実さを求めているなら
何も見つけられない
それは与えることもとても難しいんだ

Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you

誠実、なんてさびしい言葉だろう
誰もが不誠実だから
誠実、ほとんど聞いたことがない
だけどそれこそ君に求めているものなんだ

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Billy Joel

"File:Nieuwste artiesten bij Phonogram, Billy Joel, Bestanddeelnr 925-8727.jpg" by Rob Mieremet / Anefo is marked with CC0 1.0

マイ・ライフ My Life

この曲も名曲です。 全米シングルチャート3位。
日本でもかなり売れました。

この歌は店をたたんで家を売り払い、西海岸に旅立った友人の心境を歌っています。

友人は知人からいろいろ言われるけど、LAで自分の生活を築き頑張って生きている。

お節介なやつらに、こう言ってやりたい時もありますよね。
これは僕の人生だ
放っておいてくれ

I don't care what you say anymore,
this is my life
Go ahead with your own life, leave me alone

君が何を言っても気にしない
これは僕の人生だ
君は君の人生を進めよ
僕のことは放っておいてくれ

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ザンジバル Zanzibar

ザンジバル』という名のスポーツバーの歌。
実在しないバー。

店にはイイ関係のウェイトレスがいて、毎晩、飲みながらスポーツを観ている。
歌にはボクサーのモハメド・アリメジャーリーグピート・ローズヤンキースが登場します。
ニューヨーカーのビリーはやっぱりヤンキースファンですね。
「新聞の見出しは、いつもヤンキースが握っている」と歌ってます。

『僕は爺ちゃんの車と、ジャズギターをもっている。ザンジバルにはツケがある。今夜もそこに居るんだ」 良い歌詞ですね。

この曲は、もちろんビリージョエルの歌も素晴らしいのですが
もうひとつの魅力はフレディ・ハバードのトランペットです。

曲の中盤で転調し、スローなピアノに続いてバイブのプレイが始まります。
続いて、ハバードのソロがスタート、ウッドベースがビンビン響いてくる。
これはストレートジャズですね。
短い時間に、超絶のフレーズを見せつけるテクニックはさすがです。
発売当時、フレディ・ハバードのトランペットソロのあまりの素晴らしさに、僕らは狂喜したものです。
ちなみに、ビリージョエル の「マイ・ライブズ」というアルバムには、フレディ・ハバードの別テイクバージョンが収録されています。
こっちもすばらしいです。

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Freddie Hubbard

"Freddie Hubbard - trumpet" by Tom Marcello is licensed under CC BY-SA 2.0

自由への半マイル Half a Mile Away

ビリーらしい、明るい希望の歌です。
新しい世界は、あと半マイル先にある。

半マイル先を目指して、みんな頑張って生活している
この曲、大好きです。

歌詞の一部を訳してみました。
これ、めちゃくちゃいい歌詞ですね。
感動で涙が出そうになる。

Angelina save a place for me
I've been livin' someone else's life
and now I've got to be free
Turn your transistor on and let the music play
I try to keep the family satisfied
But there's gotta be more to life than
just try, try, try
Oh my other world is only half a mile away

アンジェリーナ 、僕の場所を取っておいてくれ
これまで他人のために生きてきたから
僕は、今、自由にならないといけないんだ
ラジオをつけて音楽を聴かせておくれ
家族のために頑張り続けてきたけど
人生にはもっと必要なものがある
トライ、トライ、トライするんだ
おお、僕の 新しい世界は、あと半マイル先


今回から曲の紹介はApple Musicとなります。
全曲30秒間視聴できます。

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ニューヨーク52番街(期間生産限定盤)

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あとがき

ビリージョエル は、僕がリアルタイムに聴いていた音楽です。
本当にひさしぶりに、この作品を聴きました。
本当にすばらしかった。

音楽は記憶の片隅に隠れている、いろいろなイメージとリンクしていますね。
若かりし頃の埋もれていた記憶をビジュアルに思い出しました。

新しい世界まで、あと半マイル。
頑張りましょう。

今日もこのブログを訪問いただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ShinSha

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