時の化石

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『ジャスト・ア・タッチ〜渡辺貞夫ヴォーカル・コレクション』 おしゃれでポップなジャズを楽しめる最高の一枚

どーも、ShinShaです。
今回はジャズプレイヤー渡辺貞夫さんのボーカル曲を集めた作品のご紹介です。
これが、本当にすばらしいのです。
参加しているボーカリストは世界を代表するスター達。
全曲がポップでメロディが美しい。
これはもう聴くしかないですね。

恋の歌、失恋の歌、人生を愛おしむ曲。
最高の歌と美しいアルトサックスの演奏。
このアルバムはジャズの入門盤としてもオススメです。

『ジャスト・ア・タッチ〜渡辺貞夫ヴォーカル・コレクション』1991年

Apple Music link

ナベサダの愛称で親しまれるサックス奏者、渡辺貞夫
1950年代から本格的に音楽活動を始め、1961年に初のリーダーアルバムをリリース。
ジャズをベースにブラジル音楽やアフリカのリズム楽器を取り入れ、親しみやすい音楽にアレンジする、ジャンルの壁を軽々と飛び越えたサウンドが彼の作品の大きな魅力。
キャッチーなメロディで多くの人々の心をつかみ、ジャズを大衆にとっての身近な存在に変え、日本の音楽シーンに影響を与えた功績は大。

引用:Apple Music スタッフメモ

渡辺貞夫さんは1933年生まれ。
今年で88歳。
渡辺貞夫さんは、今でも、第一線のジャズミュージシャンです。
ずっとライブも開催しているし、 毎年、新しいアルバムを出しています 。
信じられない!

最近の作品では『NATURALLY』(2015)が激しくオススメです。
一昨年のライブアルバム『Sadao 2019 - Live at Blue Note Tokyo』もすばらしいです。

色々な情報を見ると、彼は練習量が半端ではないらしい。
デビュー以来、ずっとストイックに努力されている。
だから、80歳超えても第一線でいられるのです。

今回ご紹介する作品は、渡辺貞夫さんのボーカル入り楽曲を集めたベストアルバム。
参加しているボーカリストは、ランディ・クロフォード、 パティ・オースティン、 ブレンダ・ラッセル、 ロバータ・フラックなど、超一流のボーカリスト
皆、日本にもなじみのある人たちです。

このアルバム、少し飲みながら聴くと最高なんですね。
そして、ラストはいつものあの名曲。

何曲か感想を書いてみます。

ヒアズ・トゥ・ラヴ HERE'S TO LOVE(featuring ROBERTA FLACK

ロバータ・フラックが歌うバラード曲。
ロバータ・フラックは「やさしく歌って(Killing Me Softly with His Song)」で1973年グラミー賞受賞。 日本でも流行りましたね。
渡辺貞夫ロバータ・フラックとの共演。
これはすばらしいですね。

彼女のボーカリルは真っすぐで、シンプルで美しいですね。
恋する女性の気持ちを歌った歌。
ロバータ・フラックの歌が、とても可愛いらしく聞こえます。

この曲にはストリングスが入っています。
サックスとストリングスのハーモニーが美しい。 ああ、もう少し長く聴いていたい。

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Roberta Flack-legendary soulful singer

"Roberta Flack-legendary soulful singer-Boston, Mass.-Aug. 28, 2013" byprotestphotos1 is licensed under CC BY-SA 2.0

エニー・アザー・フール ANY OTHER FOOL(featuring PATTI AUSTIN)

この曲は失恋の歌です。
ボーカルはパティ・オースティン
パティ・オースティングラミー賞ボーカリスト
彼女はマイケル・ジャクソン、ジョージベンソンなんかとも共演しています。

大事な人と別れてしまった、愚かな自分を嘆く歌です。
きっと私ではない愚か者のしたこと・・・

パティ・オースティンのボーカルは最高です。
静かに感情を抑えて曲に入ってきます。
ていねいに美しいメロディを歌っていきます。
そして、サビで感情が爆発。 ドラマチックな表現です。

パティのボーカルとからむサックスのトーンが悲しくも美しい。
エモーショナルなサックスのプレイに胸が熱くなります。

メン・アンド・ウィメン MEN AND WOMEN(featuring BRENDA RUSSELL)

貞夫さんは、かつてアメリカでもヒットチャートに出たようなアーティストなので、幅広い一流プレイヤーと交流があります。
ブレンダ・ラッセルは、ソングライター&キーボードプレイヤー。
Wikipediaによると、ソングライターとしては、スティーヴィー・ワンダーアレサ・フランクリンアース・ウィンド・アンド・ファイアードナ・サマー、スティング等多くのミュージシャンに楽曲を提供しています。
すごい才能ですね。
そして、この人、少しハスキーな美しいボイスでボーカルもすばらしいです。

「メン・アンド・ウィメン」は、キーボードとベースの奏でる印象的なイントロから始まります。
ラテンリズムの明るい曲です。
ブレンダのボーカルは、すばらしいです。
所々みせるファンキーなフレーズもカッコいいですね。

貞夫さんのサックスは、のびやかやで美しいトーン、すばらしいプレイですね。
ラテンぽいメロディーが楽しいです。
聴いていると、心が軽くなってきます。
気分が上がってくる最高の曲です。


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マイ・ディア・ライフ MY DEAR LIFE(featuring BRENDA RUSSELL)

渡辺貞夫さんの代表曲です。
彼が出演していたFM東京の番組のテーマ曲でした。
美しいバラード曲です。

この曲は、彼の様々なアルバムに入っています。
ジャズというのは、あまり楽譜どおりには演奏しないので、演奏者や演奏した日によって印象が異なります。
いろんなアルバムの「マイ・ディア・ライフ」を聴き比べてみるというのも、楽しいかもしれませんね。
ちなみに、僕は武道館ライブ『HOW'S EVERYTHING! 』(1980年)に収録されている「マイ・ディア・ライフ」がベストだと思います。

脱線してしまった。
このブレンダ・ラッセルのボーカルが入った「マイ・ディア・ライフ」も素晴らしいです。
貞夫さんは、自分の大事な楽曲にブレンダのボーカルを採用したのですね。
彼女の音域の広いボーカルは美しいですね。
とくに中音域〜ファルセットボイスがすばらしい。

貞夫さんのエモーショナルなサックスのプレイはいつ聴いてもすばらしいです。
胸が熱くなり涙が出そうになる。
最高の一曲、ぜひ、聴いてみてください。

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Sadao Watanabe

"Sadao Watanabe" by judhi is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

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あとがき

いつ聴いても、渡辺貞夫さんの音楽はすばらしいですね。
ジャズを普段聴かない人にもオススメです。

渡辺貞夫さんといえば、1978年の「カリフォルニアシャワー」が有名です。
なんと、ジャズの曲が一世を風靡しました。
それ以来、彼は第一線のアーティストとして活躍されています。

貞夫さんは、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を、いつもライブで演奏されています。

2021/01/16に Sadao Watanabe OfficalからYou TubeにUPされだ動画のリンクを掲載します。
下のメッセージが添えられていました。

また会えるときまで、みなさん元気でいてください。
Hope you're safe and healthy at home.

www.youtube.com

今日も最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

ShinSha

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