最近、ブログが停滞ぎみ。
書くのがしんどくなっています。
早速、読んでみました。
どう書いたらよいかなんて、悩むことはなかった。
おもしろい文章は、中身がおもしろい。
目からウロコが落ちました。
書くのに悩むより、読まれるネタを探そう!
著者プロフィール
この人、優秀な編集者なんですね。
出版不況の中、いくつもベストセラー を手掛けています。
「note」記事が150万PV!
目がくらむ〜(笑)
<著者略歴> 竹村俊助(たけむら・しゅんすけ)/編集者、株式会社WORDS代表取締役
1980年岐阜県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本実業出版社に入社。
書店営業とPRを経験した後、中経出版で編集者としてのキャリアをスタート。
その後、星海社、ダイヤモンド社を経て、2019年に株式会社WORDS代表取締役に就任。
SNS時代の「伝わる文章」を探求している。
主な編集・ライティング担当作は『段取りの教科書』(水野学)、『ぼくらの仮説が世界をつくる』(佐渡島庸平、以上ダイヤモンド社)、『メモの魔力』(前田裕二)、『実験思考』(光本勇介、以上幻冬舎)など。
手掛けた書籍は累計100万部以上。オンラインメディア「note」に投稿した「WORDSの文章教室」は累計150万PVを超える。
『書くのがしんどい』を読む
本書の前書きに書かれている内容をまとめました。
内容は具体的かつ実践的。
すごく説得力を感じます。
著者は「書くことは誰でもできる。皆んな、毎日何かしら文章を書いている。」と書いています。
たしかに、業務関係書類、報告書、メール、LINEなどの文章を書いていますね。
では、なぜブログやコラム、エッセイとなると書けないか?
著者は、原因をこう書いています。
文章が書けない理由はスキルではない。メンタルです。
原因はメンタルだから、書こうとすればするほど書けなくなる。
大切なのは「書くこと」ではない「伝えること」。
一流編集者からみると、そもそも気合を入れて「良い文章を書こう」などというのがまちがっているという指摘です。
よほどの大作家でもない限り良い文章など書けない。
だから、ライターは伝えることに徹するべきだということ。
「書くより、伝える」
なるほど、少し分かってきたような気がします。
ここがしっかり理解できれば、変わるかもしれない。
筆者は、書くのがしんどい5つの原因を挙げています。
そして、それぞれの対策を取れば、書くことは楽しくなると結んでいます。
- 「書くことがなくてしんどい」
- 「伝わらなくてしんどい」
- 「読まれなくてしんどい」
- 「つまらなくてしんどい」
- 「続かなくてしんどい」
まだ、この本3分の1しか読めていません。
今回は、上記から2つの「しんどい」の原因、対策についてご紹介します。
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書くことがなくてしんどい
筆者は「書くことがなくてしんどい」人の共通点は、自分のことを書こうとしていることだと書いています。
こういう人は、自分の中にコンテンツがなければだめだと思っているのだと。
鋭いですね。
自分も、きっとそういう傾向が強いですね。
この問題に対して筆者は下記の対策を書いています。
書けないときに見つめるべきは、『自分の内側』ではなく『外側』なのです。
書けないという人は「作家マインド」ではなく「編集者マインド」に切り替えることをオススメします。
編集者は「誰かに伝えたい」という思いさえあればいいのです。
なるほど。
しかし、編集者のように文章を書くには、ネタの仕込みが必要ですね。
そうか、書けない時は、ネタが足らない時なんですね。
悩んでいるより、ネタを探せ、ネタを仕入れろということか。
そういえば、最近ツィターを始めましたが、わずか140文字でも座ってうなっていても書けません。
外に出かけたり音楽を聴いているとネタが見つかり、自然にツィートできるようになる。
書けない時は外側を見つめろ、これはすばらしい言葉ですね。
続けてこの章には、こう書いています。
よくどう書くかにこだわる人がいます。
しかし、そこに悩む時間があるなら「何を書くか」というネタにこだわりましょう。
おもしろい文章は中身がおもしろい。
おもしろくない文章は中身がおもしろくない。
ただそれだけの話です。
最後のところは、目からウロコが落ちました。
これはものすごく大事なことですね。
やはりこの本、すばらしいですね。
自分の現状を改善するために、どうしたら良いか、はっきり分かってきました。
読まれなくてしんどい
「読まれなくてしんどい」
これが、現在の、僕の一番の悩みですね。
一所懸命に書いているけど、期待するほどPVは伸びません。
書いた文章が読まれれば、書くのも楽しくなると思います。
どこに原因があるのか?
どう対策を取ればよいのでしょうか?
この章に冒頭には下のように書かれています。
文章は基本的に読まれない。
みんな「読んもらえる」と思いすぎです。
さらに続いて、こう書いてあります。
「みんな興味あるでしょ?」というスタンスで書かれた文章は読まれない。
あなたの「書きたい」が、みんなの「読みたい」とは限らない。
大いに思い当たりますね。
僕の記事は「みんな興味あるでしょ?」で書いているし、自分の「書きたい」を書いてしまっています。
そこがダメだなんだな。
どうしたらそれを改善いけるのでしょうか?
そこがとても大事だと思うのです。
筆者は、こうすれば文章が読まれると書いています。
- 自分が描きたいものと、読者が読みたいものが重なるテーマを選ぶ
- 自分自身あるいは「たった一人の読者」に向けて届けるようにして書く
- 成分と効能を意識したタイトルやパッケージ、読者が喜ぶようなコンテンツに仕上げる。
ネット上のブログやSNSは、プロライターひしめく中に放り出されます。
その中で読まれるブログ、SNSの文章を届けるためには、やはりマーケティングが必要になります。
筆者は、自分が読みたい文章を書くことを頭に入れて文章を書くそうです。
ターゲットを他人にせざるをえない時には、「たった一人の読者」に向けて記事を書く。
誰かが読むだろうといく気持ちで書いた文章は誰も読まなくなる。
まず自分が読みたい文章に仕上げる。
これは勉強になりますね。
「成分と効能を意識したタイトルやパッケージ」とするには、ブログタイトル、導入部分がとても重要ですね。
これは、努力してより良い書き方を身につけたいですね。
"#76 - The Harvest Writer" by JohnONolan is licensed under CC BY 2.0
継続という希望
本書とは直接関係がありませんが、先日、先輩ブロガーさんの記事を読ませて頂きました。
とても感動したので、ここに掲載させて頂きます。
普通のブロガーにとって、開設半年〜十数か月はアクセスも収益も伸びず苦しい時期です。
アポロ (id:Apollojustice) 様の記事に、勇気を頂きました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
継続は力なり。
頑張るしかないですね。
あとがき
いやぁ、この本、実践的ですばらしい。
本当にすべてのブロガーさんに読んでもらいたい。
さすが、本が売れない時代の中で、ヒットを飛ばしてきた編集者です。
2週間ほど前、amazon kidle 半額セールの情報を調べていました。
この本のタイトルを見て、今の自分だと思いました。
思わず買ってしまった。
相変わらず、アフィリエイトのためにAmazonのワナにハマっています(笑)。
しかし、この本は買って良かったです。
激しくオススメします。
今日も最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
ブログ村、ライフブログ部門にエントリーしました。
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