どーも、ShinShaです。
今回はワクチンに関する最新ニュースの記事です。
流して読んで頂ければ、数分で、日本、世界の動きが分かります。
政府は10〜11月に希望者全員のワクチン接種ができると発表しています。
おそらく、このスケジュールは来年春まで遅延するでしょう。
世界では、ワクチン接種による感染予防ができないというトレンドになってきています。
これからは数ヶ月間隔で、ワクチンを打つことに変わっていくでしょう。
デルタ株が世界中で感染拡大中、オリンピック開催。
１回もワクチンを打っていない７割の日本人はどうなる💦
世界のワクチン接種状況、感染状況
人口100人あたり接種回数は イスラエル＞英国＞スペイン＞米国＞ドイツ＞中国。
イスラエルは成人の80%、英国は63%の接種が完了。
英国、EU、中国でワクチン接種が加速しています。
一方、米国は接種回数の伸びが鈍化してきました。
日本はやっと世界平均に到達。
しかし、欧米諸国の半分以下。
オリンピック開催国としては、まったく接種回数が足りない。
これが世界の評価です。
今回は、世界の新型コロナ感染データも併せて掲載します。
人口あたり新型コロナ感染者数は
英国＞南アフリカ＞ブラジル＞ロシア＞インドネシアの順。
成人の63%接種が終わった英国で急速にデルタ株の感染拡大が生じています。
1日の感染者三万人以上💦
それでも英国はロックダウン、規制を解除し経済再開に舵をきった。
背後に成人の70%にワクチン接種し、死者を抑えている自信があります。
今後は、経済活動を行いながらブースター接種（3回目接種）を進める。
この決断の今後に注目したい。
ワクチンでは感染予防ができないというトレンドになりつつあります。
今後は定期的にワクチンを打つ時代が続くことになります。
日本のワクチン接種は今後どうなる？
混乱する状況
前回コロナワクチン の記事を6月29日に書きました。
その記事で岐阜、山形のワクチンの不足の情報を書いたのですが、その後、全国でワクチン不足の情報が一気に出てきました。
ニュースソースは、立教大学教授、経済学者 金子勝先生（https://twitter.com/masaru_kaneko）なのですが、あらためて先生の情報網のすごさにびっくりしました。
また、7月6日には、モデルナワクチンが予定の35%しか入っておらず、それでも職域接種を強行、一気に受付中止に追い込まれたニュースが報道されています。
政府は5月上旬に、この事態を掌握していたが、東京都議選への影響を恐れて２ヶ月間情報を隠してきました。
ガースーが号令をかけた1日100万回接種の実施を優先した。
相変わらずガースー政権のやることには、国民への誠意が感じられません。
ただ、自らの政権維持のみが行動原理となっていることがよく分かります。
懸命に接種を進めてきた自治体や、ワクチン接種を待ちわびる人々に対して、説明責任があると考えます。
今後はどうなる？
混乱する状況の中、7月６日に河野大臣から下記のワクチン納入スケジュールが発表されました。
まずこの情報を検証します。
政府発表によると、これまでの接種者は、1回接種者数が3,600万人、2回接種者が2,100万人。
これに使われたワクチン量は7,800万回分となります。
また、すでに国内に入ってきたモデルナワクチンは1,400万回分。
以上を計算すると、未使用のワクチンが3,800万回分が国内に残っているという計算になります。
今回提示されたワクチンの数字には矛盾はありませんでした。
この表のとおり、ワクチンが調達できれば、6月上旬に政府が発表している2021年10月から11月までに希望者全員が接種できるということになります。
しかし、次項に示すように、デルタ株の世界的感染拡大より、世界的にRNAワクチンの需要が急増しています。
また、金子勝教授は、ファイザーとの供給契約は1年間の期間（来年春まで）であると伝えています。
最近では、政府の思惑通りワクチンが調達できてないことを考えると、予定どおり供給が進まないとみるのが正しいですね。
ガースーは、オリンピックが終わって国民の意識が高揚している中で、解散総選挙に入るというストーリーを描いています。
だからワクチンが入ってこないとは口が避けても言えない。
もう一つ書くと、解散前に一人10万円の給付金を配ると予想する識者も多い。
結論としては、今後、日本国内のワクチン接種スピードは低下し、希望者全員の接種には来年春までかかる可能性が大きい。
いずれにしましても、この1、2ヶ月間の情報を注視しなければなりませんね。
世界のニュース
それでは、この１週間の新型コロナワクチン に関する世界の動きを見ていきましょう。
オーストラリアがファイザーワクチン接種を加速している。
東南アジア全域でデルタ株が流行、過去最悪の感染状況となっています。
ファイザー社はデルタ株対策として、追加接種（ブースター接種）を米国で申請。
もはや２回の摂取では、デルタ株の感染予防ができないことが常識となりつつある。
シンガポールは中国製ワクチンの接種を統計から除外。
中国製ワクチンはデルタ株にはほとんど効果がないことが明らかになっています。
［シドニー ９日 ロイター］ - オーストラリアのモリソン首相は９日、米製薬大手ファイザーが１９日から新型コロナウイルスワクチンの供給を３倍超に増やし、週約１００万回分に引き上げると発表した。
豪州では現在、最大都市シドニーが今年最悪の感染拡大に直面している。
［９日 ロイター］ - 東南アジアでは、インドで最初に検出された感染力の強い新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の出現に加え、ワクチン接種が思うように進まない中で、感染者や死亡者が急増している。
インドネシア、マレーシア、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、過去最高の感染状況です。
［ニューヨーク ８日 ロイター］ - 米ファイザーのミカエル・ドルステン最高科学責任者は８日、同社が独ビオンテックと開発した新型コロナウイルスワクチンについて、３回目の追加接種（ブースター接種）の許可を来月中に米食品医薬品局（ＦＤＡ）に申請する方針だと述べた。
２回目の接種から半年経過すると再感染リスクが高まる証拠が出てきたことや、感染力の強いインド由来の変異株（デルタ株）の広がりが理由だ。
［シンガポール ７日 ロイター］ - シンガポール保健当局は７日、中国の科興控股生物技術（シノバック・バイオテック）が開発した新型コロナウイルスワクチンを接種数の統計から除外したと発表した。
EUが米国米ジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）のワクチンを調達。
同社発表のデルタ株への有効性データから、再評価が始まった。
英国はデルタ株の感染拡大が続く中、規制緩和、経済再開優先に舵を切りました。
背後には、成人の焼く70%が接種完了し、死者発生を抑えれている自信があります。
英国らしい合理的な決断だと思います。
ロシアモスクワでも感染拡大。
ロシア製ワクチンスプートニクは、名前がいいが効かないのかな💦
日本はモデルナワクチンが注文の34%しか調達できていないことを事後発表。
都議選への影響を恐れて2ヶ月間情報を隠していた。
バイデン米大統領は、デルタ株感染を恐れて、国民への接種の呼びかけ。
［ブリュッセル ６日 ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）加盟諸国は、米ジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）の新型コロナウイルスワクチンを追加で約４０００万回分発注した。欧州委員会の報道官が明らかにした。
１回の接種で済む同社製ワクチンに対する信頼感を示す動きだが、発注量は契約上可能な量を大幅に下回っており、慎重な姿勢もうかがえる。
［ロンドン ６日 ロイター］ - 英国のジャビド保健相は６日、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した人と接触した場合でも、ワクチン接種が完了していれば、８月１６日から自主隔離の義務を解除すると発表した。子どもの隔離義務も解除する。
［モスクワ／ワルシャワ ６日 ロイター］ - 新型コロナウイルス変異株で感染力の強いデルタ株（インド型）が拡大しているロシアで６日、過去２４時間の感染による死者数が７３７人と、過去最悪を記録した。
［東京 ６日 ロイター］ - 加藤勝信官房長官は６日午後の会見で、新型コロナワクチンの米モデルナ社の供給について、６月末は当初予定の４０００万回から１３７０万回に減少していたことを明らかにした。
［６日 ロイター］ - バイデン米大統領は６日、インドで最初に検出された感染力の強い新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」が広くまん延していることから、ワクチン接種をまだ受けていない国民に対し接種を急ぐよう呼び掛けた。
タイでは、医療専門家の中でファイザーワクチンによるブースター接種（三回目接種）を求める声が高まっている。
成人の80%以上が接種完了のイスラエルでデルタ株の感染拡大。
イスラエル保険省発表ではファイザーワクチンの感染予防効果は64%。
ただし重症化予防効果は93%と有効。
フランス・スペインでもデルタ株の感染拡大傾向が続く。
ワクチン接種を推進している。
ジョンソン・エンド・ジョンソンワクチンが摂取後８ヶ月も、デルタ株に有効な免疫反応を示すことが明らかになった。
同社製品は最近、不評でしたが、再評価の動きが出てきました。
［バンコク ５日 ロイター］ - タイの保健省が、国内の医療関係者に一般的に接種されている中国製ワクチンの効果に疑念を持たれるのを避けるため、医療関係者に対する欧米製ワクチンのブースター（追加免疫）接種の見送りを検討したことを示す内部メモが流出し、医療専門家などの間で米ファイザー／独ビオンテック製ワクチンのブースター接種を求める声が高まっている。
［エルサレム ５日 ロイター］ - イスラエル保健省は５日、米ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの予防効果が低下しているとの報告書を発表した。しかし、重症化の予防には依然有効とした。
報告書によると、無症状を含むコロナ感染症に対する予防効果は６月６日時点で約６４％、入院や重症化予防での効果は９３％。［５日 ロイター］ - 英政府は５日、新型コロナウイルス制限の緩和に向けて新たな段階に入ると発表した。７月１９日から国内のスタジアムで満員の観客動員を再開するという。
１２日に承認されれば、国内で実施されている制限が全て解除される。
ジョンソン首相は記者会見で「第４ステップでは屋内、屋外で集まる人数制限を解除する」と述べた。
［マドリード ５日 ロイター］ - スペイン当局が５日公表したデータによると、国内の新型コロナウイルス感染者が２日以降に３万２６０７人増え、増加幅は前週末よりも８５％拡大した。
デルタ株がワクチン未接種の若年層で広がっている。
［パリ ４日 ロイター］ - フランスのベラン保健相は４日、国内で新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が広がっており、７月末までに感染の第４波が起こる可能性があると指摘し、可能な限り多くの人がワクチンを接種すべきだと訴えた。
［１日 ロイター］ - 米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン（Ｊ＆Ｊ）は１日、同社が開発した１回接種型の新型コロナウイルスワクチンが、インドで初めて確認された「デルタ株」など感染力の高い変異ウイルスに対して強力かつ持続的な免疫反応を示したと発表した。
以上のニュースヘッドラインはすべてロイターから引用しました。
https://jp.reuters.com
あとがき
東京では、明日7月12にから4回目の緊急事態宣言。
政府はオリンピック開催期間中に医療崩壊となったら、面目がつぶれると考えているようです。
これまで何一つ科学的感染予防対策を行なってこなかったツケ、自業自得です。
このところのオリンピックニュースのバタバタは、世界中のSNSで嘲笑の的です。
政府・役所の劣化ぶりを痛切に感じます。
個人的には、来週１回目のワクチン接種の予約が取れています。
しかし、２回目のワクチンが未使用の3800万回の中に入っているどうか瀬戸際💦
今日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
ShinSha
ブログ村、ライフスタイル部門にエントリーしました。
お手数ですが、下のバナーをプチッとクリックして頂くと大変嬉しいです 🙇♂️
