どうも、ShinShaです。
今回はなつかしい洋楽のお話です。
僕は中学〜高校生の頃に聴いた洋楽の魅力が忘れられません。
ラジオから、雑音が混じりながら流れてきた、心躍るポップス。
今日はなつかしい音楽を聴いて、昔のことを少し思い出しましょうか。
ラジオで聴いた懐かしいポップス
本屋さんが一軒もない田舎町に、僕は育ちました。
部活と学校の往復、本を読む以外に遊ぶものなんてなかった。
中学生になってから、トランジスタラジオを買ってもらいました。
受験勉強を始めて、深夜ラジオを聴くようになったのです。
少し経つとラジオから流れてくる、ビートが聴いた洋楽に夢中になりました。
深夜放送の方が勉強より楽しくて、毎晩12時過ぎまで起きていました。
僕はいまでもラジオが大好きです。
僕が洋楽を聴き始めたのは、ビートルズが解散したした少し後。
残念ながらリアルタイムでビートルズを聴くことができませんでした。
でもビートルズのヒットで音楽産業が盛り上がり、次々と新しいアーティストが生まれた時代でした。
初めて聴いたシカゴ、チェイスなんかにはびっくりしました。
そして、少しずつ海外のアーティストのシングル盤やLP盤を買うようになっていきました。
当時はPCもスマートフォンもインターネットもなかったのです。
アーティストの情報はレコードのライナーノーツを読んだり、やラジオで聴くしかなかった。
アーティストが歌ったり演奏する姿なんて、見たことはありませんでした。
恥ずかしいことですが、僕はカレン・カーぺンターがドラムを演奏することを、数年前まで知りませんでした💦
顔も知らないアーティストもたくさんいます。
最近でも歌詞を訳して、こんな内容の曲だったと驚くこともしばしば。
そんな時代でした。
それでも十代の頃に聴いた音楽の感動は、50年近く経っても記憶に刻まれている。
今よりモノなんてなかったけど、本当に楽しかったなぁ。
だから無性に懐かしい洋楽を聴きたくなることがあるんです。
とっておきの60-70’sポップスをご紹介
今回は70年代洋楽ヒットから、3組のアーティストの楽曲を紹介します。
ちょっと渋いところも混ぜてあります(笑)
初めて名前を見た人も、曲を聴けばきっと思い出します。
どの曲も日本でも大ヒットした名曲ばかり。
いま聴いても素晴らしい輝きを放っています。
ザ・スプリームス(シュープリームス)
ザ・スプリームス(The Supremes)は、アメリカ合衆国の4人組ガールズ・グループ。
1959年結成、1977年解散で、全盛期は1964年ごろから1969年まで。
1959年、ザ・プライメッツ(The Primettes)として結成。
1961年、ザ・スプリームスと改名してモータウンと契約した頃には3人組となっていた。
スプリームスは、モータウンの社長の強力なプッシュを受け、ヒットを連発。
1964年6月発売の「愛はどこへ行ったの」が、初の全米No.1となったのを皮切りに、シングルが5作連続全米No.1を記録。
一躍全米のアイドルグループとなる。
引用:Wikipedia
モータウンは1959年にアメリカのデトロイトで設立されたレコードレーベルです。
ダイアナ・ロス&スプリームス、スモーキー・ロビンソン、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5など大スターが所属していました。
60年代に人種差別を超えて、良質な音楽を世界中に届けたモータウンの功績は大きいですね。
当然のことながら、モータウンの音楽は日本にも大きな影響を与えました。
細野晴臣、山下達郎、大滝詠一さんなどの偉大なアーティストたちも強い影響を受けています。
細野晴臣さんはこんな話をしていました。
モータウンはジャズ出身のプレイヤーが多くてべースなんかもむちゃくちゃ上手い。
レコード聴いたって、どうやって弾いているか分からない。
だから、映像が届くと夢中で弾き方をマネした。
長くなってしまいました。
それでは、ザ・スープリームスのヒット曲を2曲お聴きください。
「恋はあせらず」"You Can’t Hurry Love” 1966
恋をしたいの
Oh 心を癒したいの
私に声をかけてくれる
誰かを見つけたいの
I need love, love
Ooh, ease my mind
And I need to find time
Someone to call mine
でもママがいったわ
恋は急いではダメ
ただ待つだけでいい
そんなに簡単には来ないのよ
ギブ・アンドテイクのゲームだから💦
My mama said
You can’t hurry love
No, you’ll just have to wait
She said love don’t come easy
But it’s a game of give and take
恋は焦っちゃだめ
待たなきゃいけないの
いい時が来るのを信じるの
どれだけ時間がかかってもね
You can’t hurry love
No, you’ll just have to wait
Just trust in a good time
No matter how long it takes
「ラブ・チャイルド」”Love Child” 1968
ラブ・チャイルド、望んだわけじゃない
ラブ・チャイルド、貧しい中で生まれて
ラブ・チャイルド、望んだわけじゃない
ラブ・チャイルド、私を見て
Love child, never meant to be
Love child, born in poverty
Love child, never meant to be
Love child, take a look at me
私の人生は古くて寒い
スラムの安アパートから始まった
父は去りママと結婚さえしなかった
私とママは”罪”を分け合い
名前がないのを知られるのが怖かった
I started my life in an old, cold run down tenement slum
My father left, he never even married mom
I shared the guilt my mama knew
So afraid that others knew I had no name
※ Love Child : 私生児
ミシェル・ポルナレフ
続いて紹介するのは、フレンチポップスの大物アーティスト、ミシェル・ポルナレフ。
いまでも、何だか「シェリーに口づけ」を聴くと胸が躍ります。
あの頃の楽しい思い出が、この曲にリンクしているのです。
当時はフランスのポップスも日本に入ってきてました。
ダニエル・ビダル、ジリオラ・チンクエッティなどの楽曲も日本でヒットしました。
ミッシェル・ポルナレフのプロフィールです。
ミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff, 1944年7月3日 - )はフランスの歌手、シンガーソングライター、コンポーザー。
フランスでは国民的歌手としての人気があり、日本でも「シェリーに口づけ」、「愛の休日」など 70年代前半の日本で、非常に高い人気を誇った。
引用:Wikipedia
ポルナレフも日本のアーティストへ影響を与えていますね。
井上陽水の初期のアフロヘアーは、モロにポルナレフの影響です。
ユーミンもポルナレフの楽曲の影響を受けているようです。
それでは、ポルナレフの70年代のヒット曲を2曲紹介します。
「シェリーに口づけ」"Tout, Tout Pour Ma Chérie" 1971
すべては愛しい君のため (x4)
ねえ 一緒においで
僕の腕にぶらさがって
とても淋しいんだ
声が聞こえなくて 姿も見えなくて
君がいない時は
tout, tout pour ma chérie, ma chérie (4x)
Toi, viens avec moi
Et pends-toi à mon bras
Je me sens si seul
Sans ta voix, sans ton corps
Quand tu n’es pas là
ねえ おいで
そうこっちへ 近づいて
君のことは何も知らない
名前も年齢も知らない
でも君は後悔しないよ
だって僕は君にすべてを与えるから
Oh oui, viens !
Viens près de moi
Je ne connais rien de toi
Ni ton nom, ni l’âge que tu as
Et pourtant tu ne regretteras pas
Car je donne
「愛の休日」"Holidays" 1972
ホリディズ おお ホリディズ
空から教会や団地が見えるよ
人々が愛する神は何をしている?
神は宇宙にいるのに
地上はずいぶん下にある
ホリディズ
Holidays, oh holidays
Des églises et des HLM
Que fait-il le Dieu qu’ils aiment?
Qui vit dans l’espace
Que la terre est basse
Holidays
ホリディズ おお ホリディズ
海に飛行機の影が映るよ
砂漠の前触れのように海が現れる
潮がずいぶん下がっている
ホリディズ
Holidays, oh holidays
De l’avion, l’ombre prend la mer
La mer comme une préface
Avant le désert
Que la mer est basse
Holidays
アルバート・ハモンド
もう1人忘れられないアーティストがいました。
そう、あの「カリフォルニアの青い空」のアーティストです。
調べてびっくりした。
彼、イギリス出身なんですね。
アルバート・ハモンド(Albert Hammond、1944年5月18日 - )は、イギリス出身のシンガーソングライター。
「カリフォルニアの青い空」「落葉のコンチェルト」のヒットで知られる。
息子はザ・ストロークスのアルバート・ハモンドJr.。
ジブラルタル出身の両親が第二次世界大戦の影響で避難していたロンドンで生まれる。 大戦後にジブラルタルへ戻り、幼少期を過ごす。
1969年にはイギリスのボーカルグループ、The Family Doggに参加。
1970年代に入り、アメリカ合衆国に移住。
1972年に「カリフォルニアの青い空」がビルボード最高位5位。
引用:Wikipedia
アルバートは、作曲家としても活躍しました。
カーペンターズの「青春の輝き」は彼の書いた曲です。
「カリフォルニアの青い空」"It Never Rains In Southern California" 1972
西部行き747便に乗ったんだ
何をしたら良いのか 考えもなかった
チャンスがあるって話は
ぜんぶTVや映画でのお話さ
本当らしく そう本当らしくさ
Got on board a westbound seven forty seven
Didn’t think before deciding what to do
All that talk of opportunities,
TV breaks and movies
Rang true, sure rang true
カリフォルニアの南では雨が降らないらしい
そんな話をたびたび聞いたかな
カリフォルニアでは雨が降らない
でもね 誰も教えてくれなかったけど
降れば土砂降り 土砂降りなんだよ
Seems it never rains in Southern California
Seems I’ve often heard that kind of talk before
It never rains in California,
but girl, don’t they warn ya
It pours, man, it pours
「落葉のコンチェルト」"For The Peace Of All Mankind" 1973
ハロー、グッドバイ
詮索する質問なんていらない
もうはっきり分かっている
どうして僕が分かっただろう?
きみがこんなに素敵だなんて
Hello, goodbye,
no searching questions,
that was clearly understood
But how was I to know
that you would be so good?
平和のために
人類皆んなの平和のために
君は出て行ってくれ
僕の心の中から消えてくれ
ベッドルームのドアを閉めて出て行ってくれ
すべて昔のように戻してくれよ
For the peace, for the peace,
for the peace of all mankind
Will you go away, will you go away,
will you vanish from my mind
Will you go away and close the bedroom door
And let everything be as it was before
なつかしい名曲を最高な音質で
僕はDAC、イヤホンでハイレゾミュージックを聴いていますが、美しい音質にウットリします。
なつかしいポップスがますます好きになりました。
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おわりに
音楽には力がある。
理屈抜きに楽しいものには、誰にも争うことができません。
ある意味では、ポップミュージックが時代を変えてきたといえるでしょう。
公民権運動にも東西の壁が壊れたところにも、ポップミュージックがありました。
チェコにも香港にもレノンウォールが現れました。
音楽は本当に素晴らしい。
時には、なつかしいポップスを聴くのも良いものです。
調べれば、いろいろ楽しい発見があリます。
音楽とともに無邪気で楽しかったあの時代が蘇ってきます
ShinSha