どうもShinShaです。
今回はiヤホンintime 碧(SORA) -Light (2019Edition) のレビューです。
この製品はオーツェイド(株)が展開する国産ブランド intime(アンティーム)のエントリーモデルです。
この製品の価格は5,000円以下クラス(アマゾン販売価格 4,632円、2023年9月)。
時間をかけて色んな音楽を聴きましたが、このクラスのベストバイ、そして最高のエントリーモデルだと思います。
音質のバランスが良いので、美しいクラシックからビートの効いたポップスまで、この一本で楽しむことができます。
独自技術のセラミックツィータVSTの再生する高域の音がクリアでとても美しいです。
一度この音を聴いたら、このイヤホンを手にれたくなります。
この製品はインピーダンスが小さく、スマートホンでも迫力ある音を鳴らすことできます。
詳細なレビューは下記を参照ください。
intime 碧-Light (2019Edition)について
国産ブランド intime
intime(アンティーム)は群馬県高崎市にあるオーツェイド株式会社が展開するオーディオブランドです。
独自の積層型セラミックツィーターVST(Vertical Support Tweeter)を用いたイヤホンを開発し、これが最大の特徴です。
VSTの再生する超高域(10KHz-)の音がクリアでとても美しいのです。
intimeのイヤホンを一度聴いたら、手に入れたくなってしまいます。
コストパフォーマンスが高く、音質が優れたハイレゾイヤホンは若い世代にも人気があります。
VST(Vertical Supoort Tweeter)はオーツェイド(株)が保有する独自の技術です。
VSTはセラミック薄板の両面に電極を付け、電流を流すと振動する性質を利用して音を出すのです。
下にintime製イヤホンの基本構造図を掲載しました。
主に低域〜中高域の音を再生するウーハーと、高域〜超高域を再生するセラミックツィーターVSTが同軸に配置されるシンプルな構造になっています。
intime 碧-Light (2019Edition) について
intime 碧-Light (2019Edition) に関するメーカーの説明をまとめました。
この度お客様のニーズにお応えできる軽量かつ「碧」を凌ぐコスパイヤホン「intime碧(SORA)-Light」を開発を企画し、実に開発期間は9ヶ月におよぶ製品がここに誕生いたしました。
「碧-Light」では、セラミックツイータVSTの共振周波数を変更させ、より効率の良い高周波再生能力を持たせることに成功しました。
「Light」というイメージとは逆に、深く広がりのあるサウンドはセラミックサウンドの新しい可能性さえ感じさせてくれます。
またその再生周波数特性に関しては「碧」にも負けないフラット性を実現しています。
特にボーカルが得意なジャンルですが、その後ろにある楽器の情報量も秀逸で是非視聴して頂きたいです。
価格的には「intime碧」の弟分として位置づけていますが、そのクォリティの高さは兄貴分の「碧」にも負けていません。
さらに碧よりも軽量なため、より気軽に「日常に良い音を」という弊社コンセプトのもと、ハイクォリティなサウンドを自由に持ち出せるそんなイヤホンをここにご提案いたします。
引用: https://intime-acoustic.jp/
軽量で屋外でもカジュアルに使える音質の良いイヤホン。
製品開発当たって、筐体の変更、VSTのチューニング、イヤーピース、ケーブル素材の変更も行われています。
低コストながら、最高の音質のエントリー製品を目指して、8ヶ月の期間を費やして開発された製品です。
製品仕様
intime 碧-Light (2019Edition)
形式:φ10mmグラフェンコートウーハー
セラミックツイータ VST
再生周波数帯域:20 HZ - 40KHZ
インピーダンス:22 Ω、感度:102 dB/mW
接続:3.5mm アンバランス接続
本製品はインピーダンスが小さいので、スマートホンに直接挿しても十分な音量で音楽を楽しむことができます。
購入イヤホンの写真
このイヤホンは、e☆イヤホン秋葉原本店で中古で購入しました。
よく見ないと発見できない傷しかないのに、お値打ちの価格で購入できました。
音質は下の評価のように、素晴らしかったです。
製品レビュー
総合評価
intime 碧-Light (2019Edition)
総合 :☆☆☆☆
デザイン・質感:☆☆☆☆
装着感 :☆☆☆☆
サウンド :☆☆☆☆
<音質バランス>
[コメント]
低域〜高域まで音のバランスがよく、どんなジャンルの音楽でも楽しむことができます。
特にボーカル、ピアノ、管楽器などの音が印象的です。
セラミックツィータ VST が再生する超高域の音の響きが素晴らしく、女性ボーカル、ピアノなどの音がクリアで美しいです。
この音を一度聴いたら、このイヤホンが欲しくなります。
低域が弱いというレビューが多くありましたが、エージングして、イヤーピースをしっかり装着すれば、低域も十分な音圧が得られます。
ロック、ポップ、アニソンなど、ビート感が大事な音楽も楽しく聴けます。
ただし上位機種(碧-2)と比べれば、低域の音のキレが悪いかな。
5,000円未満な価格で、この音質レベルの製品には出会ったことがありません。
最高のエントリーモデルといえるでしょう。
サウンド・インプレッション
例によって、かなりの数の曲をintime 碧-Light (2019Edition)で聴き込みました。
下記の試聴曲にリストアップした曲は、このイヤホンで聴いて素晴らしいと感じた楽曲です。
[ボーカル曲]
まず、いつものボーカル曲から。
ハイレゾ音源 中島美嘉 “ORION with ensemble”。
艶かしいヴォーカルとストリングスの響きがきれいですね。
ビリー・アイリッシュ”Bud Guy”、”What Was I made For”。
倍音が豊かな、ビリーのボーカルがとても美しいです。
素晴らしいサウンドにうっとりしてしまいます。
YOASOBI “夜に駆ける”。
ベース音のビートが伝わってきます。
Ikuraちゃんのボーカル、エレピのサウンドがノリ良く楽しめます。
[ピアノ]
反田恭平が弾く”ラ・カンパネラ”。
情感豊かなピアノの響きが美しいです。
この倍音の豊かさはセラミックツィーター VSTサウンドの特徴です。
ビル・エバンス ”You Must Believe in Spring”。
この曲も素晴らしいなぁ。
胸が締め付けるような美しさです。
このイヤホンはピアノの響きがなかなかすばらしいなぁ。
[ギター・管楽器]
不世出のギタリスト、ジェフ・ベック ”悲しみの恋人たち”。
S.ワンダー作曲の哀しく美しい名曲。
ジェフの泣きのギター音が美しいです。
エレキギターの音もなかなか良いです。
アート・ペッパー”You’d Be So Nice To Come Home To”。
ペッパーのSAX音はリアリティがあります。
ただし、チェンバースの弾くベースが少し弱いのが残念。
レビュー製品商品リンク、音楽サブスクリプション
イヤーピースのサイズが合わない時には、このイヤーピースと交換すると良いですよ。
POP、ジャズ、クラシックの名盤のハイレゾ化が進んでいます。
音楽サブスクリプションの音質が素晴らしく向上しています。
ハイレゾ音源はApple Music、Amazon Music Unlimitedだけです!
素晴らしい音質で名曲を聴きましょう ♪( ´θ`)ノ
試聴曲
[POP]: 中島美嘉 ”ORION with ensemble”、宇多田ヒカル”First Love”、YOASOBI “夜に駆ける”, “アイドル”、ビリー・アイリッシュ ”Bad Guy”, “What Was I made For” 、ジェフ・ベック ”悲しみの恋人たち”, “People Get Ready”
[Jazz、Classic]: アート・ペッパー ”You’d Be So Nice To Come Home To” 、マイルス・ディビス”Blue in Green”、ビル・エバンス ”You Must Believe in Spring”、反田恭平 “ラ・カンパネラ”
[試聴環境]:音源:Apple Music (ロスレス、ハイレゾロスレス)、DAC: Fiio K7
デザイン・製品の質感
機能的なデザインは好印象です。
テイルの透明樹脂もきれいですね。
必要十分なクオリティのデザイン、質感だと思います。
装着感
この製品の耳への装着感は良好です。
スムーズに装着することができました。
付属イヤーピースは遮音性も高く、音質を保持してくれます。
おわりに
僕の家には、いまintmeのイヤホンが3本、マエストロオーディオのイヤホンが1本。
気がつけば、オーツェイド(株)の作ったイヤホンで、コレクションがすっかり塗り替えられてしまった。
セラミックスツィーターVST(RST)の音が、魅力的だからこうなった訳です。
国産の製品がメインとなるのは良いことです。
しかし、今後の企画はどうするのか💦
悩みはますます深まるのでした😅
ShinSha