時の化石

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イヤホン vs ヘッドホン :音質や使いやすさを比較

どうもShinShaです。今回は久々にイヤホンの記事です。昨年末にちょっとしたきっかけで購入したヘッドホン。年末から1ヶ月、5、6年ぶりにヘッドホンをじっくり聴いたけど、やっぱり良いですね。最近はヘッドホンとイヤホンで音楽を聴く比率が半々ぐらいになってきました。

今回はイヤホンとヘッドホンの違いについて考えてみました。結論を言うと、音質では大きな差はありません。最近のイヤホンは本当によくできていると思います。確かに音の迫力などはヘッドホンは優れていますが、イヤホンは小さくて軽くて使いやすいですからね。ライフスタイル、音楽の好みで選べば良いと思います。

ヘッドホン、イヤホンの差はあるのか

ヘッドホン、イヤホンの良いところ・悪いところ

まず、イヤホンの良いところ・悪いところを挙げます。
○ 小さくて軽い
○ 運動中や夏でも使える
✖️ 耳に入れなければ使えない
✖️ 耐久性に劣る

次にヘッドホンの良いところ・悪いところを挙げますね。
○ 音に迫力がある
○ 耳に入れなくても音楽が聴ける
✖️ 大きくて重い
✖️ 夏は蒸して使うのがつらい

イヤホンはやはり軽くて携帯性が良いことが利点ですね。走りながらも使えたりします。欠点としては耳に入れなければならいないことです。耳に合わない、耳に入れるのが嫌いな人は結構多いです。

ヘッドホンはドライバーが大きいから低域の迫力があります。しかし、僕は夏に使っていてイヤになってヘッドホンをやめました。夏のヘッドホンは辛いです。また、久々にヘッドホンを買ったら置き場所に困りました💦これについては良いツールを見つけたので、後で紹介します。

"CL Society 171: Nike Fit" by francisco_osorio is licensed under CC BY 2.0.

スペックを比較してみた

今回比較するのは、モニターヘッドホン SONY MDR CD900ST とイヤーモニター SONY MDR EX800ST の2つです。SONY MDR CD900ST は、ソニーソニー・ミュージックスタジオが共同開発した完全プロ仕様のモニターヘッドホンです。一方で、SONY MDR EX800ST はそのイヤホン版で、同様にプロがスタジオで使用することを目的に開発された製品です。

下にこの2製品のスペックの比較表を掲載しました。両方の製品で大きく異なるのは、ドライバーの大きさ、重さ、そしてインピーダンスです。やはりヘッドホンはイヤホンと比べたら大きくて重いです。製品の重さは何と30倍も違うんですね。

ダイナミック・ドライバーの面積はモニターヘッドホンはイヤーモニターの6.3倍。MDR EX800STはドライバーサイズが16mmとイヤホンの中では最大級の大きさですので、通常のイヤホンでは10倍以上の面積の差があります。

ヘッドホンはイヤホンよりもインピーダンスが大きいため、スマートホンでは十分な音量を出せないことがあり、基本的にアンプが必要となります。今回比較した2つの製品は同じチームでモニタースピーカーの音を聞きながらチューニングされており、再生周波数帯域もほぼ同じになっています。だからヘッドホンとイヤホンの差をはっきりと比べることができると考えたのです。

スペックの比較

モニターヘッドホン SONY MDR CD900ST(上)とイヤーモニター SONY MDR EX800ST(下)

音楽を聴き比べてみた

ヘッドホンを久しぶりにじっくり聴いて感じたことは、イヤホンの音と大きな差がないということです。イヤホンとヘッドホンを交換して、同じ曲を聴いても違和感はありません。最初はこれに驚きました。最近のイヤホンは本当によくできていますね。

しっかりした製品はハーマン・ターゲット・カーブを使ったり、ダミーヘッドを使ってチューニングされています。ハーマン・ターゲット・カーブは素晴らしいです。耳の外で鳴るヘッドホン(OE)と、耳の中で鳴るイヤホン(IEM)では、カーブが異なっているのです。

つまりイヤホンが耳の中で鳴る補正がしてあり、メーカはこのカーブを目指して製品をチューニングします。だから驚くほど、イヤホンとヘッドホンの音に差を感じないのです。イヤホンが好きな人は、心配しないでイヤホン道を追求すれば良いです。


ハーマン・カーブ、青:ヘッドホン(OE)、赤:イヤホン(IEM), Shopping for headphones? You should know about the ‘Harman curve’ から引用

しかし、ヘッドホンとイヤホンではわずかに差があります。ヘッドホンには耳全体が震えるような低域の迫力があります。これはダイナミック・ドライバーの面積が大きく異なるためです。

そしてもう一つ、ヘッドホンが優れているのは音場の広さ、空間表現力です。人間は両耳で感じる音圧の差、音の反射、屈折から生じる音などから空間を捉えます。しかし人間の聴覚ってすごいですね。空間表現力の差もダイナミック・ドライバーの面積に影響を受けるんですね。

少し前にある製品のレビューを読んでいたら、ヘッドホンで聞くシンフォニーは六畳間にオーケストラ全員が座って演奏しているような感じだとありました。そうするとイヤホンだと一畳くらいになっちゃうのかな💦 確かにイヤホンでコンチェルトやシンフォニーを聴くと楽器の位置をなかなか感じられません。

いろいろ書きましたが、ヘッドホンとイヤホンの音にはそれほど大きな差はないと思います。イヤホンは小さくて軽くて使いやすいのが大きな利点です。また、値段もイヤホンの方が安いですからね。ライフスタイルや音楽の好みで選べば良いのだと思います。

"Close Up Shot of Girl Wearing Black Wired Headphones" by bradjavernick is licensed under CC BY 2.0. <br>

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おわりに

ということで、最近はイヤホンとヘッドホンの両方を聴いていますが、気温が上がってくれば迷わずイヤホンを使います。日本の夏はバカみたいに暑いからね。PCオーディオファンは両方持っていた方が良いですね。さらに深く音楽を楽しめると思います。

昨年秋からクラシックを聴くようになり、シンフォニーやコンチェルトを聴く機会も増えました。そのようなことで、僕の関心はイヤホンから音場の広いヘッドフォンに移りつつあります。バランスド・アーマチャアの音が嫌いだからなぁ。どうしても追求するのはヘッドホンになるのかなぁ。

また、最近はイヤホンとヘッドホンの上流のDACやアンプにも興味が出てきました。斉藤幸平さんの本を読んでも、なかなか資本主義から抜け出せない自分に焦りながら、せめて良いものを見つけて長く使おうと考えています。
ShinSha